お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

妊娠10ヶ月目:下がらない子ども、下がる気持ち

f:id:teacere:20190911224255j:plain

妊娠記録もいよいよ10ヶ月目、臨月です!

これまではあまり動きすぎないようにと言われた期間でしたが、臨月に入ると陣痛を促すためと体重管理のためによく動くようにと、お医者さんからの指示が180度変わります。

 

今回は臨月の運動を含め、出産を目前に控えた時期の過ごし方や注意点、心持ちについて書いていこうと思います。

 

 

1、産休でお給料がなくなるので浪費に注意

私のように産前6週間のタイミングで産休に入った場合、妊娠10ヶ月目というのは産休に入った次の月になります。うちの会社は月末締めの先払い方式だったので、末日まで働いた3月の分は3月25日にいつも通りお給料が振り込まれましたが、休暇に入った4月1日以降の分からはもうお給料が発生しませんでした。

 

その割に、産前産後というのはものすごくお金がかかります。妊婦健診の費用助成チケットが使える場合はまだマシですが、里帰り先では助成チケットが使用できず全額実費になりますので、毎回5500円、余分に検査した日は1万円以上飛びました。9ヶ月からは健診の頻度も上がっていきますので、これが毎週のようにかかるわけで……みるみる預金残高が減っていくんですね。焦ります。

 

出産手当金(いわゆる産休手当)が振り込まれるのは、早くても出産から3か月以降。私の場合はまるまる4ヶ月かかりました。もし自分の手続きに不備があったり、会社の担当者の申請が遅れたりした場合はさらに時間がかかるので、最悪半年間お金が入らないくらいの覚悟をしておいた方がいいかもしれません。

 

育休手当の支給開始はそれより後になりますので、事前にお金を残しておくことはもちろん必要ですが、もうすぐ赤ちゃんに会えるうれしさでついかわいいベビーグッズを買いあさってしまったりすると後から苦しくなるので、計画性が大事になります。

 

2、連絡する人のリストアップ

赤ちゃんの受け入れ態勢を整えたり、出産に向けて体を作ったりことに加えて、もう1つ出産前にやっておいた方がいいのが、連絡する人のリストアップです。

 

というのも、無事出産し、かわいい赤ちゃんに会えると、その喜びを家族や友人にはすごい勢いで伝えたくなりますが、それ以外にも出産の報告が必要な人たちがいるからです。その代表的な相手が

  • 会社の人事担当者

(事前に申請していた産休・育休の期間が、出産日によって変わる場合があるので、その期間の確認・確定をするため。これにより、育休手当の手続きも開始されます。)

 

  • 会社の上司や関係部署の人

(その会社の雰囲気にもよりますが、妊娠中に気遣ってくれ、産休に入ってからの仕事を引き継いでくれている人たちなので、「おかげさまで無事に生まれました」という一報は入れた方がいいです。産後で疲れていることはみんなわかってくれるので、まずは電話かメールなどで取り急ぎ伝えましょう。)

 

です。

 

あとは家族・親戚・仲のいい友人・知人も、漏れがないように念のためリストに書いておけばばっちりです。

 

3、逆子が治ると食欲が増す!?

逆子のため、臨月に入ってすぐのタイミングでの帝王切開手術の予約をしていましたが、お灸を頑張った甲斐があり、なんと手術直前に逆子が治りました!!逆子に効くツボは、それまでお灸をしてもなかなか熱くならなかったのに、治ったとたんにすぐ熱く感じるようになり、「本当に問題がある時にだけ熱さを感じなくなるんだな」と実感してびっくりしました。

 

さて、今まで赤ちゃんの頭で圧迫されていたのがなくなると、それまであまりなかった食欲が舞い戻ってきましたお腹が重くて夜も寝苦しく、ちょっと動くだけでかなり体力を使う状態に加え、地元は車社会なので余計に運動量が少なくなったためか、里帰りしてからの体重増加がただでさえ大きかったのに、これ以上体重を増やすわけにはいきません。

 

さらに、この次に発生したトラブルのこともあり、ここからものすごく運動をしなければならないことになりました。

 

4、トラブル:子どもが骨盤に降りてこない

「子どもが骨盤に降りてこない」。どういうことかというと、普通なら出産予定日が近づいてくると骨盤が出産に向けて開き、そのスペースに子どもが降りてきて頭が骨盤にはまり、その重さで産道になる部分が開いてくるという流れになるんです。それが、私の場合はなぜか骨盤に問題はなさそうなのに、子どもがずっとお腹の上の方にいる

 

 

これでは一向に産道が開かないので、陣痛が来ても子どもがうまく産道に入れず、お腹の中で圧迫されて苦しくなってしまいます。このままではよくないということで、骨盤をもっと開くためにスクワットと散歩を重点的にやるようにお医者さんから指示されました。

 

そういうわけで、臨月に入ってからはずっとスクワット1日50回、散歩1時間以上を日課にしていました。予定日が近づいても一向に状況が変わらなかったため、最後の方はスクワット100回と散歩5時間を旦那と一緒に頑張りました。

 

そんな中、予定日前日に、陣痛かなと思うようなお腹の痛みを感じました。一晩中微弱な痛みが定期的に来たため、朝方に母を起こして相談し、病院に向かいます。しかし、病院では「陣痛ではないし、子どももまだ全然下がってないから、当分産まれそうにないね。運動頑張って。」と言われ、すごすご帰ることに……

 

わざわざ診療時間外に行って診てもらって、陣痛どころかお腹もそんなに張ってないし、何も状況が変わっていないとなり、落胆やら恥ずかしいやらで消え入りたい気持ちでした。

 

「いつ陣痛が来るんだろう、ちゃんと気づけるかな」などとずっと緊張しながら、遠出なども我慢したり、体重管理のために甘いものを我慢したり、運動したり……特に運動に関してはすでにけっこう頑張っているつもりだったので、成果が全く見られないことに対して、焦ると同時にどんどん落ち込んでいきました。

 

その日はもう運動を頑張る気力もなく、「もういつ生まれるかなんて気にしない。あからさまに陣痛だって時まで病院には行かない!」と誓ってふて寝しました。

 

これが10ヶ月目。臨月の間には生まれなかったので、出産記事はまた今度にします(^^;)

 

前後の記事はこちらから:

teacere.hatenablog.com