【赤ちゃんの英語教育法1】無料動画+親子コミュニケーション
今日のテーマは【赤ちゃんの英語教材】です。
妊娠中から子どもの英語教材の案内がよく届きます。しかし、説明を読んだり無料体験版をやってみたり、自分自身の子どもの頃の英語教室の様子や、家にあった英語教材の使われなさを考えてみた結果、小学生未満の子どもの英語教育くらいはお金をかけなくても家庭でできるなと思いました。
※私の英語遍歴・英語を好きになったきっかけは別記事で紹介していますのでよかったらそちらもご覧ください。ただし、ここでは英語が得意でなくても、留学経験がなくても実践できることを書いていこうと思います。
目次
子どもの英語教育で大事なこと
まず子どもの英語教育を考える上で大事だと私が考えるのは、
親が英語を積極的に使うこと
です。これは、両親が英語で会話しなきゃいけないとかそんなハイレベルな話ではなく、英語の歌を歌う、英語の本の読み聞かせをする、部屋にある英語(カレンダーに書いてあるSeptember、Fridayなど)を読むなどで十分です。発音とかも気にしなくて大丈夫。
重要なのは、「英語は特別なものじゃないよ」「身近なものだよ」という意識を子どもが持てるようにすることです。親が「私は英語苦手だし……」と敬遠して触れたがらないと、子どもも英語に親しみを覚えず、「英語は難しいらしい」と勝手に苦手意識を持ってしまうことが起こり得ます。
さらに子どもが成長すると、子どもが「自分ができないことを子どもに押し付けるなよ」と反抗的な気持ちを抱いてしまうこともあります。私にとって、ピアノがまさにそれでした。
ピアノ自体は嫌いじゃなかったんですが、自分はピアノが弾けない親に「そこリズム早すぎるんじゃない?」などと指摘されたり、「ちゃんと毎日練習しなさい」と言われるのがものすごく嫌いで練習をサボっていたので、9年間習った割に上達しませんでしたし、教室をやめてからはパタリと弾かなくなりました。
話が逸れましたが、とにかく親が英語を好き(っぽくしている)ことが大事です。
でも「これまで全然英語に触れてこなかったから、何から始めていいかわからない!」という人もいると思うので、 我が家で実際にやっている「親子コミュニケーションとしての英語教育」を紹介したいと思います。
我が家の取り組み①~無料動画+親子コミュニケーション
1番取り組みやすいものが、英語の童謡。無料動画にもたくさんの種類がありますが、娘が3ヶ月になった頃から聞いているのがこちら↓↓
♬人気曲、童謡のまとめ | 84分連続再生| 赤ちゃんが喜ぶ英語の歌 | 子供の歌 | 童謡 | アニメ | 動画 | BabyBus
これはかなりおすすめです!歌詞が画面に出てきますし、絵も歌の内容に合っているので、意味を知らない単語が出てきてもなんとなくわかります。
最初に「ベイビーバス!」という子どもの声と共に楽し気な効果音が流れるのですが、その音を聞いただけで娘は「にこ~っ」とします(^^)84分とかなり長い動画ですが、ずっと聞いていても私が飽きるのでうちでは30分くらいまでの歌を聞かせています。
内容は一見ただの童謡ですが、体の部位の名前が覚えられる歌、動作の言い方が覚えられる歌、発音を自然に学べる歌など、実は教育的要素が満載です。学校では習わない英語の効果音の言い方なども出てくるので、大人が聴いてもけっこう勉強になります。
大量の曲目の中にはリズミカルで楽しいものから静かな子守唄まで色々と混ざって入っているので、寝かせるときに使うというよりは、赤ちゃんと遊ぶときに使うのがいいと思います(静かな歌を聞かせていてもいきなりにぎやかな歌になったり、CMが入って赤ちゃんがびっくりしてしまうため)。
ここでもう1つ大事なポイント。決して音楽だけ聴かせて満足しないでください。
赤ちゃんや子どもが好きそうな歌が入っているのは間違いないですが、最初からただ音楽を流しているだけでは赤ちゃんは楽しめません。親がその歌の楽しさを教えてあげることが必要です。つまり、音楽に合わせて何かコミュニケーションをとってあげるということです。
以下に曲の内容と学べること、うちで取り入れているコミュニケーションをご紹介します。
1曲目:ガムがはりつく歌…体の部位の名前がわかる
→赤ちゃんの手や足を音楽に合わせて曲げ伸ばしする運動。※ベビーヨガを応用
2曲目:ハッピーバースデーの歌…おなじみの歌なので、英語苦手な人でも歌いやすい
→赤ちゃんの頭から手先・足先まで撫でる血流促進のマッサージ。※ベビーヨガを応用
3曲目:ジングルベルの歌…英語の歌詞が少し複雑なので、リズム遊びに使う
→ラトルや音が鳴るものを用意して、音楽に合わせて鳴らす。
4曲目:ピーターラビットの歌…身の回りの物の名前がわかる
→ぬいぐるみを躍らせる、ぬいぐるみを赤ちゃんの体に触れさせるなど。
5曲目:食べ物の歌…食べ物やキッチンの物、料理の音などがわかる
→赤ちゃんの手や足を音楽に合わせて曲げ伸ばしする運動。※ベビーヨガを応用
以降は省略しますが、こういう感じで音楽に合わせて色々な遊びパターンを織り交ぜています。すべての歌にオリジナルの遊びを考えるのは大変ですが、ずっと同じ遊びだと赤ちゃんが疲れたり飽きたりしてしまうので、同じ遊びを3~4曲ごとに使うくらいが親も子どもも楽かなと思います。
遊びを考えるのは面倒という人や、今日は自分が遊ぶ元気がないという日、赤ちゃんが遊びたがっていない時などには、抱っこしながら音楽を流して歌うのもアリです。抱っこも赤ちゃんが喜ぶコミュニケーションなので、英語に親しむきっかけとしては充分。旦那は私が手が離せないときに抱っこ+音楽で娘の機嫌を取ってるみたいです(^^)
現在約2か月間、毎日この動画の歌で30分ほど遊んでいます。娘もどんな遊びをするのかわかってきたのか、運動する歌では自分でパタパタ足を動かしたり(リズム度外視で動いていますが、せっかく本人が自分で動かしたがっているので、そういう時は私は歌だけ参加しています)、マッサージの歌では動きを止めて身を任せたりすることが多くなりました。
※娘のお気に入りは1曲目、2曲目、5曲目、7曲目、9曲目、12曲目のようで、にこにこすることが多いです。※12曲目のケーキ屋さんの歌は眠たくなるみたいで、抱っこで寝かせるときにこれだけ繰り返し歌ってるとけっこう寝てくれます。
こうすることで赤ちゃんが英語に自然に親しめ、音楽に触れられるだけでなく、体を動かしたりマッサージをすることで運動能力UPも期待でき(※ベビーヨガの効果の記事参照)、さらに親子のコミュニケーションにもなるので、やって損はないと思います。
一石何鳥にもなるやり方だから、忙しいパパママにもオススメ!1日に数曲分だけでもいいので、赤ちゃんと自分の時間をとって、是非試してみてください(^^)
※ベビーヨガの効果についてはこちらの記事も読んでみてください!マッサージの詳しい動きなどはまた後日記事にしたいと思っています。