お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

1歳にオススメのプレゼント~3000円以内編①ベビーコロール~

 

こんにちは、伊織です。

 

 

小さかったうちの娘も、2歳の誕生日を迎えました。

1年前を振り返ると、誕生日プレゼントは随分悩みました。記念すべき1歳の誕生日だから何かドーンと買ってあげたいけど、「どんなおもちゃが好きなんだろう?今好きなものでも、すぐに飽きちゃったりしないかな……?」など、わからないことだらけだったのです。

 

そこで、今回は私が実際に買った物・いただいた物の中から、誕生日に限らず1歳代のプレゼントとしてのオススメを書いていこうと思います。

 

 

たくさんあるので、プチプラ編で3000円以内の物から順に詳しく紹介していきます。今回はこちらです↓↓

 

ベビーコロール(約1,200円)

 

コロンと丸い形がかわいらしいベビー用クレヨン。まだ鉛筆持ちができない小さな子でも、しっかり握って殴り書きをすることができます。しかも、普通のクレヨンと違って手や服につきにくく、ついても洗えばすぐに落ちます。また、壁やドアなどに落書きしてしまった場合も、消しゴムで簡単に消すことができました!賃貸世帯の味方ですね。

 

先が色鉛筆のように鋭くとがっていないこと、子どもが舐めても大丈夫な素材でできていること、万が一飲み込んだ場合にも、クレヨンに穴が開いているのでちゃんと空気が通り、窒息しないようになっていることも安心できるポイントです。強度も普通のクレヨンと比べてかなり固いので、赤ちゃんが力を込めて殴り書きした程度で割れたりすることはまずありません。

(先端と丸い部分の間のところをピンポイントに大人が踏んづけると、テコの原理で負荷がかかって折れちゃいますが……(経験談))

 

さらに、ベビーコロールはお絵かき以外の遊び方も豊富!!

 

積み重ねて遊んだり、コマのように回したり、指にかぶせて指人形のようにしたり…

まだお絵かきなんて全然できない月齢の子でも、かわいい色と形のクレヨンがクルクル動くだけで大喜び。うちの娘がお絵かきらしいことを始めたのは1歳4ヶ月くらいですが、それまではこういった使い方で遊んでいました。

 

色の数が6色、12色、15色のセットがあるみたいですが、初めてのクレヨンとして普段の色塗りに使う分には12色がちょうどいいと思います。メジャーな色が過不足なく入っている感じ。のちのち色の名前を教える時にも役に立ちました

 

※使い始めは特にそこそこ力を入れないと色が出にくいですが、最初に親が少し使うことで色が出やすくなります。

 

参考までに、このクレヨンを使って大人が絵を描いた場合と、1歳半の子どもがお絵かきした場合の写真がこちらです。

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こちらは昔の記事で紹介した、手作り絵本の一部。文字も含めてすべてベビーコロールで描きました。

 

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 こちらは壁に貼ってある掲示物に1歳半の娘が落書きしたもの。赤いぐしゃぐしゃした線が娘が描いた部分です。赤色が好きらしく、2歳を超えた今でも赤を一番よく使っています。そういった好みがわかるのも、クレヨンの楽しいところですね(^^)

 

ちなみに娘は、2歳頃からベビーコロールではなく普通のクレヨンを使い始めました。

理由は、

 

1、むやみに物を舐めなくなった。

 

2、本人の描きたいものがはっきりしてきた(「あかいてんとうむし」などといいながら赤でぐりぐり描いたりするようになった)ので、ベビーコロールより描きやすさで勝っている普通のクレヨンの方がいいかなと思った。

 

 の2点です。前々から落書きを楽しんでいたせいか、今ではお絵かきは本人のお気に入りの遊びの1つ。お絵描き帖と、好きな色である赤はすぐに使い切ってしまうので、裏紙を活用したり他の色を使うモチーフをさりげなく勧めてみるなど、色々試行錯誤しています。

 

 

ただし、普通のクレヨンは手につくわ服につくわ、万が一壁なんかに落書きされたら落とすのが大変……ということで、普通のクレヨンを使うのは大人と一緒にテーブルに向かっている時だけ出すようにしています。

 

逆にベビーコロールはこれまで通り本人が好きな時に出せる場所に置いておいて、壁に貼った紙に殴り書きしたいときにはそちらを使ってもらっていますし、今でも積み重ねて遊んだりしています。

 

 もう少しで第二子を出産するのですが、下の子の誤飲対策や遊び道具、お絵かき道具としてもベビーコロールはまだまだ活躍しそうだなと思っています(^^)

 

 よかったら是非1歳のプチプラプレゼント候補にどうぞ!

 

 手作り絵本の過去記事はこちら↓↓

teacere.hatenablog.com

 

 

【1歳半健診対策になるかも?】赤ちゃんに言葉を教える方法2 ~写真・絵・おもちゃなど色々な物で見せてあげる!~

前回は英語の教え方でしたが、今回は日本語英語に限らず、言葉を教える時の方法についてうちで実践しているやり方をご紹介します(^^)

 

目次

 

「教え方」を実践する前と後の娘の様子

 

1歳9ヶ月現在、娘が日本語・英語で理解しているのは

・動物…15こ

・その他の生物(虫・爬虫類など)…15こ

・花や月など自然の物…5こ

・乗り物…4こ

 

です。(この記事をのろのろ書いている間にもいくつか増えていますが、そこは割愛)

 

今はかなりおしゃべりになりましたが、娘の発語はどちらかと言うと遅い方でした。特に何も意識せずに過ごしていたら1歳半健診の時点でほとんど話せず(「せーの、よいしょ、はーい」しか言えなかった)、要観察に。まあ要観察くらいはよくあるらしいので覚悟していたのですが、面談で担当の人に必要以上にダメ出しされて腹が立ったので、そこから言葉の強化に取り組み始めました。

 

私が行ったのは

①歌を取り入れる

②物を色々な媒体で見せる

③②で見せた色々な媒体の物たちが同じであると教える

 

の3点です。

 

①歌を取り入れる

 

①の歌については前回の記事でも書いた『はらぺこカマキリ』などの歌を使って「犬」「ゾウ」などの単語そのものを教えるほかに、

 

(※『はらぺこカマキリ』の使い方は過去記事を参照してください!)

