お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

赤ちゃん向け絵本の全力レビュー:7ヶ月編①

こんにちは、伊織です。

 

諸事情で随分と間が開いてしまいましたが、今日も図書館にて借りてきた市販絵本のレビューを書いていこうと思います!

 

今回は7ヶ月の娘への読み聞かせ編。たくさんあるので少しずつ紹介します。

 

※子どもの好みはそれぞれですし、その時あまり好きじゃなかった絵本も月齢が変わると喜ぶようになったりするそうなので、本自体の評価というよりはむしろ内容や読み聞かせ方などを重視して読んでくださいね!

 

今日ご紹介するのはこの4冊です!

※娘のお気に入り度の見方は以下の通りなので、参考にしてください。

★★★★★:声を出して笑う

★★★★☆:にこにこする

★★★☆☆:手を出す、めくろうとするなど興味を持つ

★★☆☆☆:手は出さないが、最後までおとなしく読む

★☆☆☆☆:途中で飽きて逃げてしまう

 

1、『はじめてのこぐまちゃんシリーズ:じどうしゃ』お気に入り度★★☆☆☆ 

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大人が手を広げたくらいの、かなり小さなサイズの絵本。ボードブックにもなっているので、赤ちゃんが自由に触るのに非常に適しています。

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中身はこんな感じで、色々な種類の車がカラフルに紹介されています。

 

ただ書いてあることを読むだけではあまりにも淡々としているので、読み聞かせ時は自分でパトカーや救急車のサイレン、乗用車のエンジン音やクラクションなどを加えてみたんですが、そもそも車に興味がないのか、娘(当時7ヶ月)の反応はいまいちでした……。

 

でも本自体が短く、娘が飽きてよそ事を始めてしまう前に終わるので、もう少し長い絵本やストーリー性のある絵本を読む前後に挟む、CM的な感じで取り入れるとちょうどいいかな?と思いました。本でちらっと見ていれば、町でパトカーなどを見かけた時にも反応するかもしれないし…

 

(ちなみにうちの周りはよくパトカーや救急車がサイレン鳴らしながら通るんですが、読み聞かせしていても、びっくりするほど娘は無反応です…笑)

 

※一応『はじめてのこぐまちゃん』を卒業してから『こぐまちゃん』シリーズを読むといいらしいですが、以前の記事でも紹介しているように娘は4ヶ月頃から『こぐまちゃん』シリーズを楽しんでいました。

 

なので、必ずしも「月齢が小さい子はシンプルな絵本の方がいい!」というわけではないようです。親も興味を持って楽しく読めるものであれば、赤ちゃんも「なんだか楽しい」と感じてくれるのかなーというのが実感です。

 

2、『に~っこり』お気に入り度★★★★☆ 

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表情系の絵本はいつもあんまり反応してくれないからな~と思いながらも、表紙がかわいくてつい借りてしまいました。フタを開けてみれば、娘の反応は非常に良かったです!

 

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中身は、

いちごを食べる→にっこり!

犬と触れ合う→にっこり!

ママがいない→泣く

ママが来た!→にっこり!

という感じで、赤ちゃんが物事に対してうれしかったり、時に悲しかったりを表情で示していきます。

 

読み聞かせの時は、例えば「つぶつぶいちごをもぐもぐ→にっこり」の流れなら、にっこりのページで「おいしいねー!」など、普段娘が食べている時にする声がけを加えたり、他のページも状況に応じて「楽しい」とか「気持ちいい」とか変えて読んでいました。

 

すると、「にっこり」のページで娘もにっこり!まだ動物と触れ合ったことはないものの、ご飯を食べたりぬいぐるみを触ったりした経験はあるので、なんとなく内容を理解してくれたかな?という感じです。

 

絵本に合わせて赤ちゃんがにっこりしてくれたら、「あ!●●ちゃんもにっこりだねー、うれしいねー!」と楽しい気分を盛り上げていくと、親子でにっこりできそうな絵本。シリーズが他にもあるようなので、図書館に並ぶのを狙っていますが、見た目もかわいいし何なら買うのもアリかもと思っています。

 

普段の生活の声掛けをそのまま使うだけで、工夫のハードルも低くて試しやすいので、ぜひ読んでみてほしい1冊です!

 

3、『ふうせんねこ』お気に入り度★★☆☆☆

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昔からある名作ですね。私が小さいころにもよく読んでいた覚えがあります。

 

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内容は、わがままな猫さんが、やらなきゃいけないことを嫌がってぷいっと膨れていき、やがて風船となって飛んで行って帰ってこれなくなるというもの。

 

このシリーズはけっこう「悪い子はこうなっちゃうよ」という戒めのニュアンスが強く、大人が読んでもちょっと怖いような含みのあるラストが、子どもにはかなり効くと思います。

 

ただし、怖さがまだわからない(言葉を話さない)赤ちゃんにはもちろん伝わらないので、今回は戒めというよりは、この独特な絵の感じに触れようくらいな気持ちで借りてきました。

 

読み聞かせでは一応「あ、猫さん散らかしっぱなしだ!いけないねー」などの感想を加えながら、柔らかい感じでダメなことを伝えていきます。あとは風船となって飛んでいくときに「ふわふわふわ~」と効果音をつけたり

 

しかしまあ予想通り娘は特に反応なし。じっと見てはいるので、嫌いではないのでしょうが…。もう少し大きくなったら、また読んであげようと思います。

 

4、『きんぎょがにげた』お気に入り度★★★☆☆

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モダンアートのようなカラフルさと画風が素敵な1冊。

 

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中身もやはりきれいな色使い。内容としては、金魚が水槽を抜け出し、色々なものに隠れているのを見つけていくというものです。

 

似たような色や形がある中から、本物のきんぎょを見分けていくので、認識能力が鍛えられそう。ウォーリーを探せの簡単バージョンという感じです。

 

まだ7ヶ月の娘には自分で金魚を見つけるのは早すぎるので、絵を1つ1つ指差しながら、「これは色も形も全然違うねー」「これは色が似てるけど違うねー」「あ、これが本物だ!」という感じで、何がどう違うのかを軽く説明しながら読んでいます。

 

娘は私が金魚探しをしていることにはたぶん気づいていないですが、絵本をしきりに触ったりめくろうとするので(なぜか最近は物語を遡る向きにめくりたがります)、このはっきりした色使いに興味を持ってくれたのかな?と思います。

 

この本もまた、もう少し大きくなってから試してみたいです!

 

 

今日のところはここまで。

ブログ停滞期間もずっと図書館には通っていたので、6ヶ月の頃の本などもまた遡って載せていけたらと思います。