お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

1歳にオススメのプレゼント~3000円以内編⑤お砂場セット

こんばんは、伊織です。

 

1歳代のお子さんへのオススメプレゼント、プチプラ編。

今日はお砂場セットです!

 

目次

 

 

 

お砂場セットに関しては、あまりにも色々な商品が出回っているため、これまで紹介してきたようにピンポイントに「この商品!」というよりは、こういう感じのものが喜ばれるよというニュアンスで読んでください(^^;)

 

 

また、お砂場セットに関しては性別やその子の好みによってかなり使う・使わないが分かれるみたいです。もちろん時間が経つことで好みが変わったり、一概に男女で分けられない部分はありますが、自分の娘や公園で遊ぶ周りの子たちの反応を見ている限りの印象で書かせていただきます。

 

男の子に人気の砂場おもちゃ

 

1、車のおもちゃ

2、スコップ、熊手、じょうろ

3、ボウル、泡だて器、しゃもじ

 

 

まず1と2に関してですが、男の子は砂場で遊ぶとなるととにかく車、特に工事車両が好きな子が多いです!ここに載せたものは甥っ子がクリスマスプレゼントで買ってもらったちょっと立派なもので大きさも値段もそこそこしますが、小さい物なら100均でも充分使えるものが購入できます。

 

また、工事したり車を走らせるために山を作ったりトンネルを作ったりも好き。さすがにおもちゃの車たちだけではしっかりした山とトンネルは作りにくいのでスコップを使ったり、ジョウロで水を流して川に作って木の板で橋をかけたり、洗車ごっこをしたり……

 

ここで載せた「いないいないばあっ!」の砂場セットは、実家で娘のためにとおばあちゃんが買ってくれたものなのですが、同じくうーたんやワンワンが好きな甥っ子(1つ年上)に常に奪われています(笑)

 

しかし娘は立派な工事車両に見向きもせず、型を使った遊びや泡だて器に夢中。こんなに好みが分かれるんだなあと驚きました。

 

最後に3に関してですが、私の予想に反して男の子にもおままごと風なおもちゃは人気でした!

 

おままごと好きな娘のために100均でそろえたプラスチックのボウルと泡だて器、しゃもじ、それからプリンの容器でかわいいものなどを公園で使っていると、保育園のお散歩タイムと被った時には必ずと言っていいほど男女問わず子どもたちが寄ってきます(笑)

 

「これねえ、こうやって使うんだよ!ぼく、おうちでホットケーキつくるもん!」

「ぼくがまぜまぜする!ねえ水入れてきて!」

というような感じで、家で泡だて器を使ったことがある子もない子も、こぼしたりを気にせず遊べるのがうれしい様子でした。

 

女の子に人気のおもちゃ

・お店屋さんができるおもちゃ(アイス、ケーキの型など)

・スコップ、じょうろ、ふるい

・ボウル、泡だて器、しゃもじなど

 

 

ここに載せたアンパンマンの方は、うちが実際に自宅で使っているおもちゃです(^^)

うちは基本的におもちゃはシンプルなデザインでそろえたい派なのですが、お砂場セットは外で遊ぶものなので、インテリアとの相性なども関係ないしキャラものでもいいか~と思って、娘がハマり始めたアンパンマンや、100均で買った謎のキャラものを使っています。

 

娘はこれでケーキやアイスを作るの大好き!私がお菓子作りが好きなのも影響しているかもしれませんが、ケーキにろうそく代わりの枝を刺したり、葉っぱなどを乗せてオシャレなケーキ風にしたり、アイスに小石を乗せてサーティーワン風にしたり……色々工夫して作っています。

 

公園で偶然一緒に遊んだもう少し年上の女の子たちだと、これらを使ってお店をやってくれるので、さらに遊びの幅が広がります(^^)中には「かしこまりました」が言える4歳くらいの女の子もいて、しっかりしてるな~とホテル勤務の身としてすごく感心したことがありました(笑)

 

2に関しては、娘はお山を作ること自体はあまり興味なさそうですが、ふるいで土を細かくして積み上げることが好きなようです。スコップも穴を掘るというよりは、アイスの型やふるいに砂を運ぶための道具として使っています。

 

ここに載せているのは実際に購入したものではないのですが、それに似たテイストのもの。先述の「いないいないばあっ!」のお砂場セットがいつも甥っ子に奪われるので、おじいちゃんおばあちゃんが娘用に新しく、いかにも女の子な色合いのものを追加で買ってくれたところ、こちらは奪われずに平和に使えています(笑)

 

3に関して。

これは男の子に人気のおもちゃでも既に書きましたが、もちろん女の子にも人気です。1で紹介したアイスやケーキの型と一緒に使うことで、ボウルで混ぜた生地を型に入れて……というような、より本格的なお菓子作りの工程を楽しむことができます(^^)

 

ボウルや泡だて器の注意点

男女どちらにも人気と判明したボウルや泡だて器などの調理器具。しかしこれには注意点がありまして……ボウルや泡だて器はスコップなどに比べると持っている子が少ないからなのか、公園などで遊んでいるとものすごく他の子に奪われます!!奪われるとしばらく自分の子どもが使えないくらい人気。。