 

犬なら「犬のおまわりさん」、ゾウなら「ぞうさん」のように、その単語にまつわる歌を使って【イメージ付け】を行いました。

 

これは、子育て支援センターで保育士さんが以前「言葉を教えようと思っても、なんどもしつこく『これがいぬだよ、いぬ、いぬ……』としつこく言うと子供のストレスになる」ということをおっしゃっていたのと、

 

私自身が詰込み型の勉強が嫌いだったので、語呂合わせのような楽しい覚え方があればなあと考えた結果、娘が好きな音楽を使うという考えに至りました。

 

 ②物を色々な媒体で見せる

②に関しては言葉の通りですが、1つの物を

・実物

・絵本

・絵

・写真

・映像(DVD・YouTube・自分で撮った動画等)

・おもちゃ

の(できる限り)すべてを使って見せるということです。

絵や絵本・アニメ映像は物の特徴がデフォルメされて描かれていることも多いので、かわいいし特徴を知る分には向いていますが、実物とかなり見た目が違うこともあります。そこで実物・写真を見せることはもちろん大事。

 

また、平面と立体でも見え方が違うので、実物の映像やおもちゃも取り入れることで、どんな状態で見てもわかるように工夫しています。

 

 

実物で見せるのは想像がつきやすいと思うので割愛し、他の物だけ、うちでどうしているかご紹介します。 

 

●絵本

取り組みやすいのは、買う・借りるなどした絵本の中に出てくるものを指差して

「これは『犬』だね。い・ぬ・の~おまわりさん♪」

「This is butterfly。ちょうちょ~ちょうちょ~なのはにとまれ♪」

と歌う感じです。ちなみに使う歌は日本語も英語も同じ歌(同じ歌の方が、違う言葉で言われても同じ物を指してるんだなということがわかりやすいかなと思ったのと、単純に英語のちょうちょの童謡があるのか知らないという理由)。英語の童謡を知っているものに関しては、英語の歌をできるだけ優先して使うようにしています。

 

使う絵本はどんなものでもいいのですが、以下の2つは娘が最近すごい気に入っていた2冊。うちはどちらも図書館でたまたま借りたのですが、娘がすぐタイトルを覚えて本棚を指差し「さんぽ!さんぽ!」などと要求するほど気に入っていたので、買ってもいいかなと思っています。

 

『おさんぽ』…普段のお散歩中に目に入る景色1つ1つがクローズアップされていて、まるで歩いている小さい子の目線そのものの世界。絵も可愛いし、歩いたり喋ったりしている子にピッタリの絵本です(^^)

『SUPERWORM』…なんとミミズが主人公というハードな設定の物語。虫苦手な私としてはあまり手に取りたくなかったのですが、「最近娘が虫の名前覚え始めたしなあ…」と頑張って借りました。

すると、色々な種類の虫がカラフル&コミカルなタッチで描かれているのもよかったのか、娘の大のお気に入りに。虫だけでなく色んな色のお花も出てくるので、色を教えるのにも最適。この本から新しく覚えた単語もかなりあります(物語はあまり読んでくれてませんが、話自体もおもしろいです)。

 

この2冊は本当に、 物語の内容そっちのけで、前回の記事で紹介した「あっ、〇〇みっけ!」と「My name is……」のフレーズを延々と歌わされました。でも楽しそうな様子から、覚えた物が言えるようになってうれしいんだなというのも見てわかるので、根気よく付き合うようにしています。

 

●写真

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ここにある虫は『はらぺこカマキリ』に出てくるものが多いですが、他にも歌の題材になっていて、かつ見た目に特徴のある

・とんぼ(『あかとんぼ』)

・てんとうむし(いないいないばあっ!の『ワンツー!パンツ―!』)

・ほたる(『ほたるこい』)

・かぶとむし(aikoの『カブトムシ』)

を加え、自分で適当にネット上で写真を拾ってきて印刷しました。

 

正直、セミやカマキリを英語で何と言うかは知らなかったので、私もこれを見て一緒に覚えるつもりで、日本語・英語両方を入れています。けっこう勉強になる。

(虫の実物を見せるのは私にはハードルが高いので、春以降に旦那に頑張ってもらおうと思います。) 

 

ちなみにこの写真シリーズは虫だけでなく、動物・爬虫類両生類系・花・乗り物・果物・図形なども作って壁にマスキングテープで貼っています。次の項目で紹介するテキトーな絵と共に、娘が壁紙に落書きするのを防ぐのにも役立っていますし、キッチンから見やすい場所に貼ることで、料理をしていて手が離せないときでも娘にクイズを出してコミュニケーションを取れるようにしています。

 

(うちはキッチンの構造上の問題でベビーゲートなどを使って子どもの侵入を防げないので、キッチンに近づくと危ないときなどは頑張ってクイズで写真や絵の方に娘の気を引いています。)

 

●絵

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すでに娘が落書きしまくった後で申し訳ないのですが、絵はこんな感じ。「絵本も絵だから一緒じゃないの?」と思われるかもしれませんが、大事なのは「プロの方が描いた上手な絵」と、「素人が数秒で描いたテキトーな絵」の違いです(笑)。シンプルな絵は色・形など特徴を覚えやすいですし、特徴を覚えるということは言葉を覚える以上にお絵かきのイメトレにもなるかなと思っています。

 

※アルファベットは別で勉強しているので、ここではひらがなの勉強を兼ねて(とはいえ娘本人はほとんど文字にはまだ着目していませんが)、「さかなの”さ”」「しんかんせんの”し”」という感じで一緒に載せています。

 

●写真

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これは写真と絵が両方使われているもの。家族それぞれの所在地と交通手段を載せています。人の顔は私の画力では誰か判別できないので写真を使い、日本地図や乗り物はネット上のイラストをお借りして作りました。

 

遠方にいるため両方の祖父母に会う機会が少ないので、少しでも顔を覚えられるようにということと、せっかく色々な乗り物を経験しているのでそれも覚えられたらいいなということで、これは言葉強化よりもずっと前に作ったものです。

写真による顔認識効果はかなり高いようで、だいぶ前に撮ったばあばの動画を見せたところ、こちらから教える前に娘が「ばあば!」と言って指差しました。

 

●動画

前項で描いたじいじばあばの動画などホームビデオもありですし、今の時代ならYouTubeなどを活用するのも効果大!


