お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

図書館には英語の絵本も!赤ちゃん向け絵本の全力レビュー②

前に図書館で借りてきた絵本のレビューが途中だったので、今回はその続きを書いていきたいと思います。

 

借りてきたのはこの9冊。

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今回ご紹介する絵本はこちらの5冊です↓↓

 

前回紹介した絵本については、前回の記事をご覧ください!↓↓ 

teacere.hatenablog.com

 

1、『くっついた』娘のお気に入り度★★☆☆☆

動物たちが手を伸ばしたり口をつけたりして、お互いにくっつくというもの。最後は赤ちゃんとお母さん・お父さんがほっぺでくっつきます。

 

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読みながらマネして自分も赤ちゃんにくっついたりすることで赤ちゃんが喜ぶ……はずなんですが、うちの娘の反応はいまひとつ(;・∀・)笑

 

まあ絵本を読む前からしょっちゅうくっついてたので、今更な感じはあるのかもしれません(くっつかれるのが嫌という選択肢は除外)。ページをめくろうとしたりなど、多少興味は持っていたのでお気に入り度は微妙な2。

 

2、『あがりめ さがりめ』★☆☆☆☆


これは私の選択ミスの部分が大きいんですが、まだ1人でおすわりできない赤ちゃんには早すぎた感がありました。

 

というのも、これは上がり目(つり目)、下がり目(たれ目)という言葉を音程に合わせて自分の顔で作ったり、赤ちゃんもマネしたりして楽しむもの。読み聞かせの絵本というよりは、リズム遊び・歌遊び的な要素が強い絵本です。

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しっかり支えてないと座れない娘に、絵を見せながら手を使ってつり目やたれ目を作るのは至難の業。絵と歌だけでいけるかと思って挑戦しましたが、まだそこまで顔の部品の変化が細かくわからないのか、似た音の繰り返しにすぐに飽きてしまいました。ページすらめくりません。

 

でも、にゃんことかパンダとかの動物を知ったり、自分で歌えるくらいにまで成長してからこれを読んだら、きっと楽しいと思います!ということで、これはまた大きくなってから借りる絵本候補1位となりました。現時点でのお気に入り度は残念ながら1です。

 

3、『すいぞくかん だいすき』娘のお気に入り度★★★★★

※アマゾンでも楽天でも買えなかったので、リンクは貼っていません。。

 

ミッフィー仕掛け絵本シリーズの1冊。パパとママと3人で水族館に来たミッフィーが、色々な魚・動物たちを見ていくお話で、隠れているのをめくったり、ページを伸ばしたりとシンプルな仕掛けが満載。色使いもコントラストがはっきりしていてかわいいです。

 

さすがに5ヶ月の娘ではまだ自分から仕掛けを発見して遊ぶのは無理ですが、けっこう早くから子どもが一人でもめくって遊べそうだなという作り。実際に、仕掛け部分をめくったりしていると、最近ページめくりにハマっている娘はそちらにも時々手を伸ばし、自分でもいじることがあります。

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絵本の素材自体は厚紙程度の紙なので、あまり赤ちゃんが手加減なしに触ると折れたり破れたりしそうなのは難点(実際図書館で借りてきた本はけっこうボロボロでした)。そこを考えると、やはり月齢の小さな赤ちゃんが仕掛けを楽しむなら、壊れる心配のない布絵本が便利かなと思います。

※手作り布絵本の記事はこちら↓↓

teacere.hatenablog.com

 

ちなみにこの絵本の中で、娘の一番お気に入りの箇所は写真のところで、観音開きになった全体に魚がたくさん現れるページ。観音開き状態で赤ちゃんの顔を取り囲むようにすることで、360度水槽のように魚に囲まれる感じを赤ちゃんにも体験させてあげられます。カラフルな魚に囲まれたのが楽しかったのか、ここではキャーイと声を上げて喜んでいました!!ということでお気に入り度は5とします(^^)

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4、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』娘のお気に入り度★★☆☆☆

こちらは英語の絵本。絵は『はらぺこあおむし』と同じエリック・カールさんが描いていて、カラフルな動物たちが目を引きます。話自体はBrown bear, brown bear, what, do you see?ーーーI see a yellow duck, looking at me.というフレーズが繰り返されるだけですが、クマが鳥を見て、鳥があひるを見て……とどんどん世界がつながっていき、それを通して色や生き物の名前を自然に覚えていけます。

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もう1つおもしろいなと思ったのは、英語の発音のリズムに慣れることができるということ。コテコテの日本語発音でこれを読むと、ただの繰り返しばかりで退屈な絵本になりそうですが、リズム遊びだと思って7拍ですべて読んでいくとなかなか楽しい感じになります。わかりやすい説明が難しいですが、こんな感じのリズムで読みます↓↓

 

タン   タン  タン タン  タン タン タン

Brown bear brown bear, what doyou see?

I         seea  red     bird  looking  at     me. 

 

doとyou、seeとaは速く読むことで1つの塊(音節)としてしまうと自然なリズムになります。

 

外国語を話す時は細かい発音(THの音とかFやVで唇を噛むとか)以上に、その言語のリズムが大事だと言います。リズムが英語らしくないと、頑張って丁寧に発音していてもネイティブには伝わらず、逆に発音が多少アレでも、それっぽい抑揚で話すだけでかなり通じるようになるということです。この絵本はその練習にはちょうどいいなと思います。

 

5、『If You Give A Mouse A Cookie』娘のお気に入り度★★☆☆☆

こちらは完全に物語仕立てです。ネズミにクッキーをあげたら、ネズミが牛乳を欲しがったり、口をふくナプキンを欲しがったり、どんどん要求が増えていくお話。笑

絵がコミカルな上に、内容も少しウケを狙いに来ている感があり、大人でも読んでいてクスッと笑ってしまいます。

 

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Brown Bear同様、似たようなフレーズがたくさん繰り返されるのと、話自体が少し長いので、読み方を相当工夫しないと赤ちゃんが飽きやすいかなと思います。ただ、この本では何かを欲しがるネズミのセリフとして、「~してほしがる」「~するだろう」などの言葉の色々な言い方を英語で学ぶことができるのがいいところ。

 

もう少し自分が色々な食べ物を食べたり、言葉を話したりようになってから読んだらおもしろがるだろうなという感じなので、これも後からまた借りたい絵本のリスト入り。現段階でのお気に入り度は2とします。

 

まとめ

これで、今回借りてきた9冊全てのレビューは終了です!そろそろ返却期限になるので図書館に返しに行くわけですが、もうすぐ帰省で1週間ほど家を開けるので、次の絵本を借りるのは少し我慢。

 

また来月になって新しい絵本を借りたら、レビューをしていこうと思います!

 

 

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