お茶充生活

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妊娠6ヶ月目:絶好調期だからこそすべきこと!

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さて、5ヶ月目で安定期という名のマタニティブルー全盛期を経験した私ですが、6ヶ月目に入るといいことが続き、精神的に今度こそ安定してきました。この頃の体の変化や、やっておいてよかったこと、やっておけばよかったと思うことも紹介しておきます。

 

 

1、チョンって触られるくらいの胎動

6ヶ月目に入る頃に、お腹に違和感を覚えました。小さい子に指先でチョン、と触られたくらいのかすかなものでしたが、「これ、ひょっとして胎動じゃない?」と思う刺激が、1日に何回も起こるようになったのです。

 

数日後には、ポコ、と小さな泡が弾けるような感覚。これは妊娠情報系の雑誌やブログ等でも例として書いてあった感覚なので、間違いなく胎動!日に日に頻度や強度も上がってきて、6ヶ月の終わりごろには力は弱いながら蹴っている感じに。妊婦健診は相変わらず月1回ですし、仕事でかなり動く日もありましたが、「ちゃんと生きてる」という安心感で、ぐっと気持ちが楽になりました。

 

2、お腹が出てくる頃は、体調と体重の管理が大変

この頃になると、はたから見てわかるくらいお腹が大きくなりました。体重増加も5ヶ月目までは妊娠前プラス1㎏ほどだったのが、6ヶ月目の終わりには妊娠前プラス5㎏に。私はプラス10㎏までなら増えていいと言われていたのですが、中間目標をこの時点で1㎏上回ってしまいました。

 

食生活も、通勤のウォーキングも変わっていないのに体重がぐんと増えたのは、もちろん子どもの体が成長したのもありますが、仕事内容がデスクワークになったことが大きいと思います。制服のジャケットが入らなくなり、お客様の前に出られなくなったため、完全にマタニティスタイルでパソコン作業をすることになりました。油断していましたが、妊娠中期以降は体重管理に注意が必要です。

 

体型が変わったためか、ついに電車で席を譲ってもらえるという珍事が起こりました。そこそこ混んでいる時間帯に30分ほど電車に乗らないといけなかったので、譲ってくれた若い女性はもう女神のようでした。この後からは譲ってもらえることが増えましたが、ありがたく席を頂いた時も、もう降りる直前だからと辞退した時も、自分か相手が電車を降りる際にできるだけもう一度お礼を言うようにしています。

3、逆子対策のお灸

里帰り先での健診で逆子を指摘されたため、1月にもまた足りていない検査とお灸外来のために帰省しました。鍼灸治療を受けるのは初めてで、「お灸」と聞くと熱いものを体に乗せてひたすら我慢するようなものをイメージしていましたが、実際にはかなり違いました。詳しくは別記事で書きますが、この時は自宅で自分でできるお灸のやり方を教わり、それ用のお灸を購入して、そこから一日何回かお灸をすることになりました。

 

効果はてきめんで、次の健診の時には逆子は治って頭位に!しかし、ここで油断してしまったことと、ちょうど仕事が忙しくなって休憩時間にお灸をできなくなってしまったことが災いし、後からまた逆子が復活することになります……遺伝や体の構造の関係で逆子になりやすい体質の人もいるようで、私の母も4人産んだうち3人逆子だったらしいので、逆子を一度でも指摘された人は一度治っても油断しない方がいいかもしれません。

 

ちなみに母は3人とも逆子のまま普通分娩したらしいですが、今どきは逆子だと危険が多いため問答無用で帝王切開にする病院が増えているみたいです(私の通った産院もそうでした)。私の場合は別に下から産まないといけないと思っていたわけではないですが、帝王切開の方が費用がものすごく高くなること、旦那が立会出産を希望していたこともあり、普通分娩を希望していました。

 

6ヶ月というとそろそろ性別がわかることが多いはずなんですが、逆子だとお股がエコーに写りづらく、頭位になってからもうちの子は足で巧妙に股を隠していたため、性別がわかったのは9ヶ月に入ってからでした。性別に関しては早く知りたい人と、生まれるまで知りたくない人がいると思います。聞きたくないのに勝手に向こうから言われることもあれば、知りたいのに何も言ってくれないこともあるので、エコーを撮り始める前に、性別を知りたいかどうかの意思表示をしておいた方がいいでしょう。

 

4、今のうちにやるべきこと――産休・育休の確認!

この頃が一番体調的にもメンタル的にもいい時だと思います。妊娠後期に入ると後期つわりが始まったり、かなり大きくなったお腹で色々不便になったりするので、この頃にやるべきこと・やりたいことを済ましておいた方がいいでしょう。

 

まずは産休・育休(使うなら有休も)の時期を上司と相談し、申請方法・必要書類などを確認しておくこと。会社によっては何日から休むのかによって最後の給与であったり、退職金に換算する期間が変わったりするので、そのあたりも人事部や健保などに問い合わせておくと安心です。

 

私は「産前休暇は出産予定日の6週間前からってことですが、この予定日の場合、何月何日から休めるってことでいいですか?」「もしも育休から復職できずに退職する場合、年度内の3月に産休に入ると、4月1日から産休に入った場合よりも退職金安くなりますよね?」など細かく確認を取りました。

 

5、今のうちにやりたいこと――温泉旅行!

旅行などの遠出も、この頃に済ましておくといいと思います。私の場合、この時期は旦那と休みが合わず、旅行に行けたのが妊娠8ヶ月目だったのですが、その時にはもうかなりお腹が大きくて色々と不便だったからです。それでも子どもが生まれてからはオシャレなところには気を使ってしまってなかなか行けなくなるだろうと思い、この時期に敢行しました。

 

しかし、ホテルの予約時に「妊娠中のため温泉やレストランに近い部屋にしてほしい」と伝えたところ、なんと露天風呂付客室(もちろんレストランにも近い部屋)に無料でアップグレードしてくれていました!レストランでも、椅子にクッションやひざかけを用意してくれたり、避けている食材などを聞いてくれたりと、至れり尽くせり。オフシーズンということもありましたが、ここまでしてくれたのは感動で、初めて妊婦でよかったと思いました。ホテルの人たちには本当に感謝です。

 

部屋に温泉がついているとはいえ、せっかくだから大浴場の温泉も少し入ってみたいと思い行ってみたところ、夜はやはり危なかったです。屋内は電気があるからいいのですが、露天の方は明かりが暗く、足元が見えにくい上に石がでこぼこしていたりします。妊娠中は温泉付き客室にするか、明るいうちに大浴場の温泉に行くのがオススメです。

 

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↑温泉に行った時の写真。8ヶ月目なのでかなりお腹が大きいです。歩くのも一苦労。

 

※妊婦は温泉に入れないという決まりがかつてはあったようですが、今はもうその決まりが撤回され、温泉自体は体が温まり血流をよくするため妊婦にもいいとされています。ただし、滑ったりのぼせたりして倒れる危険があるため、自己判断で入りましょう。

 

以上が6ヶ月目です。

この次はお灸のことについて詳しく書こうと思います。ツボによっては逆子の治療だけでなく、予防であったり、つわりや腰痛等の妊娠に関係する症状全てに効くようなので、ぜひ参考にしてください!

 

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