はらぺこカマキリ / おかあさんといっしょ (Coverd byうたスタ) 【カマキリが踊る!】


どんないろがすき / おかあさんといっしょ (Coverd byうたスタ) 【クレヨン・色・おぼえ歌】

 

これら以外にも娘が好きなのはたくさんありますが、虫に興味を持ったきっかけである『はらぺこカマキリ』、色を歌で覚えられる『どんな色が好き?』はかなりオススメです。

 

●おもちゃ

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2つ前の写真の項目で載せた、日本地図と同時に見せていたおもちゃ。飛行機や新幹線などは実物を間近で見せられる機会が少ないので、おもちゃで代用。

新幹線は甥っ子からのお下がりでもらった音が鳴るもの、飛行機はANAを利用したときに子ども用に配られていた飛行機型風船。どちらも娘のお気に入りです。

 

③②で見せた色々な媒体の物が同じであると教える

例えば絵本に飛行機が出てきたときに、

「あ、これ見たことあるね!こっちと一緒だね!見てみて!」と飛行機の絵のあるところに連れて行き、

 

絵と絵本を並べて指差し、「一緒!」と言います。おもちゃや実物が手元にあるのであれば、それらも持っていき、「これも一緒!」という感じ。

 

本や教科書で見た世界遺産を訪れた時に「おお~、これがあの〇〇……!!」と感動した経験のある人は多いのではないでしょうか。

 

あれと同じような気分を娘にも味わってもらいつつ、飛行機を同時に色々な姿で見比べさせることで、飛行機の印象を強くします。

 

娘も楽しんでくれているようで、最初は見比べてにこにこしている感じでしたが、これをやり始めて3週間ほど経った頃には自分から飛行機のおもちゃを持ってきて「一緒!」とくっつけたり、虫の絵本を読んでいる最中に私を絵本ごと虫の写真のところまで連れて行って「一緒!」と指さしたりします。

 

(読み聞かせの最中になんども部屋のあちこちを連れ回されるのはちょっと面倒でもありますが、娘がせっかく楽しんで見せてくれているので、これも頑張って付き合っています。ただし体調が悪かったりであまり動けない日は無理して動かず、どこに何の写真があるかはわかっているので、「あ、ありさん見つけたんだね!一緒だね!すごいね、よく見つけたねー!」という感じで精いっぱい言葉で褒めています。)

 

 

おわりに

 

以上が、うちで行っている言葉の教え方です。歌を使って印象付けし、絵本や写真、実物で一度教えたものを見かけたら「一緒だね!」と言ってやはり歌ってあげる。色々なやり方で間接的に何度も刷り込んでいくという感じです。

 

もちろん一度教えただけで覚えられるわけではありません。前に教えたものを娘が忘れてしまった時は、「どれかな~」と言いながらしばらく考えさせ、わからないという仕草(うちの場合はごまかすために抱き着いてくる)をしたら答えを教えてあげます。

 

それを繰り返していると、次第に娘が、わからないときに自分から「どれかな~?」とか「なあに?」と言うようになりました(笑)

 

こうして歌やクイズ形式で教えていると、目的としていた単語以外の物も付随してどんどん覚えてくれるんだなというのも発見。

 

1歳半健診より前にこれをやってあげていれば、あんなにひどいこと言われなかったかもしれないのに……と思うと娘に少し申し訳なくも思いますが、とりあえず今はもうかなり遅れを取り戻せたので、今後もこのやり方を継続していきたいと思います。

 

※ただし形容詞や副詞のように写真などで見せることが難しい単語はまだこういう形では教えていません。そちらのやり方も模索中ですので、いい教え方があったらまた書きます。

 

赤ちゃんへの言葉の教え方1~日本語・英語同時並行でも赤ちゃんが混乱しない方法

お疲れ様です、伊織です。

 

 

今日は赤ちゃんの英語教育について。

 

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*目次*

 

早期の英語教育に対する議論

 

英語教育に関しては、

 

「耳が慣れるから早ければ早いほどいい!」

という意見と

 

「1つの言語(母国語)を習得してから他の言語を学ばないと、セミリンガル(中途半端に覚えてしまってどちらも完璧に話せない状態)になってしまう」

 

という真っ向から対立する意見がありますよね。

 

私自身は、どちらの意見も一理あると思っています。1歳半を過ぎ、言葉を話し始めた娘を、もっと英語に触れさせてあげたいと思う反面、自分のやり方で混乱させてしまわないかというのは不安でした。

 

(うちは私も旦那も日本人、海外経験も少しはあるので英語は話せますが、家での会話は基本日本語です。ただ、私が早くから英語に触れさせたいと思ったのと、旦那の仕事の関係で海外転勤になる可能性が高いということで、娘の英語教育は意識的に行っています。)

 

しかし、始めてみると今のところ案外うまくいっているので、英語を教えるときのうちのやり方をご紹介します(^^)最後におまけで、(興味持つ人は少ないと思いますが)先ほどの英語教育に関する2つの意見について私の現段階での結論も述べてみます。

 

※0歳代など、話し始める前の赤ちゃんへの英語教育は別記事を参照してください↓↓ 

teacere.hatenablog.com

 

赤ちゃんに英語を教える時は、ルールを決めるのが何より大事

赤ちゃんが「これは何?」と聞いてきたり、指さしのジェスチャーで尋ねたりすることがありますよね。また、赤ちゃんから尋ねられなくても、「これは〇〇だよ」と教えたいこともあると思います。

 

そういう時に、ある日は「これは犬だよ」と言い、次の日には「これはdogだよ」と言ってしまっては、赤ちゃんは混乱します。

 

というか、赤ちゃんでなくても、新しく物を知った状態なら、大人ですら何事かと思いますよね。上司の言っていることが昨日と今日で違うみたいな感じで、「昨日せっかく覚えたのに、違うの?犬はなんだったの??」とイラっとすると思います。

 

規則性がないままランダムに教えるのは、言語に限らず逆効果。

そこで、英語を教える時のルールを決めることがまず何より大事です。

 

では、どんなルールにするのか?そのやり方はいくつか考えられます。より効果的と思われる順で挙げていきますが、1と2はバイリンガル環境にないと難しいので、うちみたいに完全に日本語話者の家庭は実践しやすい3だけ読んでください(^^;)

 

 

 

1、「ママと話す時は日本語、パパと話す時は英語(もちろんじいじばあばでもOK)」など、相手によって使う言語を決める

 

→親族や友達の中に英語話者がいる場合には、ルールというよりも自然とこうなる家庭が多いようです。その人と話すために英語を覚えるというのは大きなモチベーションになりますから、このルールが実践ができるなら、英語教育としてはそれがベストではないかと思います。

