お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

【手作り】赤ちゃんが触っても舐めても平気!赤ちゃんがハマる布絵本を作る時のコツ【追記あり】

※娘が4ヶ月の頃に書いた記事ですが、当時作った布絵本に、現在8ヶ月の娘がドはまりしてくれているので、どんな反応か追記しておきます!

 

お久しぶりです伊織です。

 

今日まで2泊3日で山梨県へ、リニア試乗の旅に出ていた&旅行のために布絵本を急ピッチで製作していたので、ずいぶん間が開いての投稿になってしまいました。

 

出来上がったのがこちらです。私はもともと裁縫がかなり苦手なんですが、そういう人でも作りやすい&目的に合った布絵本として、いくつか作り方のコツもご紹介します(^^)縫い目が雑!とかそういうことは気にしないでください(笑)

 

本日の目次

 

今回作った布絵本

【表紙:しましま模様や交差など、赤ちゃんの注意を引きやすいシンプルな模様で。中は季節がテーマです】

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【春:お花が咲いたり卵が産まれたり】

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【開くとキレイな蝶々の羽や、卵の中からひよこが出てきます】

追記⇒5ヶ月頃から、卵をめくった瞬間に「ピヨピヨピヨ…」とひよこの鳴きまねをしてあげると、にこーっと笑うようになりました!鳴き声もいつも同じじゃなく、低い声にしたり、長くしたり、色々パターンを作ると飽きずに笑ってくれます。

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【夏:スイカと海の中】

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【スイカは分厚いのでスナップボタンで留めてあります】

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【海藻をどかすとお魚、貝が開くと真珠風のボタンが出てきます】

追記⇒6ヶ月頃から、自分でスイカ・海藻・貝をめくれるようになりました!魚の縞々をカリカリ引っかいたり、真珠代わりのボタンを指でつまんだり、ビロビロしている海藻を引っ張ったり、自分で勝手に遊んでくれています。

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【秋:果物の収穫とお月見】

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【果物のスナップボタンを外すと、かごの中に入れられます】

追記⇒6ヶ月頃から、果物のスナップを娘が上手に外せるようになりました!!お気に入りはブドウのようで、プチンとちぎっては、キャッキャッと笑って見せてきます。かごに入れるのはまだできませんが、逆にかごに果物を入れておくと、上手に取り出します!

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【綿で作ったモクモク雲をどかすと、月が出てきます】

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【冬:クリスマスプレゼントとこたつに入る家族】

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【靴下からはクリスマスプレゼントを取り出せます】

追記⇒これも娘が大好き!7ヶ月頃から、プレゼントが靴下に入っているのを見ると、多少遠くからでもすごい勢いで、笑いながらずりばいで取りに来ます!!(ちょっと狂気を感じます)プレゼントを取るとやはり満面の笑み。何度でも楽しめます。

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【こたつ布団をめくると猫さん。しっぽは絵本から飛び出している&くるくるしているので、赤ちゃんの手に引っかかって握りやすくなっています】

追記⇒しっぽのくるくるは、作った当初の4ヶ月頃からもう触って遊んでいました。めくるのを楽しむようになったのは6ヶ月頃からで、布団をめくったときに「にゃー」と鳴き声を出してあげると、楽しいのか自分で閉じてめくってを何回か繰り返します。

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【裏表紙:手作り絵本と連携して、まる・さんかく・しかくを意識した家。ドアはめくれます】

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※手作り絵本の『まる さんかく しかく』はこれです↓↓

 

teacere.hatenablog.com

 

【分厚さ:ぎゅっとすれば1㎝くらい。これもスナップで留めています】

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【使っていないときは、汚れやほこりがつかないように何かの付録でもらえた母子手帳ケースに入れるとピッタリサイズ!同じく口に入れる系である歯固めも一緒に入れています】

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娘の反応:けっこうにぎにぎしてくれる!

実際娘に与えてみると、けっこう遊んでくれました。

まだ仕掛けの部分に自分から気づいて遊ぶことはできないですが、ページをめくるのは自発的にやりますし、飛び出ている猫のしっぽをつかんだり、本を自分で持とうとしたり。仕掛けの部分も、ぴらぴらさせてあげると少し興味がわくようで、しばらくそこを握ったり舐めたりしています。

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↑しっぽと裏表紙の家のドアをにぎにぎするのがお気に入り。 

 

周りを気にしなくていいシチュエーションでは、仕掛けに合わせて効果音やお話をつけることで、読み聞かせ(?)にも使ったり。何か登場人物としての人形を1つ作れば、さらにお話の幅も広がりそうなので、何の人形にするか検討中です。


なぜ布絵本?~シンプル布絵本のいいところ~

①汚れや傷みを気にしなくていい!!

絵本の記事でも書いているように、現在5ヶ月の娘はけっこう絵本の読み聞かせが好きなようです。最近では自分で絵本をめくることも多く、だいぶ手先が器用になってきたなあとうれしく思うと同時に、紙の絵本だと(特に図書館のものなど)ページを折ったり破ったりしてしまわないかヒヤヒヤしながら見守っています

 

実際に敗れたり折れたりした痕跡を残す絵本も図書館には多いので、「破ってしまった」とか「破りそうで怖い」というパパさんママさんは多いんじゃないでしょうか。しかし、せっかく興味を持っているのだから、好きなだけページをめくらせてあげたい。なんなら舐めたり握ったりしても平気なものがいいですよね。そういう点で、傷つかないし汚れても洗える布絵本は最強です!!