 

特にうちの娘はビビりなので、他の子が横からとってしまっても戸惑って見ているばかりで何も行動を起こさないので、奪われっぱなしです(笑)

 

まあ私としては他の子たちとの交流になっていいかなーとも思っているので、「〇〇(娘)ちゃんにもお手伝いさせてね」というような感じで仲裁(?)に入り、他の子たちが上手に遊んでいるところになんとか仲間入りさせています。

 

ただ、中にはおもちゃを取られて怒ったり泣いたりしてしまうお子さんもいると思うので、奪われたくない場合は保育園・幼稚園のお散歩時間や、土日の公園は避けた方がいいかもしれません……。

 

 

さて、今日はお砂場セットをいくつか紹介しましたが、100均をうまく利用すれば安くてかわいい&かっこいいものがたくさん買えます!なんならわざわざ買わなくても、食べ終わったプリンの型、家で使われてない割れない食器類などでも充分遊べるので、まだお子さんがどんなものが好きかわからない段階の場合は、そういったものを使ってみて様子を見るのがオススメですよ(^^)

 

 

1歳代にオススメのプレゼントの過去記事はこちら↓↓ 

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1歳にオススメのプレゼント~3000円以内編④時計パズル

 こんばんは、伊織です。

 

1歳代の子どもへのプレゼントのオススメ、プチプラ編。

今日は時計パズルです!

 

●メリッサ&ダグ 木製時計パズル(約2500円)

 

なぜ1歳代で時計パズルがオススメかというと……

 

色々な遊び方を通して幅広い知育ができるからです!

 

遊び方の例としては、

 

1、色んな形の型はめ遊び

これは本来の使い方ですね。商品によって形のバリエーションが違いますが、どれも様々な形が入っているので、型はめ遊びを通して形の名前を覚えることができます。

 

娘が型はめを上手にできるようになったのは1歳5ヶ月頃。言葉を覚えてきた2歳近くには、「3はこっち」「しかく、ないね」など、数字や形の名前を言いながらパズルを楽しめるようになっていました。

 

 

2、ピースを重ねて積み木のように遊ぶ

型はめがまだ難しい子でも、平らな面で積んで積み木として楽しむこともできます。うちが時計パズルをお下がりでもらったのは娘が1歳3ヶ月頃のことでしたが、当初娘は最初型はめという遊びが理解できなかったようで、積み木として遊んでいました。

 

積み木のお片付けとしてパズルをはめ込むのを何回も見せているうちに、自然と型はめもやるようになったという感じです。決まったものを決まった場所に戻すという、お片付けの練習にもなりますね。

 

立体的な面で積むのは大人でもなかなか難しいので、長い期間使える知育おもちゃになります(^^)

 

3、形や色を食べ物などに見立てておままごと

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これは娘が1ヶ月半くらいの頃によく作っていたお弁当。

私が「ピンクはお肉、緑は野菜、青は魚…」というような感じで見立ててみせてからはおままごとをよくするようになり、この他にもピースを紙皿の上に乗せて「ジュージュー」とフライパンで炒めているようなマネをしたり、毛糸と一緒にお皿に盛りつけて焼きそば的なものを作ったり、料理の幅(?)が広がりました笑

 

 

娘はしゃべりだすのは遅かったものの、時計パズルのおかげか、数字や形の名前を覚えるのがかなり早かった(時計は12までしかありませんが、その延長で教えているうちに30までは言えるようになりました)ので、親やプレ幼稚園の先生に「もうこんなに数えられるのね~」と驚かれました★

(それまで成長が遅めなのを気にしていたので、これは親としてかなりうれしかった)

 

時計パズルでは以下で紹介するような、もう少し安価なものがありますが、私のオススメは断然メリッサ&ダグの商品です

 

なぜかというと…

こちらは糸通しができる点、ピースをはめるところに英語が書いてあって勉強になる点はいいと思うのですが、口コミを見ると塗装が剥げていたり紐がうまく通らないなどの不良品があったりするようなので、少なくともアマゾンで買うのはあまりオススメできないなという印象です。

 

Hapeの時計パズルはたくさんの絵柄が描かれているのがかわいいですが、難点は、点てた時の傾斜のせいでパズルが落ちやすいこと。この点、メリッサ&ダグの時計は水平に近いので、ちょっとした振動などでバラバラ落ちてしまうこともなく、小さな子でも遊びやすいようにできています。

 

そういうわけで、木製のシンプルな時計パズルの中では、メリッサ&ダグのものを個人的にオススメしています。

 

この他にも木製以外のもの、キャラクターものなどを含めればかなりたくさんの種類の時計パズルが売られているので、お子さんが好きなキャラクターなどがあればそちらをチョイスするとより喜んでもらえそうですね(^^)

 

 よかったら1歳代のプレゼントの候補にどうぞ★

 

その他の1歳代のおすすめプレゼント過去記事はこちら↓↓

 

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1歳にオススメのプレゼント~3000円以内編③おうたえほん~

こんばんは、伊織です。

 