 

ただし、うちのように親族全員日本語話者(私や旦那の友達には英語話者もいますが、海外在住で娘と会う機会はほとんどない)の場合、よほど意識して誰かを英語縛りにしないといけません。夫婦間も英語で話すかと旦那に聞いたところ、拒否されたので実践されませんでした。

 

2、日時や場所によって使う言語を決める

 

→たとえば

「月曜日は英語だけで話す日」

「月曜の12時~14時は英語の時間」

「幼稚園では英語で話す」

「家では英語で話す」

 

といった感じのルールですね。

 

 

わかりやすい例は英語教室などに通わせることです。英語教室という空間、その時間帯で区切られるというため、意識の切り替えがしやすくなります。

 

また、先生やクラスメイトからは英語で話しかけられ、自分も英語で返すので、1のルールの、「相手によって言語を変える」にも通ずる部分がありますよね。英語教室に仲のいいお友達がいる場合などは特に、モチベーションUPにも繋がります

 

「家で家族といる時間は英語」というパターンは、日本在住の英語話者の家庭ではよく行われています。

(逆に、知人の海外在住の日本人家庭の場合も、「家では絶対日本語」ルールを適用していたようです。)

 

ただし、これもやはり家族の中に英語話者がいる場合にはやりやすいですが、うちのような日本語話者家庭では大変ということで却下。

 

 

 

 

別の記事で詳しく書きますが、うちは1歳8ヶ月から完全英語の幼稚園に通わせることにしました。

 

 

3、英語を教える時のフレーズを決める(一番日本人家庭向き)

 

 

→たとえば、

・日本語で名前を教える時は「これは”犬”だよ」と言い、英語の名前を教える時には「This is dog」と言う

 

・「いぬ!」と答えてほしい時は「これはなあに?」と聞き、「dog」と答えてほしい時は「What's this?」と尋ねる

 

などです。

うちの場合は、娘が好きな音楽を使っていて、

 

日本語の名前を言う時は「あ、”犬”みっけ♪」

 (『はらぺこカマキリ』のワンフレーズ)

英語の名前を教える時は「My name is ”dog”♪」

 (ディズニーの英語システムのお試し版に入っていた歌のワンフレーズ)

 

という風にそのフレーズだけ歌いながら教えています。


はらぺこカマキリ / おかあさんといっしょ (Coverd byうたスタ) 【カマキリが踊る!】

 

ディズニーの方はYouTubeには上がっていなかったので、興味があれば無料体験版に申し込んでみてください。無料体験版のCD・DVDは楽しくて便利だったので、申し込んでみる価値はあると思います。

(※内容はけっこうよかったのですが、おもちゃ系がいらないのと、料金が高すぎるためうちは入会はしませんでした。やんわり断ったら、勧誘の電話が仕事中の時間も含め何度もかかってきて辟易したので、断る時はキッパリ強めに言った方がいいです……。)

 

 

これらの歌はもともと娘が気に入っていたことと、元の歌でも「〇〇みっけ」「My name is 〇〇」と色々な物の名前を入れて歌われているので、〇〇の部分が名前なんだと娘が理解していたのが、名前を教える時にも使いやすかったポイントです。

 

※今は名前(名詞)を教えることが多いのでこれが便利ですが、熱い・冷たいなどの形容詞、歩く・食べるなどの動詞になってくると、また別のやり方が必要になってくるなと思っています。いい方法が見つかったらまた書きます。

 

最初、試しに日本語でこの音楽を使った教え方を取り入れて教えてみたところ、爆発的に日本語の発話が伸びました(これには音楽を使っただけでなく、後日別記事で紹介する「言葉の教え方2の方法」も効いたのだと思います。もちろんこの頃がたまたま急成長する時期だった可能性もありますが……)

 

これは使えると思い英語にも応用したという流れのため、今のところは「日本語では言えるけど英語では言えない」ものがほとんどですが、少しずつ英語も追いついてきています。

 

新しく教える物に関しては、日本語と英語両方同時に先述のフレーズを使って教えていて、現在では絵本や実物を見ながら娘も、

 

日本語の名前を確認したいときは「あっ…」と歌い、

(その後「〇〇みっけ♪」と言ってほしい)

英語の名前を確認したいときは「My name is…」と歌うようになりました。

(その後「〇〇~♪」と名前を言ってほしい)

 

※「確認したい」というのは、子どもが初めて見る物の名前を聞くときだけでなく、知っているものが絵本などで出てきたときに「これ〇〇だよね!」という感じで知ってるアピールをすることが多く、そういう場合にもこの歌のフレーズが使われているという意味です。

 

余談ですが先日、娘が絵本に出てきたダンゴムシを指差し「あっ」と言ったので、「ダンゴムシみっけ♪」といつものように教えていたら、続いて「My name is…」と言い始めたので、焦りました。ダンゴムシを英語で何て言うかなんて知らん!!

 

急いで調べたところ、「roly-poly(bug)」と言うそうです。正式名称ではないようなので、ずんぐり虫的な愛称ですかね。かわいい発音なので、娘も気に入ったのか、頑張って真似して言おうとしていました。私自身が知らない英単語も、日本語を教えた瞬間に聞かれるので、私自身の勉強にもなっています。

 

その他、褒める時もやはり日本語と英語をできるだけ分けて使っています。

・日本語で聞いたことに答えられたら「じょうず!」 

・英語で聞いたことに答えられたら「Good job!!」

という感じです。

 

以上が私が行っている、日本語・英語同時並行で赤ちゃんに言葉を教える時のやり方です。日本語と英語を混ぜるのではなく、できるだけ日本語は日本語、英語は英語で教えるという感じで、区別できるように工夫しています。

 

 

 

おまけ:早期の英語教育に関する持論

 

最後に、冒頭で触れた「赤ちゃんの頃から2言語同時に教えること」に関する議論について、私の現段階の感想や持論を述べたいと思います。

 

 

まず、2言語同時に習得することは不可能ではないため(実際にそういう環境で育ち、どちらの言葉でも自己表現がしっかりできる人はたくさんいる)、教える方法が重要になってくるということがおのずと考えられます。

 

 

これは私の独断と偏見に基づいていますが、教える上で1つ意識しておかないといけないのが、「ゴールをどこに設定するのか」ということです。

 

