お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

妊娠1~2ヶ月目:コウノトリは突然に

妊娠中の振り返り記録PART1。

私は28歳までに最初の子を産みたいと思っていて、そろそろ妊活始めなきゃいけないなと思い始めたタイミングで見事に妊娠しました。妊活してもそう簡単には妊娠しないと思っていたので、最初は全く疑いもせず、飲酒も服薬もやらかしました。

 

初期症状や妊娠時の流れなど、人それぞれ違うと思いますが、1つの事例として参考になればと思います。

 

1、妊娠超初期~初期の自覚症状は?

私のつわりが始まったのはかなり早く、妊娠5週目に入った時でした。

とは言っても、最初からつわりだとわかっていたわけではありません。

 

体調不良を感じた日は、9月10日。仕事の昇級試験の前日でした。9月頭にソムリエ試験の一次が通ったところで、10月にもその二次試験がある…という感じで、かなり試験ラッシュだった期間。当然ストレスもピークに達していたタイミングです。私はストレスを感じると生理がずれることがよくあったので、この時も生理予定日から1週間経とうとしていましたが、全く不思議に思いませんでした。

 

37℃の微熱(私の平穏が36℃なので、37℃は微熱扱いです)があり、頭痛がする。少し体がだるい。いかにも風邪の引きかけの症状です。生理の時はほとんど必ずと言っていいほど風邪を引くし微熱が出るので、ここでも何も疑いませんでした。「明日から試験なのに今から生理来るのか…試験中にお腹痛くなったら最悪だな…」と、風邪だけでも早く治すために薬を飲んで試験に備えました。

 

仕事の試験は会社が用意している遠くの会場で、2泊3日の泊まり込みで行われました。この間にもやはり生理が来ていませんでしたが、「まあ試験中だからまだストレスに体がやられてるんだろう」くらいに思って薬を飲んでいました。そこへ、さらに変化が起こります。

 

食欲が全然ない。最初の日は出された食事をきれいに平らげたのに、2日目の朝の和洋ビュッフェが、普段の半分くらいの量しか入りませんでした。3日目の朝になると、周りのみんなが一番重かった筆記が終わって晴れ晴れと食べている中、私はフルーツを少し食べるのが精いっぱいでした。食べていて胸やけがするというか気持ち悪くなるというか……明らかにいつもの生理や風邪にはなかった初めての感覚。「まさかとは思うけど……」と初めて妊娠を少し疑い始め、とりあえず風邪薬と痛み止め(頭痛用)の服用をやめました

 

2、妊娠検査薬の陽性・産婦人科受診

そして試験が終わり、家に帰ってから1日待ってみても、やはり生理が来ない。でも体調不良と食欲不振は続いている(サラダと素うどんとおにぎりくらいしか食べられない)。その週末には後輩とワインの勉強会でしこたま飲む予定だったので、本当に妊娠ならそれまでにはっきりさせておかないと、いつもの調子でワインを流し込んだらまず間違いなく子どもはアウトだと思い、タイミングとしてはかなり早めでしたが妊娠検査薬を試しました。結果は見事に陽性。ワイン勉強会を中止にしてもらい、旦那と産婦人科を受診することにしました。

 

産婦人科に行ったのは、妊娠4週目最終日。診てもらうと、「胎嚢(たいのう)ができている」と言われました。胎嚢とは、胎児が育つための袋みたいなもののようです。その中に胎児が発生して、心臓が動き始めて心拍があることがわかった段階で「妊娠」となるようで、胎嚢があるだけでは、まだちゃんと妊娠しているとは言えないとのことでした。心拍が確認できるのはだいたい妊娠7週目だから、その頃にまた受診するように言われました。

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↑これがその時のエコー写真。写真中央の黒い点が胎嚢らしいです。

 

この、次の受診を待っている期間の気持ちの落ち着かなさは異常でした。体調は相変わらず悪い。サービス業だから重たいものを持つことなんてしょっちゅうだけれど、あまり体の負担になるようなことはしたくない。職場の女性の先輩と後輩には、妊娠検査薬で陽性になった時点で報告していたので気遣ってもらえたけれど、上司や他の男性社員にはまだ妊娠と決まってない状態で伝えるわけにもいかない。そういうわけで基本的にはいつも通りに仕事をしていましたが、安定期に入るまで体を大事にしないといけないと思うと、ヒールで階段を何回も上下することやお客さんの吸う煙草の煙など、すべてが不安になりました。

 

3、妊娠の確定

そして妊娠7週目の終盤の日。前回とは違う産婦人科に行くと、「心拍がありま。妊娠ですね」とはっきり言われました。エコー画像を見ると、大きくなった胎嚢の中に、ちょこんと白いものが。

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↑これがその時のエコー写真。

よく見ればなんとなく頭と体っぽい形がわかって、「これが赤ちゃんかあ」と、ものすごく妊娠を実感して感動したのを覚えています。

 

子どもがほしいと思っていた矢先ではあるけれども、自分が母親になるということが全く想像ができず、この先の未知数な妊娠期間や出産・育児は不安ばかり。そんな自分のところでも、この子は来てくれた。そう思うと、「絶対大事にしよう」という強い気持ちが湧きました。

 

ここまでが妊娠超初期の流れでした。

この段階でやっておけばよかったことなども載せておきます。

 

産婦人科受診に関する注意!

受診の前に口コミをチェック!

私が最初にかかった病院は、私が胎嚢が何かわからず、「それって妊娠してるってことでいいんですか?」と聞くと「だから胎嚢ができてるんですよ」としか言ってくれませんでした。結局、胎嚢が何かは後で自分で調べ、心拍が確認できるまではまだ妊娠と言えないということを知りました。大きな病院で忙しいためかお医者さんは愛想のかけらもないし、あまりにも対応が悪かったので、次は事前に口コミのいい産婦人科を調べ、別のところに行きました。これから半年くらいお世話になる場所なので、設備や衛生などのハード面だけでなく、お医者さんや看護師さんの雰囲気がいいかというソフト面も気にして、最終的にどこの病院にするか決めた方がいいと思います。

 

領収書を保管しよう!

「妊娠かも?」という段階での産婦人科の受診は、自治体による妊婦検診費助成の対象になりません。心拍が確認されると初めて市役所などで母子手帳と一緒に助成チケットがもらえるので、それ以前の受診費は完全に自己負担です。ただし、妊娠ならそれからずっと医療費が発生することになり、出産も含めれば医療費控除の基準額である10万円に達する人がほとんどだと思うので、必ず領収書を保管しておきましょう。確定申告で医療費控除の申告をするときに必要になります。

 

 

次回は3ヶ月目についてです!