1歳代におすすめなプレゼント、プチプラ編。

本日はこちらです↓↓

 

おうたえほん ウサギのダンス/もりのくまさん(約2000円)

どちらも同じシリーズのおうたえほん。

 

おじいちゃんが6ヶ月の頃に「うさぎのダンス」、1歳10ヶ月に「もりのくまさん」をプレゼントしてくれたものです。実はこの他にも、音楽好きな娘のためにおじいちゃんがスマホ型のものや握るタイプのものなど色々音楽や効果音が鳴るおもちゃを買ってくれたのですが、娘の気に入り度と赤ちゃんの使いやすさを考えるとこのシリーズが一番いいなと思いました。

 

理由としては、4つ。

 

まず理由①:力が弱い子でもボタンが押しやすい

スマホ型や握るタイプの物、他のおうた絵本は、どれもボタンを押すのにかなり力が必要で、娘が自分で押せるようになったのは1歳3ヶ月頃から。それまでは自分で押したいのに押せず不機嫌になってしまうため、親が押してあげなければいけませんでした。その点、「うさぎのダンス」「もりのくまさん」は、押しやすいので1人でもご機嫌で遊んでくれました(^^)

 

※ちなみに電源のスイッチだけは少し硬めになっていて、娘が1人で自由にオンオフを切り替えられるようになったのは1歳10ヶ月頃から。それまでは、娘がおうたえほんを出してくるところまで自分でやって、電源は親がつけて……という感じでした。 

 

 

理由その②:ボタンに歌と同じ絵のシールが貼ってあり、どのボタンがどの歌かわかりやすい。

他のおもちゃは、ボタンがどれも似たようなデザインだったり、1つのボタンから色々なパターンの音が出たりして、「この歌を連続で流したいのに…!」という時に不便でした。ボタンが星やハートなど色々な形をしているものもありますが、久しぶりに使ったりすると一瞬「あの歌はどのボタンだっけ?」と迷うことがあります。

 

些細なことなんですが、初見でも使いやすいというのは親からしても楽ですし、子どもも歌の絵と同じ絵柄のボタンを押せばいいので、早く覚えてくれます。

 

 

理由その③:歌の数、効果音の数が多い。ドレミも弾ける。

それぞれ日本語・英語含めて9曲入っていて、どれもかわいいイラストの歌詞カード付き。絵本の形になっているので、めくるのが好きな子はそれだけでも楽しめますし、手遊びの歌も入っているので体を動かして楽しむこともできます。

 

効果音ボタンは連続して押していると色々な音が鳴りますが、音楽を鳴らしている時は固定の音が出ます。特に「うさぎのダンス」の方は歌と音がよく合っているので、ちょっとした演奏気分で音を鳴らす楽しみ方もあります。その点で、この2つどちらかを買うのであれば、よりオススメなのは「うさぎのダンス」の方です。

 

また、カラオケモード・ドレミモードがあり、ドレミモードにすれば収録曲を弾くことも可能(1オクターブしかないので、音が足りない歌もありますが)ですし、もちろん収録曲以外を弾いてあげることもできます。まだベビーピアノを買う前は、これでよく娘の好きなABCの歌(きらきら星)を弾いて歌っていました。「音楽は好きみたいだけど、ピアノを買うほど興味があるかまだわからないし……」という段階で使うのに最適なおもちゃだと思います。

 

 

理由その④:英語の歌も収録されている

簡単な英語の歌も入っているので、歌を通して小さいうちから自然に英語に触れられます。娘は2歳前くらいの頃から「Are You Sleeping?」を1人で口ずさむようになりました(発音は日本語同様、まだへたっぴですが…)

 

 

このように色々な遊び方ができるため、1冊だけでもかなり間がもちます。家で遊ぶのはもちろん、車でお出掛けする時などに持っていくと重宝しますよ(^^)絵本型なので、収納も絵本と一緒に並べるだけでOKです!

 

●「うさぎのダンス」と「もりのくまさん」の収録曲

「うさぎのダンス」(全9曲)

・うさぎのダンス

・いとまき

・かたつむり

・はと

・げんこつやまのたぬきさん

・あめふり

・Are You Sleeping?

・The Wheels on the Bus

・Ten Little Monkeys

 

「もりのくまさん」(全9曲)

・もりのくまさん

・おおきなくりのきのしたで

・むすんでひらいて

・だるまさん

・かもめのすいへいさん

・Hello!

・London Bridge Is Falling Down

・Hokey Pokey

 

 

1歳台後半くらいの子にあげるおうた絵本なら、こちらもオススメ。

●「てあそび おうたえほん」(約3000円)

 

シリーズもので複数種類がありますが、特にこの「てあそび おうたえほん」が使い勝手がいいです。

 

理由は、

・収録曲がすべて簡単な手遊びの歌なので、室内遊びはもちろん、車での長距離移動の時に少しでも体を動かすことができ、子どもが飽きにくい。

(上手にできたね!と褒めてあげると、2歳の娘は何回もやろうとしてくれます笑)

 

・手遊びのやり方が書かれているので、自分で考えてなくてもいい。

(パパとママで手遊びのやり方が違って子どもが不満げ……ということがなくなります。イヤイヤ期は特にこれ大事です…!)