目指しているのは、英語も日本語も完璧に扱えるバイリンガルなのか、

英語が得意な日本語話者なのか。

 

そして、言語を習得する(または教える上でわかっておかないといけないことが2つ。

 

・物や概念には言語によって色々な名前(言い方)がある

・日本語と英語は必ずしも1:1で対応していない

 

ということです。

 

特に大事なのは「概念」です。

ここで言う「概念」とは、はっきり目に見える物以外のすべてを指します。わかりやすいもので言えば、人の感情、マナーや常識などです。

 

いわゆる「セミリンガル」、つまり2言語の完全なネイティブになれていない人は、日常生活を送る分には全く問題ないものの、抽象的な内容(概念)をどちらの言語でも考えることができず、結果として物事を深く考えることができないのだと言われています。

 

もともと外国で育った経験があったり、家族に英語話者がいるといった環境にない私のような立場の人(英語が得意レベル)が子どもに英語を教える場合、外国に根付いた文化や慣習に大きく影響を受ける概念としての「言葉」を教えるのは無理です。

 

でも、「英語なんて使わないじゃん」という考えを持ってほしくない。英語は使えるもの、英語は常に身近にあるものというイメージがあれば、自然と興味も出てくるし、覚えられると思うのです。

 

なので、私の教え方はまず日本語ベース。1:1で日本語と英語が対応している物の名前や言い回しはクイズのような形で教えて、それ以上のレベルを英語で話したいかどうかは、あとは本人の興味に任せます(英語教室では完全英語生活なので、もしかしたらそこで概念的な部分を身に着けられるかもしれませんが)。

 

 

英語の勉強!というより、まずは「1つの物を色んな言い方で表すことができるんだ」という風に、娘にも英語を楽しんでもらいたいなというところで、今回はこのあたりで。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m

フォローアップミルクは開始時期を遵守!(娘を下痢にしてしまった反省文)

お疲れ様です、伊織です。

 

前回までの記事で、断乳の経緯や子どもの様子・母乳の分泌について書きましたが、今回はその後利用したフォローアップミルクについて書いていきます。

 

断乳する上での心配事の1つが、「栄養が足りるのか」ということですよね。

母乳は非常に栄養豊富で、免疫も一緒に子どもに与えることができるということなので、離乳食でしっかり栄養が取れるようになるまでは母乳を与えたいと考えるお母さんも多いのではないでしょうか。

 

私もそう思ってはいたものの、急遽断乳となったため、栄養については対策を考えました。離乳食は平均くらいの量を食べていて、特に食材の好き嫌いはなかったものの、粉ミルクはNG。カルシウムやたんぱく質、鉄分の不足は心配でした。

 

そこで薬局で目に付いたのがフォローアップミルク。

フォローアップミルクというのは、3回食になってからのお子さんの栄養を補うために飲む粉ミルクです。

生後何か月から飲めるかは、メーカーによって様々。

 

 例えば、和光堂のフォローアップミルクは「満9ヶ月から3歳まで」↓↓

 

 明治のフォローアップは「1歳から3歳まで」

 

森永1歳から3歳頃まで(満9ヶ月頃からでもご使用いただけます)とのこと。

 

うちがフォローアップミルクの検討を始めたのは、その存在を知った生後10ヶ月の終わりごろ。もうすぐ11ヶ月で1歳も近いし、今まで使っていたメーカーがなんとなく安心できる気がして、明治のフォローアップミルクを試すことにしました。(後述しますが、対象年齢の高いミルクを早めに飲ませたことは後々悔やむことになります……)

 

すると……飲んでくれた!!!

 

これまで哺乳瓶・スプーン・スパウト・ストローマグ・コップなど色々器を変えても飲んでくれなかった粉ミルク。フォローアップミルクにしたところ、味が違うのか、当時麦茶を飲むのに使っていたのと同じストローマグで、普通にゴクゴク飲んでくれました!!(T T) 

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たぶん、0歳用の粉ミルクとは味が違うんでしょうね。粉ミルクNGのお子さんがいてお悩みの方は、フォローアップミルクを試してみると、うちの娘みたいに飲んでくれるかもしれません。

 

ただし、開始時期と、与える量には注意が必要です!!

 

最初は40mlから試しましたが、量を増やしても問題なく飲み干してくれたので、最終的には1回80ml~120ml、1日に3回食後に与えるようにしていました。

 

(※箱に書いてある目安の量は

・1歳~1歳6ヶ月…400~600ml

・1歳6ヶ月~3歳…400ml

 

とのことだったので、まだ1歳になっていない娘は1日の摂取量が400mlを超えないようにしていました。)

 

 

栄養も補えて一安心……していたのもつかの間!!!

 

1ヶ月近く経ち(1歳0か月近く)、飲む量を増やした頃、急に娘が下痢になりました。水様便とまではいかないまでも、かなり水っぽい。しかも量も回数も多くて、1日に1~2回は服を汚してしまうほど。

 

1日様子を見ていると、夜に便の色が白っぽく!!

ロタウイルスか何かだったらどうしようと、焦って救急外来に電話して様子を伝えました。「その状態なら明日の昼間に受診するので大丈夫です」と言われたものの、こんなに下痢になるのは初めてだったので、心配でその夜は寝られませんでした。

 

次の日に急いで病院へ行くと、ロタではないと言われ(白っぽい便は「たぶん豆腐か何かがそのまま出てきたんでしょう」とのこと。原因ははっきりとわからないままでしたが、整腸剤を出してもらうことになりました。

 

「離乳食は1ヶ月くらい戻ったつもりで柔らかめ・小さめにして消化にいいようにし、乳製品系は控えてください」

 

そう指示を受けたため、フォローアップミルクも中止。整腸剤を飲み始めてから、完全に便が普通に戻るまでには2週間程度かかりました。

 

引っ越したばかりで環境が変わったストレスなのか、フォローアップミルクをたくさん飲むのはまだ早かったのか、他に何か衛生面で問題があったのか……あるいはそれらが合わさった結果、体調を崩してしまったのか。

 

 

原因ははっきりわかりません。でも、わからないまま自分を責めることになるのもしんどいので、フォローアップミルクを試す時は必ずメーカーによって定められた月齢を守り、その上で少しずつ量を増やしていくことをオススメします……(明治さん、変な使い方してすみません……)

 

