お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

赤ちゃん向け絵本の全力レビュー:7ヶ月編②

こんにちは、伊織です。

 

今回はレビューの続きです!

 

本日の4冊はこちら(^^)

 

前回に引き続き、注意事項2点を先に書いておきます。

※1 子どもの好みはそれぞれですし、その時あまり好きじゃなかった絵本も月齢が変わると喜ぶようになったりするので、本自体の評価というよりはむしろ内容や読み聞かせ方などを重視して読んでくださいね!

 

※2 娘のお気に入り度の見方は以下の通りなので、参考にしてください。

★★★★★:声を出して笑う

★★★★☆:にこにこする

★★★☆☆:手を出す、めくろうとするなど興味を持つ

★★☆☆☆:手は出さないが、最後までおとなしく読む

★☆☆☆☆:途中で飽きて逃げてしまう

 

 

1、『どうぶつ ドドド』お気に入り度★★★★★

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小さなネズミから始まり、大きなゾウまでを順番に楽しい効果音と共に並べていくお話。最後にはどんでん返し……ならぬドミノ倒しがあり、並べた動物たちがドドド……と倒れていきます。動物図鑑系かな?と思いきや、意外に音を楽しむ系の絵本です。

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ネズミは「ちょこり!」オットセイは「ぬるん!」など、それぞれの動物の特徴や重さに合わせた効果音と共に、動物を並べていきます。

 

娘の反応は……大喜び!!

 

読むときは、効果音1つ1つ違いがわかるように、全力でそれっぽい音を出します。変わった音が聞こえてくるのが楽しいのか、娘はニコニコしたりキャーキャー言ったり、大喜びでした。手で動物を実際に置く仕草も入れると、よりリアリティが出るのかおもしろがってくれました。

 

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そしてこの絵本の極めつけのクライマックスは、このドミノ倒しです。

ネズミをちょん!のところで、読み手もネズミを「ちょん!」と押して見せます。

さらに、赤ちゃんの頭もそっと指で「ちょん!」と押してみると、赤ちゃんにも何をやっているのかわかっていいかも。

 

この後、動物たちが「ドドドドド…」と倒れていくわけですが、この「ドドド」という繰り返しにも娘は大興奮。普通に読んでもいいですが、ドミノに合わせて赤ちゃんも、抱っこした状態で一緒に横に少し倒れたりなどしても楽しいです。

 

途中で勢いが足りず、カンガルーを押すところが出てくるんですが、そこもやはりカンガルーだけでなく、赤ちゃんもそっと押してみてあげましょう!(倒れない程度に)

 

音を楽しむ系の絵本や遊びが好きな娘には大ハマりだったようで、何度も読んでいたら私も内容(動物と効果音)を覚えてしまったんですが、絵本の実物がなくても、朗読だけで1ヶ月経った今でもキャーキャー喜んでくれています(^^)

 

音が好きなお子さんがいたら、ぜひ試してほしい絵本です!

 

2、『あか き あお みどり』お気に入り度★☆☆☆☆

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うさこちゃんシリーズと同じ作者のものですが、これにはうさこちゃんは出てきません。 人形やヨットなどが順番に一色ずつ色づけられていく内容です。

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娘の反応はというと、全然興味なし……

まあまだ色の名前なんて全くわからないので、動きのない絵に色がついていくだけではあまりおもしろみを感じられないのかもしれません。

 

もう少し大きくなって、なんとなく色に名前があるとわかってきた頃なら、クイズ形式でやっていっても楽しいのかもしれないなと思いました。

 

3、『おおきい ちいさい』お気に入り度★★☆☆☆

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カラフルな絵が特徴的。この表紙のように、同じ絵が大きいものと小さいもの、2つの大きさでたくさん出てきます。

 

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「おおきい」の方は、輪郭を指でなぞりながら、または大きさを両手で示しながら、大きめの声で「大きい!」と読み、

「ちいさい」もまた指で小さくなぞったりしながら、小声で「小さい」と読むと、スケール感が視覚と聴覚、両方から伝わりやすいかなと思います。

 

絵柄は抽象的なものばかりで、ユーフォ―に見えるもの、車に見えるもの、何かよくわからないもの……話せるくらい大きな子であれば、「これは何だと思う?」と一緒に想像しながら読むのも楽しいかも。

 

娘はまだそのレベルになく、残念ながら反応はイマイチ……でも繰り返すことで、大きいと小さいの意味が理解できそうな絵本でした。

 

4、『くまのこミンのおはなばたけ』お気に入り度★★☆☆☆

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以前『くまのこミンのふゆじたく』を読んで、絵と内容がかわいくて同シリーズをまた手に取りました。※『ふゆじたく』の記事はまた別で上げます。

内容としては、お兄さん2人と暮らしているミンというくまの女の子が、みんなで協力してお花畑を作っていくというもの。

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種をまいたり、水をやったり、お花がこうして育つんだなということが、子どもにもかわいい絵柄で自然に理解できそうです。また、小さいながらもお手伝いを頑張るミンを見て、「自分もお手伝いしよう!」となる子どももいるんじゃないでしょうか。

 

7ヶ月の娘はもちろん理解できないわけですが、こういうストーリー系の絵本は日本語の勉強と、私の趣味として読んでいます。物の名前もたくさん出てくるし、自分で何かを作っていく楽しさもあり、さらにはちょっとした冒険もあって、もう少し大きい子なら、お話として非常に楽しい内容だと思います。

 

0歳の子に読むには少し長めなので、飽きてしまったら前半・後半で分けて読んでもいいかもしれません。

 

 

今日のところはここまで!

お子さんが好きそうな絵本はありましたでしょうか?

 

もう1回7ヶ月レビューがありますが、次回は英語の絵本も出てきますのでお楽しみに(^^)