 

このシリーズは「うさぎのダンス」「もりのくまさん」に比べてボタンが固くて押しにくいのと、ドレミ機能などがついていないという点では劣りますが、力が強めの子や、手遊びに興味を持っている子なら1歳半より小さくても充分楽しめると思います(^^)

 

 ●「てあそび おうたえほん」収録曲(全10曲)

・おおきなくりのきのしたで

・あたま かた ひざ ポン

・とんとんとんとんひげじいさん

・こぶたぬきつねこ

・むすんでひらいて

・いとまきのうた

・きらきらぼし

・グーチョキパーでなにつくろう

・げんこつやまのたぬきさん

・しあわせならてをたたこう

 

シリーズでこちらもあるのでよかったら参考に↓↓英語のおうた絵本だけは何故か少し安めです。

 

●「どうよう おうたえほん」収録曲(全10曲)

・いぬのおまわりさん

・ちょうちょう

・どんぐりころころ

・ハッピー・バースデイ

・かえるのがっしょう

・メリーさんのひつじ

・アイアイ

・ぶんぶんぶん

・もりのくまさん

おもちゃのチャチャチャ

 

●はじめてのえいごのおうた収録曲(全10曲)

・ABC Song

・London Bridge

・Head, Shoulder, Knees and Toes

・The Hello Song

・Seven Steps

・The Finger Family

・If You're Happy and You Know It

・Sunday, Monday, Tuesday

・Under the Spreading Chestnut Tree

・Happy Birthday to You

 

とういうことで、今日はおうた絵本のオススメを紹介させていただきました。

その他、1歳代のオススメプレゼントの過去記事はこちら↓↓

 

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1歳にオススメのプレゼント~3000円以内編②お風呂のおもちゃセット

こんばんは、伊織です。

 

今日も1歳台のお子さんにおすすめなプチプラのプレゼントを紹介していきます(^^)今回はこちら↓↓

お風呂セット(約700円+約600円+α)

1歳近くになってくると、湯船にそこそこゆっくり浸かれる頃。すでに立ったり歩いたりしている子もいる頃なので、お風呂の中でうろうろしてシャンプーボトルや呼び出しボタンなどをいじったりするのを防止するためにも、何か気を引くものがあると子供も楽しく便利です。

 

また、夏であれば水遊びにも使えるので、春夏のプレゼントにも最適かと思います(^^)

 

お風呂のおもちゃや知育グッズもかなり種類があって、1歳代が楽しく遊べる範囲で、洗うのがそこまで面倒にならない数・形だとこの辺りがオススメ。

 

①やわらかお風呂バラエティセット

小さな子が大好きなジョウロを含むセット。他にも有名キャラクターの似たようなセットもありましたが、娘が当時ひよこ好きだったのでこれにしました。

 

すべて柔らかい素材でできているので、投げたり落としたりしがちな1歳代でも安全に&静かに使えます!(私自身が洗面器の落ちた時の音など大きい音が嫌いなので、安全性と音はかなり重視しました)

 

ひよことカエルは水鉄砲になるタイプです。使い始めの11ヶ月くらいの時から、娘はひよこさんにお湯を掛けられるのが大好き!1歳を超えた頃から、自分で握ってお湯を出せるくらいの握力がついたので、私が体を洗ったりしている間は自発的に水鉄砲で遊ぶようになりました。

 

ジョウロをうまく使えるようになったのは1歳半をすぎてからですが、それまでの間も水が出る側を握って、コップのように使っていました。そのおかげか、娘はコップ飲みに慣れるのが非常に早く、片手コップの練習期間が1日で済みました(^^)v

 

※アマゾンの口コミでカエルがカビやすいと書いてありましたが、少なくとも24時間換気扇が回っているうちのお風呂では、1年半使った今の段階ではまだカビは発生していません。ただし、中に水が入った状態で放置するとたぶんこの商品に限らずカビるので、必ず水を出し切った状態で片づけるようにしましょう(><)

 

②水車(¥553)

こちらも柔らかい素材のおもちゃ。私自身が小さいころに水車のおもちゃが好きだったのと、水遊びを通した知育としてもどうしても水車が欲しかったのですが、よさげな水車がセットになっているものがなかったので単品で買い足しました。

 

シャワーやおもちゃセットのスコップなどでお湯をかけると、きれいに回ってくれます。11ヶ月の頃はぽかんとしていた娘も、1歳3ヶ月頃からは回っているのを見て喜ぶようになり、1歳半頃からは自分でもジョウロなどを使ってお湯をかけ、上手に回せるようになりました。

 

水を受けやすいようにそれぞれの羽部分がスプーン状になっているので、こまめに洗わないとそこがぬるぬるしやすいのが難点ですが、性能と見た目は非常に満足しています。

 

※色はバリエーションがあるようで、何故か色によって若干ですが値段が違います。紫は一番高かったのですが、色を教えるために他のおもちゃと被らない色にしたかったので、あえてこれにしました。

 

③おまけ:睡蓮の造花 (花屋の単品2つで¥1000くらい)