体調が回復してからもしばらくは怖くてフォローアップミルクを使えなかったのですが、1歳3ヶ月頃から再開。そこから1歳半までは少量を料理に混ぜたり普通に飲ませたりしていましたが、体調不良は起こりませんでした(^^)フォローアップミルクで使ったシリアルやカボチャスープやは娘もお気に入りでした♪

 

1歳半以降は牛乳を飲めるようになったので、もうフォローアップミルクは使っていません。牛乳も今のところ特に問題は起きておらず、一安心かなというところ。

 

歯もぐんぐん生えてくる時期なので、1歳頃からはカルシウムを意識して取りたいですよね。母乳が出なくなってきた頃や、断乳後はなおさら……

そういう時に使えるフォローアップミルク。私のように適当に使わず、月齢に合わせて使ってあげてください(>_<)

 

以上がフォローアップミルクに関する私の反省文です。2人目以降の時は絶対開始時期を遵守します…… 

 

断乳の経緯についてはこちらの記事で↓↓

teacere.hatenablog.com

 

生後10か月で断乳した時の話③断乳中・卒乳後の母乳はいつまで&どのくらい分泌された?

お疲れ様です、伊織です。

 

最近働いているわけでもないのに、ママ友とか幼稚園の先生とかについ「お疲れ様です」から語り掛けてしまいそうになりちょっと困っています。

 

まあそれはおいておいて、断乳の話の続きを書いていこうと思います。今回はラストで、母乳をどうしていたかという話。

 

1、断乳に至る経緯

2、断乳中の子どもの様子

を知りたい方は、過去記事をご覧ください!

teacere.hatenablog.com

teacere.hatenablog.com

 *目次*

断乳中・卒乳後の母乳の様子

断乳中の母乳

初日~3日間…これまで通りのペースで分泌。搾乳は1日1回。

 

※分泌が多かった&直接母乳をあげられなかった生後0~1ヶ月は1日に3回は搾乳しないと胸が張って痛くなっていましたが、生後10ヶ月にもなると分泌量はだいぶ減り、1日1回でも胸は張らないようになっていました。

 

4日目~7日目…分泌が減り始める。搾乳は2日に1回。

 

8日目~10日目…さらに分泌が減る。搾乳は3日に1回。

 

卒乳後(断乳開始から2週間後以降)の母乳

 

11日目~1ヶ月間…ほとんど張りを感じなくなる乳腺炎乳がんが怖いので、念のため搾乳は週に1回程度。

 

2ヶ月目~3ヶ月目…胸がぺったんこになる(笑)。定期的な搾乳はやめるが、たまにお風呂で押してみたりするとまだちょろちょろ出ていた。(放っておいても乳腺炎になることはなさそうな量だけど、乳がんが怖いので時々手で押して出していました。)

 

4ヶ月目以降……胸の見た目(色・形など)がほぼ妊娠前の状態にまで戻る。お風呂で押しても出ているようには見えない。ここからはお風呂で出すこともなくなりました。

 

と言う感じでした!

何故私がお風呂でちょろちょろ出していたかというと、実母のエピソードがあったからです。

 

私が3~4歳の頃、母とお風呂に入っていた時に

「あなたも赤ちゃんのときはおっぱい飲んでたのよ」

「そうなの?」

「そうよ、今はもう出ないけど、昔はこうやってしぼるとお母さんもおっぱいが出たんだから……」

というような話をしながら、母がたわむれに自分の胸を触ると、ほんの少しだけ白い液体が出てきたのが見えたのです。

 

当時40歳、末っ子の私が卒乳してから確実に1年以上経っていたはずですが、それでもまだ出たということで、母親本人がものすごく驚いていました。それが印象的で、今でも私の記憶に残っています。

 

胸の中に昔作られた母乳がまだ残っていたのか、刺激を受けて急いで母乳が作られたのかはわかりませんが、現在70近い母は今のところ乳がんになっていないので、後者だったのかもしれません。

 

ですが、万が一にも母乳が1年以上分泌され続け、それが胸に残り続けたら乳がんのリスクは高まると思います。そのエピソードがあったため、母乳が出なくなったことを確認するまでは、私もお風呂で絞っていたのです。(親戚に乳ガンになった人がいますし、亡くなった親戚は大抵どこかのガンだったので、やや神経質になっているかもしれませんが……)

 

断乳してよかったなと思うこと

断乳中は寝かしつけが確かに大変でしたが、それでも早めに断乳したことで明らかに自分の生活は楽になりました

 

・噛まれるのが怖い、時間がかかりすぎるといった授乳ストレスがなくなる

・不快性射乳反射からも解放される

・好きなものを食べ、飲むことができるようになる!!

↓写真は断乳して4ヶ月目。完全に母乳が出なくなった頃の誕生日ディナーです。

(すでにコロナ禍にあったので外食は控え、旦那が色々作ってくれました。油をがっつり使った料理や甘いケーキ、そしてお酒。酔いやすくなったので実際に飲んだのはスパークリング・白・赤少しずつですが、味わえるということが最高。)

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色々な考え方があるでしょうが、ある程度月齢が大きくなっていて、授乳に苦しんでいる状況なら、早めの断乳を決意するのはアリだと思います。栄養のことを考えるなら、月齢によっては粉ミルク、フォローアップミルクもありますし……

 

うちは栄養面を補うためにフォローアップミルクも試して、ある失敗をしたことがあったので、それについてはまた後日書きたいと思います。(^^;)

 

断乳中・卒乳後の母乳の話、まとめ

断乳中の期間だけでも母乳の分泌はかなり減る。

・しかし完全に出なくなるまでは、人によっては1年以上かかる場合もある

 (私の場合は断乳開始から4ヶ月程度)。

乳がん対策を考えるなら、あまり胸が張らなくなっても、時々絞った方がいい。

・授乳がつらいなら、やめてもいいと思う。心身ともに楽になる。

 

以上で断乳の話は終了です(^^)

 

母乳に関しては、授乳真っ最で苦しんでいる過去記事もあるのでよかったら↓↓

teacere.hatenablog.com

 

生後10か月で断乳した時の話②断乳中の子どもの様子~寝かしつけはどうした?離乳食に変化はあった?~

こんにちは、伊織です。

今回も引き続き、断乳をテーマに書いていきます。(^^)

 

 

前回は生後10か月で突如断乳に至るまでの流れの紹介でしたが、今回は断乳してからの子どもの様子について。断乳中・卒乳後から現在までを覚えている範囲でご紹介します。

 

断乳時期を決めた理由や、断乳中・その後の母乳の様子を知りたい方は別記事を参照してください☆

teacere.hatenablog.com

 


 

*目次*

 

断乳中の子どもの様子、卒乳後

子どもに断乳のことを伝えた?

