お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

初めて読み聞かせで笑った!赤ちゃん向け絵本を全力でレビューしてみた①(追記あり)

今日は近くの図書館で、赤ちゃん向けの絵本をたくさん借りてきました。

 

借りたのはこちらの9冊です!今回はこれらの絵本のレビューを簡単にしていきますので、赤ちゃんに絵本を買いたい・知人の子にプレゼントしたいけどどれを買えばいいのかわからない……という方の参考に少しでもなればいいなと思います(^^)

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たくさんあるので、今日紹介するのはこちらの4冊です★

 

それでは早速レビュー、行ってみましょう!(^^)

 

1、『しろくまちゃんのほっとけーき』 娘のお気に入り度★★★☆☆

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この本は巻末に書かれている「ねらい」の通り、

 

『①大きなホットケーキを食べるうれしさ』

『②ホットケーキができる過程への興味』

『③自分でつくるということの魅力』

 

これらを道具や材料、一緒に食べる相手などを盛り込みながら楽しく教えてくれるものです。絵柄はシンプルながら、色合いがかわいく、何よりホットケーキが本当においしそう!!見てるだけでバターの匂いがするような、すばらしいふっくら加減。

 

ストーリー仕立てになっていて、文章は基本的にしろくまちゃんたちのセリフだけでできています。「?」とか「!」とかもついていない超シンプルな文章なんですが、これがかえって、文章に引っ張られずに自分が実際にしゃべる時の言い方で読めるので、やりやすいなーと感じました。

 

絵本の影響なのか、もともと好きだからこの絵本を気に入ったのかはわかりませんが、私は小さい頃から料理やお菓子を作るのがとにかく好きで、よく姉や母と一緒に色々作っていました。ホットケーキができる様子がこんなにおいしそうに描かれていたら、「自分も作ってみたい!!」と思う子も多いんじゃないかなと思います。

 

娘は「ふわふわ」「ごとごと」などの部分に合わせて体をほわほわ触ったり、揺らしたりするとちょっと楽しそうにしてたので、お気に入り度は3にしました(^^)

 

 

2、『ごぶごぶ ごぼごぼ』 娘のお気に入り度★★★★☆

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カラフルな丸がたくさんあったり、重なったり。抽象的な絵ですが、効果音が文字で書いてあることで、「これは波かな?」「シャボン玉かな?」など、想像力が掻き立てられます。

 

これも1の絵本以上に端的な音しか書いていないので、棒読みしたら何がなんだかわからない感じになってしまいます。だからこそ、読み手としてもできるだけ絵と合わせて子どもに何か伝わりそうな効果音を頑張って発音しようという気になりやすいです。

 

(↑これ、私みたいに「感情込めて読み聞かせするのはなんか恥ずかしいな……」と無駄に人目を気にしがちな人間には大事!やるしかないという背水の陣ですね……笑)

 

色々な効果音がある中、娘は「ぷわぷわぷわ」という部分でちょっと笑顔になったので、お気に入り度は4。他の部分ももう少し工夫して発音してみようと思います!

 

3、『がたん ごとん がたん ごとん』 娘のお気に入り度★★★★☆

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汽車が哺乳瓶やコップ、猫など色々な「乗客」を乗せて運んでいくお話です。ちょうどミルクから離乳食、普通食で使う物が出てくるので、赤ちゃんにとってもなじみがあっておもしろいかも(^^)

 

そして、「乗せてください」や「終点です」など、電車に関するセリフも入っているので、電車好きな子はハマりそう!お客さんを乗せて運び、目的地に連れて行くという一連の流れがわかるので、これをきっかけに乗り物に興味を持つ子もいるんじゃないかな?