これは正直、オススメというか私の趣味ですが…

 

実際に家で使っているものはお花屋さんで買った単品で、この商品と同じサイズの赤と、小さいサイズの黄色を持っています。1歳過ぎの初夏から、汗を流す目的も兼ねて家でも水遊び(お風呂にぬるま湯を張って、おもちゃで遊ぶ)を始め、その頃に見つけたもの。

 

本来は水を張った鉢などに浮かべて使う造花みたいですが、そのディスプレイがあまりにも涼し気だったので、水遊びの時に浮かべたらもっと涼しそうな感じするかもと思って買いました(^^)

 

実際に浮かべてみると、やはり鉢ほど涼し気にはなりませんが、南国リゾート風なお風呂になります。もちろん見た目だけではなくて、花の陰でカエルやひよこをかくれんぼさせたり、ジョウロで水をあげてみたり、おもちゃとしても活用中。

 

娘が自分から進んでこれで遊びたがるようになったのは1歳8ヶ月頃から。色や物の名前がわかる・お花に興味を持ってきた・ジョウロが使えるようになった、という条件がそろったからなのか、「赤!花!」などと言いながらジョウロで水をかけたり、「かえるさん、お花、乗ったねえ」とカエルを乗せて遊んだりしています。

 

うちではこの他に、おじいちゃんにもらったゴムボールの直系10センチくらいのものも追加しています。お風呂の中は投げても壊れるものがないので、投げたり落としたり、洗面器に入れてバスケもどきをしたりして楽しんでいます(^^)

 

 

余談ですが、お風呂セットの収納方法について:

特に収納用ネットなどのついていない商品ばかりなので、うちでは洗濯用の大きなネットとS字フックを使って、体を洗うスポンジなどをかけるポールに一緒に引っ掛けています。

 

大きなネットを使っているのは、子どもでも届く範囲にすることで、自分でお片付けする習慣もつけられるかなと思ったから。お風呂以外でもお片付けの習慣づけを意識してやってきたところ、2歳の今ではおじいちゃんおばあちゃんの家やお友達の家に行っても、自分で使ったものは進んでお片付けできる子に育っています(^^)

 

(イヤイヤ期に入ったので、逆に自分で片づけられないと怒ったりしますが……まあ長い目で見たら、お片付けしたいのはいいことなので、時間がかかってもできるだけ娘自身にやってもらうようにしています)

 

さて、脱線しましたが、今日はいくつかオススメのお風呂のおもちゃを紹介させていただきました。

今年の夏もそうですが、昼間暑すぎて外出できないけど、疲れてくれないと子どもがお昼寝してくれない……なんていう場合にも、水遊びはなかなか有効です!また、スイミングを習う前の予行練習にもちょうどいいので、よかったらお風呂のおもちゃ、1歳台のプレゼントの参考にしてください☆

 

1歳台へのおすすめプレゼントの過去記事はこちら↓↓

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1歳にオススメのプレゼント~3000円以内編①ベビーコロール~

 

こんにちは、伊織です。

 

 

小さかったうちの娘も、2歳の誕生日を迎えました。

1年前を振り返ると、誕生日プレゼントは随分悩みました。記念すべき1歳の誕生日だから何かドーンと買ってあげたいけど、「どんなおもちゃが好きなんだろう?今好きなものでも、すぐに飽きちゃったりしないかな……?」など、わからないことだらけだったのです。

 

そこで、今回は私が実際に買った物・いただいた物の中から、誕生日に限らず1歳代のプレゼントとしてのオススメを書いていこうと思います。

 

 

たくさんあるので、プチプラ編で3000円以内の物から順に詳しく紹介していきます。今回はこちらです↓↓

 

ベビーコロール(約1,200円)

 

コロンと丸い形がかわいらしいベビー用クレヨン。まだ鉛筆持ちができない小さな子でも、しっかり握って殴り書きをすることができます。しかも、普通のクレヨンと違って手や服につきにくく、ついても洗えばすぐに落ちます。また、壁やドアなどに落書きしてしまった場合も、消しゴムで簡単に消すことができました!賃貸世帯の味方ですね。

 

先が色鉛筆のように鋭くとがっていないこと、子どもが舐めても大丈夫な素材でできていること、万が一飲み込んだ場合にも、クレヨンに穴が開いているのでちゃんと空気が通り、窒息しないようになっていることも安心できるポイントです。強度も普通のクレヨンと比べてかなり固いので、赤ちゃんが力を込めて殴り書きした程度で割れたりすることはまずありません。

(先端と丸い部分の間のところをピンポイントに大人が踏んづけると、テコの原理で負荷がかかって折れちゃいますが……(経験談))

 

さらに、ベビーコロールはお絵かき以外の遊び方も豊富!!