 

前の記事にあるように、私は薬の服用のため、「まずは夜だけ授乳をやめる」というような段階的な断乳ではなく昼も夜もすっぱり断ち切る形での断乳になりました。

(※食後の授乳はもともとこの頃にはしていませんでしたが、昼も夜も寝かしつけの際に添い乳していました。)

 

断乳の前に子どもに対して「〇月からおっぱい卒業だよ」というような声掛けをしておくと子どもも心の準備ができる…というような説がありますが、何しろ急な発熱。子どもの心の準備をしている余裕もありません。

 

とは言え、何も説明しないのは子どもにとっても理不尽だと思うので、

 

「ごめんね、ママもお薬飲むから、今日から母乳なしで頑張って」

 

と一応断り、そのまま断乳スタート。

 

断乳が始まると生活はどうなるのかというと……

 

まずは娘の様子から書いていきます。

 

娘の様子

●最初の1日

 

 昼間:娘が飲んでいた解熱剤の副作用なのか、

    単に体がしんどくて起きていられないのか、

    お昼寝は歌を歌ったりしているだけですんなりいった。

    他の時間は、もともと授乳していなかったので欲しがることもなかった。

 

 夜間:最初の寝かしつけも、夜泣きもやはり母乳を欲しがって大泣き。

    服をめくろうとしたり、胸の辺りに服の上から噛みついてきたり。

    私自身も風邪で体も喉もしんどいので、歌い続けられず動画に頼った。

    (当時娘のお気に入りだったBaby Busの英語の歌のYou Yube動画。

    スマホ画面を見せると寝られなくなりそうなので、音だけ聴かせた)

    薬の効果か、最初の寝かしつけも夜泣きも20分ほどで寝てくれた。

    (娘は寝かしつけに1時間かかることもザラなので、これは非常に短い)

 

●2日目以降

 

    熱が下がったので解熱剤服用をやめ、鼻水などを抑える薬だけに。

    副作用がなくなったのか、体調がよくなったからか、全然寝なくなった。

    自分で歌う、動画の歌を聞かせる、くっついてお腹をトントンする、

    座った状態で膝にのせて抱っこ…など色々30分以上試しても劇的な効果なし。

    

    特に夜泣きは自分の風邪のしんどさ・眠さも限界に達するので、

    ・もう無理と思ったらiPhoneを枕の下に隠した状態で音だけ出しておいて寝る

    ・歌ってたらいつの間にか力尽きて自分が寝落ち

    ・何度も起こされるのがつらいので、むしろ眠らないように徹夜

     (実家にいたので、昼間親に任せて自分は寝かせてもらうことができた)

 

    など試行錯誤を繰り返すこと1週間。

 

●1週間後

 

    もう泣いても母乳がもらえないことを悟ってきたのか、

    黙って私の胸元に顔を乗せたり、服の上から胸のあたりをしゃぶったり。

    (毎回服がヨダレでべたべたになるので、着替えてました。)

    泣かれないので少しは楽になったものの、申し訳ないので寝付くまでは

    ずっと歌を歌っていた(たぶん歌に効果はなかったけど)。

 

    お風呂などで胸を見ると思い出したように欲しがって噛みついてくるので、

    できるだけ胸を見せないように気をそらす工夫をしていた。

    (娘から胸が見えない角度で体を洗ったり、歌でごまかしたり)

 

    夜中に起きる回数は4~5回から2~3回程度まで減った。

 

●2週間後

 

   だんだん服の上からしゃぶる時間が短くなり、

   私の服も着替える必要がないくらいまでになった(ただしヨダレはつく)。

 

   お風呂では噛みつくのがなくなり、手でいじろうとするだけになった。

   (これ見たことあるけど何だっけなーという感じで、興味深げに触ろうとする)

 

   夜中に起きる回数は2回くらいで安定。

 

●それ以降~現在

 

   相変わらず寝付くときは私の胸やらお腹に乗っかってくる。

   (ごくたまに服をかじっているのか、少しヨダレがつくこともある)

   

   お風呂では基本的にはシャンプーボトルやおもちゃに興味がいっているので

   基本的に触ろうとはしてこないが、ごくたまにいたずら程度で触ってくる。

 

   夜中はなぜか12時前後にほぼ必ず1回泣いて起きる。

   その時は寝ぼけ状態で、私の胸か腕の上に乗っかればすぐ寝る。

   (寝かしつけはママでないと嫌になってしまったらしく、

    パパが歌やら何やら頑張っても泣き続ける)

 

 

断乳の前後で離乳食の食べ方は変わった?

 

断乳

うちは前の記事にも書いた通り、断乳前からそこそこ量は食べている方でした。

ただし食べるのがものすごく遅いので、一回の食事に1時間近くかかることも…。

(しかも歌を歌ったり、音楽を流さないと食べてくれないという謎のこだわり。

 イヤイヤ期の現在はテレビや動画を見せろと怒るので、食事も一苦労です…。)

30分で切り上げるようにすると、月齢の目安の半分~3/4程度の量だけ食べる感じでした。

 

断乳

断乳初日は風邪で体がつらいのか、離乳食は好きなものだけ食べてあとは残しましが、

熱が引いてからは以前に比べ食べるペースも上がり、量も平均より多いくらいになりました。「これだけ食べられるならもう元気ね!」と実家の母に驚かれるほど。

(とはいえ謎のこだわりはそのままで、やはり30分かけてのんびり食べ続ける)

 

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(↑好物のニンジンやバナナは特にもりもり食べておかわりまでしてました)

 

●余談

1歳を過ぎて色々な食材が食べられるようになってからわかったのですが、

好きなものはものすごい速さで食べられるようです。

うどん、果物、パン、ホットケーキ、卵料理、ヨーグルトはすぐになくなります。

絶対食べない!というほど嫌いな食べ物は特にないのが救いですが、

特別好きでないものは、音楽やら動画で気を紛らわせながら食べたいらしい……

 

そこで、急いで食べてほしいときは好きなメニューで固めることにしました。

時間があるときは、好きなもの以外を食べ終わってから、好きなものを出したり。

(全メニューをそろえて食卓に並べると、好きなもの優先で食べてしまうので…)

 

断乳期・断乳後の子どもの様子まとめ

断乳前に子どもに言い聞かせて心の準備させるかどうか

 

→月齢や言葉の理解度によると思う。普通に会話ができるくらいの年齢の子なら、何故母乳をやめるのか理由を説明してあげた方が納得できるだろうし、

 

 月齢の小さい子(例えば10ヶ月)はどう伝えても欲しがるので、言葉を選ぶより寝かしつけ対策やあやし方の工夫を頑張る必要がある。

 

断乳にかかった期間

 

→大泣き期間は1週間、母乳の存在を忘れるまでさらに1週間。

 その後は胸元に乗っかることで寝られるようになった。

 

・離乳食の変化

 

断乳により食べるペース・量は少し増えた。

 

という感じでした!

