お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

妊娠9ヶ月目:里帰りと出産準備

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↑この頃のエコー写真。顔のアップですが、ヒトラーにしか見えません(笑)。順調に大きくなっていてうれしいのと同時に、逆子が治らないんじゃないかという焦りも強まっていきます。

 

9ヶ月目に入ると同時に有休を使って早めに産休入りし、里帰りしました。地元の産院ではすぐに母親学級やマタニティヨガ、鍼灸治療、出産・育児に向けた様々なマッサージなどの対策が始まりました。

 

さらには地元の友達と会ったりお茶の自主稽古をしたり。まだ自然分娩は諦めていませんでしたが、帝王切開の準備も着々と進んでいました。

 

※ヨガと鍼灸治療、帝王切開の準備に関しては別記事で詳しく扱っていますので、そちらを是非ご覧ください!

teacere.hatenablog.com

 

妊娠9ヶ月目:里帰りと出産準備

 

1、後期母親学級の内容

後期のクラスでは、胎動カウント、会陰マッサージ、乳頭マッサージの説明がありました。それぞれ具体的に何をするのかと、実際どれくらいまじめにやったかを書いていきます。

 

●胎動カウント

胎動を10回感じるまでに何分かかるか自分で測る。病院によって数え方が違うかもしれませんが、私は「連続で蹴られたら、それぞれ1としてカウントしてください。つまり、ドスドスドスっと衝撃を感じたら胎動は3回です。」と説明されたので、始めてから出産直前までずっと15分以内には10回に達しました。

 

これは胎児の命に直接関わることなので、毎日欠かさずやりました。何もせずじっとしているのは苦痛なので、お茶を飲んでいる時や読書をしている時など、座って何かしているタイミングでついでに数えていました。この頃の胎動は大きいので、100%集中していなくても十分感じることができます。

 

●会陰マッサージ

会陰部をそれ用のオイルを使って指で押し、柔らかく(=広がりやすく)しておくのが目的。臨月に入ってから出産まで行うように言われました。

 

「面倒な人はお風呂の中で少し押して、お風呂上りにコットンにオイルをしみ込ませたものを会陰部に30分ほど当てるようにしてください」と説明されましたが、それすら少しめんどくさいのと、「まあ初産の人はだいたい会陰切開する羽目になりますけどね」と聞いてしまったので私は臨月に入って2週間ほど続け、オイルがなくなったところでやめました。

 

お産は諸事情で緊急帝王切開となったので私の会陰は無傷で済み、マッサージをサボった結果どうなっていたのかはわかりません……

 

●乳頭マッサージ

乳頭を色々な角度からつまんで柔らかくし、赤ちゃんが飲みやすいようにするのが目的。これは9ヶ月目から始め、お腹が張ったら中止するようにとのことでした。

 

これに関しては、お風呂の中で毎日左右1分間ずつくらいやっていましたしかし、やり方が悪いのかそういうものなのか、全く柔らかくなっている感じがしない。出産予定日がどんどん近づいてくるのに、扁平に近かった乳頭が出っ張ってくる気配もない。

 

もっとたくさんマッサージしておけばよかったのかもしれませんが、産後1ヶ月近くまで形が整わず、母乳があげられませんでした。それ以降は完全母乳でやっていけています。

 

2、帝王切開の準備

37週になっても逆子が治らなかったら帝王切開手術になりますと説明され、その準備として血液検査、手術の手順や費用の説明を受けました。

 

その他にも、半身麻酔でお腹から下の血流が滞るため、手術中から次の日まで足の圧力マッサージ機を使用することや、手術費用とは別で高圧ストッキングと手術用腹帯を購入することになることなどを言われました。

 

この時はまだ自然分娩を諦めていなかったので、正直まだ帝王切開の説明なんて聞きたくないと思っていましたが、このまま逆子が治らず手術の日を迎える可能性の方が高かったので、一応しっかり聞いていました。

 

そして不屈の鍼灸治療の結果、手術の予定日の直前に見事に逆子が治り、予定されていた手術は白紙に!しかし、もらっていた説明書きや手術の同意書の類は念のために捨てずにとっておいていました。これが後で本当に役に立つことになるとは思っていませんでしたが……

 

細かいことは出産の記事で書きますが、破水を迎えた段階で、まだお腹の子は自然分娩できる状態になっていませんでした。結局緊急帝王切開となり、手術の説明を改めてされましたが、急展開と色々なショックで、説明の内容は頭に入ってきませんでした。

 

事前にしっかり聞いて説明書きも熟読していたので、これからどういう流れになるかはすでに知識としてわかっていましたが、そうしていなかったらもっとパニックになっていたと思います。なので、この頃帝王切開の説明をされたら、しっかり聞いておくことと、資料の類は捨てないことを強くお勧めします。

 

3、片道1時間以上かかる場所に行けるのはここまで!

臨月に入ると、もういつ陣痛や破水が来てもおかしくありません。実際に出産を迎えてわかりましたが、本当に何の前触れもなく突然来るので、10ヶ月目は遅くても1時間以内に病院に駆け込めるような範囲でしか外出はしない方がいいです。

 

※私の場合は、出産の前日が妊婦健診の日で、「全然生まれる気配がないねえ」と言われていました。完全に油断した状態で、いつも通り夕食を作り、出来上がったタイミングでいきなりの破水です。そのまま夕食を食べることもできず、バタバタと病院へ急ぎ、そのまま手術となりました。

 

里帰り中は地元の友人と会えるチャンスでもありますが、自由に外出できるのは9ヶ月目まで。時間が経つほどお腹も大きくなり、動きにくくなります。産後なんて1ヶ月は健診以外ほとんど家の外に出ることもできません。まだ動ける今のうちにたくさん出かけておきましょう!

 

これが9ヶ月目です。長かった妊娠振り返り記録もいよいよ大詰めですね。

前後の話はこちらから: 

teacere.hatenablog.com