 

積み重ねて遊んだり、コマのように回したり、指にかぶせて指人形のようにしたり…

まだお絵かきなんて全然できない月齢の子でも、かわいい色と形のクレヨンがクルクル動くだけで大喜び。うちの娘がお絵かきらしいことを始めたのは1歳4ヶ月くらいですが、それまではこういった使い方で遊んでいました。

 

色の数が6色、12色、15色のセットがあるみたいですが、初めてのクレヨンとして普段の色塗りに使う分には12色がちょうどいいと思います。メジャーな色が過不足なく入っている感じ。のちのち色の名前を教える時にも役に立ちました

 

※使い始めは特にそこそこ力を入れないと色が出にくいですが、最初に親が少し使うことで色が出やすくなります。

 

参考までに、このクレヨンを使って大人が絵を描いた場合と、1歳半の子どもがお絵かきした場合の写真がこちらです。

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こちらは昔の記事で紹介した、手作り絵本の一部。文字も含めてすべてベビーコロールで描きました。

 

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 こちらは壁に貼ってある掲示物に1歳半の娘が落書きしたもの。赤いぐしゃぐしゃした線が娘が描いた部分です。赤色が好きらしく、2歳を超えた今でも赤を一番よく使っています。そういった好みがわかるのも、クレヨンの楽しいところですね(^^)

 

ちなみに娘は、2歳頃からベビーコロールではなく普通のクレヨンを使い始めました。

理由は、

 

1、むやみに物を舐めなくなった。

 

2、本人の描きたいものがはっきりしてきた(「あかいてんとうむし」などといいながら赤でぐりぐり描いたりするようになった)ので、ベビーコロールより描きやすさで勝っている普通のクレヨンの方がいいかなと思った。

 

 の2点です。前々から落書きを楽しんでいたせいか、今ではお絵かきは本人のお気に入りの遊びの1つ。お絵描き帖と、好きな色である赤はすぐに使い切ってしまうので、裏紙を活用したり他の色を使うモチーフをさりげなく勧めてみるなど、色々試行錯誤しています。

 

 

ただし、普通のクレヨンは手につくわ服につくわ、万が一壁なんかに落書きされたら落とすのが大変……ということで、普通のクレヨンを使うのは大人と一緒にテーブルに向かっている時だけ出すようにしています。

 

逆にベビーコロールはこれまで通り本人が好きな時に出せる場所に置いておいて、壁に貼った紙に殴り書きしたいときにはそちらを使ってもらっていますし、今でも積み重ねて遊んだりしています。

 

 もう少しで第二子を出産するのですが、下の子の誤飲対策や遊び道具、お絵かき道具としてもベビーコロールはまだまだ活躍しそうだなと思っています(^^)

 

 よかったら是非1歳のプチプラプレゼント候補にどうぞ!

 

 手作り絵本の過去記事はこちら↓↓

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【1歳半健診対策になるかも?】赤ちゃんに言葉を教える方法2 ~写真・絵・おもちゃなど色々な物で見せてあげる!~

前回は英語の教え方でしたが、今回は日本語英語に限らず、言葉を教える時の方法についてうちで実践しているやり方をご紹介します(^^)

 

目次

 

「教え方」を実践する前と後の娘の様子

 

1歳9ヶ月現在、娘が日本語・英語で理解しているのは

・動物…15こ

・その他の生物(虫・爬虫類など)…15こ

・花や月など自然の物…5こ

・乗り物…4こ

 

です。(この記事をのろのろ書いている間にもいくつか増えていますが、そこは割愛)

 

今はかなりおしゃべりになりましたが、娘の発語はどちらかと言うと遅い方でした。特に何も意識せずに過ごしていたら1歳半健診の時点でほとんど話せず(「せーの、よいしょ、はーい」しか言えなかった)、要観察に。まあ要観察くらいはよくあるらしいので覚悟していたのですが、面談で担当の人に必要以上にダメ出しされて腹が立ったので、そこから言葉の強化に取り組み始めました。

 

私が行ったのは

①歌を取り入れる

②物を色々な媒体で見せる

③②で見せた色々な媒体の物たちが同じであると教える

 

の3点です。

 

①歌を取り入れる

 

①の歌については前回の記事でも書いた『はらぺこカマキリ』などの歌を使って「犬」「ゾウ」などの単語そのものを教えるほかに、

 

(※『はらぺこカマキリ』の使い方は過去記事を参照してください!)

 

犬なら「犬のおまわりさん」、ゾウなら「ぞうさん」のように、その単語にまつわる歌を使って【イメージ付け】を行いました。

 

これは、子育て支援センターで保育士さんが以前「言葉を教えようと思っても、なんどもしつこく『これがいぬだよ、いぬ、いぬ……』としつこく言うと子供のストレスになる」ということをおっしゃっていたのと、

 

私自身が詰込み型の勉強が嫌いだったので、語呂合わせのような楽しい覚え方があればなあと考えた結果、娘が好きな音楽を使うという考えに至りました。

 

 ②物を色々な媒体で見せる

②に関しては言葉の通りですが、1つの物を

・実物

・絵本

・絵

・写真

・映像(DVD・YouTube・自分で撮った動画等)

・おもちゃ

の(できる限り)すべてを使って見せるということです。

絵や絵本・アニメ映像は物の特徴がデフォルメされて描かれていることも多いので、かわいいし特徴を知る分には向いていますが、実物とかなり見た目が違うこともあります。そこで実物・写真を見せることはもちろん大事。