次回は断乳期間・卒乳後に私自身が母乳をどうしていたかについて、軽くご紹介しようと思います(^^)

 

母乳に餡しては、授乳真っ最中で苦しんでいる過去記事もあるのでよかったら↓↓

teacere.hatenablog.com

 

 

生後10ヶ月で断乳したときの話①断乳に至るまで~不快性射乳反射と風邪

こんにちは、伊織です。

 

前記事からだいぶ時間が経ってしまいましたが、ママ友との間でよく話題になることについていくつか書きたいなーと思って久しぶりに書こうと思います(^^)

 

その1つが、断乳

 

1歳前後になると断乳を考えるママさんは多いのではないでしょうか。

 

でも母乳育児だと、寝かしつけで母乳を使ってるとか、子どもを安心させるためのスキンシップだからやめるのが忍びないとか、授乳をやめたくてもやめにくい事情が多々あると思います。だからこそ時期も決めにくいし、どう断乳を進めればいいのか迷うんですよね。

 

ネットで軽く調べたところ、

 

断乳時期

1位:1歳1ヶ月~1歳半の頃

2位:7ヶ月~1歳

3位:1歳半以降

 

とのことでした。1歳1ヶ月以降が多いのは、離乳食が進んだり、保育園に入れるタイミングで断乳する家庭が多いかと思います。私もその頃に断乳しようと最初は思っていました。

 

しかし!

 

私の場合、後述しますが諸事情で娘が生後10ヶ月の頃に突然断乳することに。

 

しかし後から考えるとうちの断乳はけっこうスムーズにいった気がします。

授乳・断乳事情は十人十色だと思うので、必ずしもうちの断乳の経緯が参考になるとは限りませんが、

 

今後断乳を考えている方が「こんなパターンもあるんだな」と事例の1つ程度に思ってくれればということで、前後の流れからご紹介したいと思います。

 

1、断乳に至るまで ~不快性射乳反射と風邪

2、断乳中の子どもの様子 ~寝かしつけ、離乳食の変化

3、断乳中・卒乳後の母乳の処理

 

という順で私の断乳の経緯を紹介していきますが、長くなったのでここではまず、1の「断乳に至るまで」だけ書きます。

「実際の断乳の様子だけ知りたい!」「母乳がどうなるのか気になる!」という方は、2と3の記事だけ読んでください(^^) 

 

※ただし専門的な知識とかは一切持ち合わせていない人間が軽くネットや本・周りの意見を参考に急遽行った断乳なので、そこはご了承くださいm(_ _)m

 

 

 

断乳に至るまで ~不快性射乳反射・風邪~

 

まずは私が当時置かれていた状況を軽く説明します。

 

 

・保育園に入れたいので1歳までには断乳したいと思っていた

 (娘はどの哺乳瓶も粉ミルクも嫌がったので、卒乳しないと園で困る)

 

・生理が生後8ヶ月頃から再開し、同時に母乳の出が悪くなった

 (それまでは毎日かなり張るほど出ていた)

 

・離乳食はのんびりだが量は食べていたので、食後の母乳はやめていた

 (お昼寝の時は寝かしつけのために母乳をあげていた)

 

・寝かしつけや夜泣きの時は添い乳をしていたが、娘が寝付くのが遅くてしんどい

 (30分~1時間吸い続け、離れると泣く。夜中も何度も起きる。)

 

・娘の歯が生えてきて、授乳中噛まれると半端なく痛いので、授乳が怖くて仕方ない

 

・授乳と寝かしつけのストレスか、不快性射乳反射と思われる症状が出るようになった

(不快性射乳反射については下のリンクを参考にしてください↓↓)

【助産師監修】ディーマー(不快性射乳反射)とは?授乳の不快感の原因と対処法 | マイナビウーマン子育て

 

以上の状況から、

 

(栄養とか免疫の観点から)娘のために1歳までは母乳続けてあげたい気持ち

(痛みや時間の浪費のストレスから)自分のために今すぐ断乳したい気持ち

 

これらが入り混じってどうするべきか迷っていました。

 

転機が訪れたのは生後10ヶ月の時。

 

私と娘が突然風邪を引き、高熱を出しました。

(コロナが周知されてきた時期だったので不安でしたが、病院に行ったところ肺炎とかがないので自宅療養で大丈夫とのことでした。)

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 (↑赤ちゃん用熱さまシートを貼って布団に入っている娘。いつもよりずっとおとなしく、おもちゃをいじっています。)

 

初めての発熱でしんどそうな娘はもちろん薬をもらいましたが、問題は授乳中である私が薬を飲むかどうか。

 

たまたま帰省していた時だったので、ずっと実家で臥せっているわけにもいかないし、育児も体力仕事なので早く症状を改善させたいということもあり、予定より早めですが私も薬を飲むことにしました。

 

つまり、断乳を始めるということ。

 

早すぎるという時期ではないものの、不安はありました。

母乳なしで寝かしつけができるのか。急に母乳をあげなくなって、娘がなんだか嫌な思いをするんじゃないか……とか。

 

もやもやしていた私の背中を押したのは、

 

「授乳をやめても、ちゃんと抱っこしたり遊んであげたりすれば、赤ちゃんもわかってくれるわよ。ちょうどいい機会なんじゃない?」

 

という母親のテキトーな一言。70歳近い親世代は「自分のことは我慢してでも母乳をあげるべき」的な風潮があるかなと思っていたので、なんとなく気が楽になりました。

 

 

そんなこんなで私の断乳が始まりました。

 

次の記事では、断乳中の子どもの様子を書いていきたいと思います(/・ω・)/

 

 

 母乳については授乳真っ最中の記事もありますのでよかったら↓↓