 

娘の反応としては……最近絵本のページを自分でめくりたがる時がけっこうあるんですが、それが発動しました。同じ本でも日によってめくったりめくらなかったり、全部のページではなかったりとランダム要素が強いので、この絵本が好きなのかどうかはわかりませんが、とりあえず絵本として興味は示したかな?ということで星2つです。

※私的には「もっと喜びそうなのに!」と思うくらいいい感じの絵本でした。

 

【追記】

次の日もこの絵本を読んでみたのですが、少し工夫してみたら娘が手足をパタパタさせて喜びました!

 

それぞれの駅で待っているお客さんを最初は手で隠し、「がたんごとん」と汽車が進む音に合わせてだんだん手をずらして、その姿が見えるようにし、文にはないですが「誰かいるねー、誰だろう」と娘に問いかけ。

 

完全にお客さんが見えたところで「乗せてくださーい」という感じ。勝手に「あ、猫さん!どうぞ乗ってくださーい」などと付け加えたりしています。

 

だんだん姿が見えてくることで想像力を使うのか、その部分で毎回娘は手足パタパタ&目キラキラ。

 

だいぶ喜んでくれてる感があったので、お気に入り度4に昇格です!(*´ω`*)

 

4、『たまごのあかちゃん』 娘のお気に入り度★★★★★

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たまごの赤ちゃんって何だと思って読んでみたら、卵生の動物のことでした。形や大きさの違う卵からニワトリやカメ、ヘビなどが生まれるところが、鳴き声などと共に描かれています。子供向けのかわいらしい絵ながら、特徴を細かく押さえていますし、赤ちゃんと親の姿が違うもの、同じものが混ざっているのもポイント。

 

月齢の小さい子なら単純に音や色を楽しめるし、少し大きくなったら「この動物はこういう卵なのかー」と勉強になるという意味で、長く楽しめそうな絵本だなと感じました。この本で生き物に興味を持つ子、絶対いると思います!

 

そして……なんとこの本で初めて、娘が声を出して笑いました!!!最後に動物たちがみんな出てくるときに、みんなの鳴き声も書いてあるのですが、1つ1つ鳴き声の読み方を実物っぽくしていたところ、その変化がおもしろかったようで、にっこにこでした。先日、爆笑してくれるあやし方を紹介したばかりですが、あなた絵本でも笑えるのね…!とびっくりする私。

 

読み聞かせは市販のも手作りのも含め、ほぼ毎日やっていましたが、こんなに笑ってくれたのは初めて。読んでよかった~と感動しました……!(TT)終わってからも心なしか名残惜しそうな顔をしているように見えたので、もう一度読んでみたところ、やはり同じところでニヤリ。これは偶然じゃないぞということで、お気に入り度はMAXの5をつけました。

 

※ちなみに爆笑してくれたあやし方の記事はこちら。

teacere.hatenablog.com

 

 

おわりに

今回気づいたのは、色々なタイプの絵本を試すことで、子どもがどんなものに反応するのか、何が好きそうかなどを観察することができるんだな~ということ。「乳児はまだ記憶する力が弱いので、同じ絵本を何回も読んでも喜ぶ」と何かで見たため、冊数持ってなくて大丈夫かなーと思ってたのですが、今回、絵本によってこんなに反応が違うんだなということを目の当たりにしました……

 

全部買うのはお金がかかりますし、それで子どもが好きじゃなかったら悲しくなりますが、図書館は無料で試せるのでありがたいですね。気に入った絵本は、自宅用に購入してもいいなと思います。(借り物だと、娘がページをめくりたがったときに「破ったりしないかな…」とめちゃくちゃ気をつけないといけないので……)

 

借りてきた絵本はまだありますが、長くなったので今日はここまで。また次回、他の絵本のレビューも上げていきたいと思います(^^)

 

※ちらりと文中でも触れましたが、私は自分でも月齢の特徴(音を楽しむ時期・表情を楽しむ時期……など)に合わせて絵本を作っています。素人の試行錯誤クオリティですが、よかったらこちらの記事も見て行ってください!

teacere.hatenablog.com