 

また、平面と立体でも見え方が違うので、実物の映像やおもちゃも取り入れることで、どんな状態で見てもわかるように工夫しています。

 

 

実物で見せるのは想像がつきやすいと思うので割愛し、他の物だけ、うちでどうしているかご紹介します。 

 

●絵本

取り組みやすいのは、買う・借りるなどした絵本の中に出てくるものを指差して

「これは『犬』だね。い・ぬ・の~おまわりさん♪」

「This is butterfly。ちょうちょ~ちょうちょ~なのはにとまれ♪」

と歌う感じです。ちなみに使う歌は日本語も英語も同じ歌(同じ歌の方が、違う言葉で言われても同じ物を指してるんだなということがわかりやすいかなと思ったのと、単純に英語のちょうちょの童謡があるのか知らないという理由)。英語の童謡を知っているものに関しては、英語の歌をできるだけ優先して使うようにしています。

 

使う絵本はどんなものでもいいのですが、以下の2つは娘が最近すごい気に入っていた2冊。うちはどちらも図書館でたまたま借りたのですが、娘がすぐタイトルを覚えて本棚を指差し「さんぽ!さんぽ!」などと要求するほど気に入っていたので、買ってもいいかなと思っています。

 

『おさんぽ』…普段のお散歩中に目に入る景色1つ1つがクローズアップされていて、まるで歩いている小さい子の目線そのものの世界。絵も可愛いし、歩いたり喋ったりしている子にピッタリの絵本です(^^)

『SUPERWORM』…なんとミミズが主人公というハードな設定の物語。虫苦手な私としてはあまり手に取りたくなかったのですが、「最近娘が虫の名前覚え始めたしなあ…」と頑張って借りました。

すると、色々な種類の虫がカラフル&コミカルなタッチで描かれているのもよかったのか、娘の大のお気に入りに。虫だけでなく色んな色のお花も出てくるので、色を教えるのにも最適。この本から新しく覚えた単語もかなりあります(物語はあまり読んでくれてませんが、話自体もおもしろいです)。

 

この2冊は本当に、 物語の内容そっちのけで、前回の記事で紹介した「あっ、〇〇みっけ!」と「My name is……」のフレーズを延々と歌わされました。でも楽しそうな様子から、覚えた物が言えるようになってうれしいんだなというのも見てわかるので、根気よく付き合うようにしています。

 

●写真

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ここにある虫は『はらぺこカマキリ』に出てくるものが多いですが、他にも歌の題材になっていて、かつ見た目に特徴のある

・とんぼ(『あかとんぼ』)

・てんとうむし(いないいないばあっ!の『ワンツー!パンツ―!』)

・ほたる(『ほたるこい』)

・かぶとむし(aikoの『カブトムシ』)

を加え、自分で適当にネット上で写真を拾ってきて印刷しました。

 

正直、セミやカマキリを英語で何と言うかは知らなかったので、私もこれを見て一緒に覚えるつもりで、日本語・英語両方を入れています。けっこう勉強になる。

(虫の実物を見せるのは私にはハードルが高いので、春以降に旦那に頑張ってもらおうと思います。) 

 

ちなみにこの写真シリーズは虫だけでなく、動物・爬虫類両生類系・花・乗り物・果物・図形なども作って壁にマスキングテープで貼っています。次の項目で紹介するテキトーな絵と共に、娘が壁紙に落書きするのを防ぐのにも役立っていますし、キッチンから見やすい場所に貼ることで、料理をしていて手が離せないときでも娘にクイズを出してコミュニケーションを取れるようにしています。

 

(うちはキッチンの構造上の問題でベビーゲートなどを使って子どもの侵入を防げないので、キッチンに近づくと危ないときなどは頑張ってクイズで写真や絵の方に娘の気を引いています。)

 

●絵

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すでに娘が落書きしまくった後で申し訳ないのですが、絵はこんな感じ。「絵本も絵だから一緒じゃないの?」と思われるかもしれませんが、大事なのは「プロの方が描いた上手な絵」と、「素人が数秒で描いたテキトーな絵」の違いです(笑)。シンプルな絵は色・形など特徴を覚えやすいですし、特徴を覚えるということは言葉を覚える以上にお絵かきのイメトレにもなるかなと思っています。

 

※アルファベットは別で勉強しているので、ここではひらがなの勉強を兼ねて(とはいえ娘本人はほとんど文字にはまだ着目していませんが)、「さかなの”さ”」「しんかんせんの”し”」という感じで一緒に載せています。

 

●写真

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これは写真と絵が両方使われているもの。家族それぞれの所在地と交通手段を載せています。人の顔は私の画力では誰か判別できないので写真を使い、日本地図や乗り物はネット上のイラストをお借りして作りました。

 

遠方にいるため両方の祖父母に会う機会が少ないので、少しでも顔を覚えられるようにということと、せっかく色々な乗り物を経験しているのでそれも覚えられたらいいなということで、これは言葉強化よりもずっと前に作ったものです。

写真による顔認識効果はかなり高いようで、だいぶ前に撮ったばあばの動画を見せたところ、こちらから教える前に娘が「ばあば!」と言って指差しました。

 

●動画

前項で描いたじいじばあばの動画などホームビデオもありですし、今の時代ならYouTubeなどを活用するのも効果大!