 

②音が鳴らないので公共の場でも遊ばせられる

なにかストーリーをつけて読み聞かせのようにすることもできますが、ちょっと工夫をするだけで立派なおもちゃとして遊べるのも布絵本のいいところ(^^)市販のもので、触るとカシャカシャ音が鳴るものなどもありますが、小さな音でも気になる人は気になると思うので、今回は無音で遊べるものを作りました

 

③子供の五感を刺激!精神的にも◎

紙の絵本だと基本的に舐めたり握ったり投げたりすると色々問題がでてきます。ところが、洗える布絵本なら何をしてもOKなので、赤ちゃんがその時ハマっていること(舐める、握る、投げる、ひっかく、めくるなど)を存分に楽しめます!「汚さないかな…」など親の変な緊張が子どもに伝わったり、赤ちゃんから取り上げたりしてしまうこともないので、親子共にリラックスして遊べます。

 

布絵本の作り方のコツ

①フェルトは固めの生地が使いやすい

一口にフェルトと言っても、ふわふわのものから固めのものまで、手触りは様々です。柔らかいものは確かに手触りはいいのですが、毛が抜けやすくて赤ちゃんの口に入ってしまいそうですし、持つとふにゃふにゃなので、工夫を凝らす時には少し難しいかなと思います。

 

今回使ったのはこれです↓↓どれくらいの量の生地を使うかわからなかったのと、また成長に合わせて別の布絵本も作ってあげたかったので、大きめ&枚数も多い物にしました。ちなみに今回の絵本の大きさは、15㎝×15㎝。この30㎝×30㎝のフェルトを4ツ折りにした時にできる線をそのまま切るだけでいいので、赤ちゃんの視野・持ちやすい大きさ・長さを測ったりする手間省きの意味でも、使い勝手がよかったです。

【楽MoMo カラーフェルト 1.0mm 40色 40枚 30cm x 30cm】


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 この量を買えば、布絵本なら3冊くらいできそう。でも連続で布絵本を作るのも大変なので、娘のハロウィンの衣装やサンタの帽子、クリスマスプレゼントを入れる用の靴下、メリーの飾りを作るのにも使おうと思っています(^^)

 

②布用接着剤も便利

すべて手縫いするのはしんどい!という人には布用の接着剤もオススメ。あまり曲げない部分ならこれだけでも充分にくっつきます。仮止めの代わりに一旦接着剤でつけておいて、場所を固定してから縫うのも楽です。今回使ったのはこちら↓↓

【コニシ ボンド 裁ほう上手 45g #05371】

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ただし赤ちゃんの口に入りやすそうな部分や、赤ちゃんが引っ張ったり曲げたりしやすい仕掛けの部分は、針と糸で仕上げた方が衛生的にも強度的にも安心です。

  

③色使いはコントラストを重視

赤ちゃんは視力が悪いこともあり、派手な配色の方が好きなようです。今回は季節をテーマにしたので、ある程度季節に合った背景色を使っていますが、見開きのときに隣同士がはっきり違う色、また絵柄の部分が際立つ背景になるようにしています。

 

④ギミックは月齢・個性に合わせて

おもちゃとして遊ぶには、ただの絵本ではなくちょっとした仕掛けが必要。かといって複雑すぎる仕掛けだと、月齢の小さな子には難しすぎてつまらなくなってしまいます。月齢やその子の個性によってやりたいことは違うと思うので、ご自身のお子さんがどんなことをするのが好きか、どんなことをやろうとしているかなどを見ながら仕掛けを作るといいかなと思います。

 

先にも書きましたが娘は握ったりめくったりにハマっているので、今回の絵本はめくり要素を多くしました。あとは「こんなこともできるんだよ」という紹介程度で、スナップボタンの仕掛けを少々。この部分は今はまだ難しいので、私が取って果物を食べる&食べさせるマネをしたり、絵本内のかごに入れたりしています。

 

今回はまだ早いなと思って使いませんでしたが、この他にも、

 

1、スナップではない普通のボタンを使って、つけ外しの練習ができるようにする

2、マジックテープを使って着せ替え人形のようにする

3、ホックを使って引っ掛けられるようにする

4、ひも状の部分を作って結べるようにする

 

など、仕掛けの作り方は色々あると思います!もう少し娘が大きくなったら、こういうのも遊べると思うので、育休で時間のあるうちに作っておきたいと思います(^^)

 

 

さて、今回は布絵本とその作り方のコツの紹介をしてきましたが、少しでも紙絵本のジレンマに悩んでいるパパママの参考になれば幸いです。

 

デザインや仕掛けを考えるところで時間がかかりましたが、実際にやることは単純な作業ばかり。赤ちゃんが寝ている時の隙間時間でも作れます。完璧を目指すとしんどいですが、赤ちゃんは縫い目の粗さなんて気にしません。安全性だけ気にして、細かいことは気にせずにやっていれば、裁縫嫌いな私でも楽しく作ることができたので、よかったら是非一度作ってみてください!(/・ω・)/

 

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