はらぺこカマキリ / おかあさんといっしょ (Coverd byうたスタ) 【カマキリが踊る!】


どんないろがすき / おかあさんといっしょ (Coverd byうたスタ) 【クレヨン・色・おぼえ歌】

 

これら以外にも娘が好きなのはたくさんありますが、虫に興味を持ったきっかけである『はらぺこカマキリ』、色を歌で覚えられる『どんな色が好き?』はかなりオススメです。

 

●おもちゃ

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2つ前の写真の項目で載せた、日本地図と同時に見せていたおもちゃ。飛行機や新幹線などは実物を間近で見せられる機会が少ないので、おもちゃで代用。

新幹線は甥っ子からのお下がりでもらった音が鳴るもの、飛行機はANAを利用したときに子ども用に配られていた飛行機型風船。どちらも娘のお気に入りです。

 

③②で見せた色々な媒体の物が同じであると教える

例えば絵本に飛行機が出てきたときに、

「あ、これ見たことあるね!こっちと一緒だね!見てみて!」と飛行機の絵のあるところに連れて行き、

 

絵と絵本を並べて指差し、「一緒!」と言います。おもちゃや実物が手元にあるのであれば、それらも持っていき、「これも一緒!」という感じ。

 

本や教科書で見た世界遺産を訪れた時に「おお~、これがあの〇〇……!!」と感動した経験のある人は多いのではないでしょうか。

 

あれと同じような気分を娘にも味わってもらいつつ、飛行機を同時に色々な姿で見比べさせることで、飛行機の印象を強くします。

 

娘も楽しんでくれているようで、最初は見比べてにこにこしている感じでしたが、これをやり始めて3週間ほど経った頃には自分から飛行機のおもちゃを持ってきて「一緒!」とくっつけたり、虫の絵本を読んでいる最中に私を絵本ごと虫の写真のところまで連れて行って「一緒!」と指さしたりします。

 

(読み聞かせの最中になんども部屋のあちこちを連れ回されるのはちょっと面倒でもありますが、娘がせっかく楽しんで見せてくれているので、これも頑張って付き合っています。ただし体調が悪かったりであまり動けない日は無理して動かず、どこに何の写真があるかはわかっているので、「あ、ありさん見つけたんだね!一緒だね!すごいね、よく見つけたねー!」という感じで精いっぱい言葉で褒めています。)

 

 

おわりに

 

以上が、うちで行っている言葉の教え方です。歌を使って印象付けし、絵本や写真、実物で一度教えたものを見かけたら「一緒だね!」と言ってやはり歌ってあげる。色々なやり方で間接的に何度も刷り込んでいくという感じです。

 

もちろん一度教えただけで覚えられるわけではありません。前に教えたものを娘が忘れてしまった時は、「どれかな~」と言いながらしばらく考えさせ、わからないという仕草(うちの場合はごまかすために抱き着いてくる)をしたら答えを教えてあげます。

 

それを繰り返していると、次第に娘が、わからないときに自分から「どれかな~?」とか「なあに?」と言うようになりました(笑)

 

こうして歌やクイズ形式で教えていると、目的としていた単語以外の物も付随してどんどん覚えてくれるんだなというのも発見。

 

1歳半健診より前にこれをやってあげていれば、あんなにひどいこと言われなかったかもしれないのに……と思うと娘に少し申し訳なくも思いますが、とりあえず今はもうかなり遅れを取り戻せたので、今後もこのやり方を継続していきたいと思います。

 

※ただし形容詞や副詞のように写真などで見せることが難しい単語はまだこういう形では教えていません。そちらのやり方も模索中ですので、いい教え方があったらまた書きます。

 

赤ちゃんへの言葉の教え方1~日本語・英語同時並行でも赤ちゃんが混乱しない方法

お疲れ様です、伊織です。

 

 

今日は赤ちゃんの英語教育について。

 

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*目次*

 

早期の英語教育に対する議論

 

英語教育に関しては、

 

「耳が慣れるから早ければ早いほどいい!」

という意見と

 

「1つの言語(母国語)を習得してから他の言語を学ばないと、セミリンガル(中途半端に覚えてしまってどちらも完璧に話せない状態)になってしまう」

 

という真っ向から対立する意見がありますよね。

 

私自身は、どちらの意見も一理あると思っています。1歳半を過ぎ、言葉を話し始めた娘を、もっと英語に触れさせてあげたいと思う反面、自分のやり方で混乱させてしまわないかというのは不安でした。

 

(うちは私も旦那も日本人、海外経験も少しはあるので英語は話せますが、家での会話は基本日本語です。ただ、私が早くから英語に触れさせたいと思ったのと、旦那の仕事の関係で海外転勤になる可能性が高いということで、娘の英語教育は意識的に行っています。)

 

しかし、始めてみると今のところ案外うまくいっているので、英語を教えるときのうちのやり方をご紹介します(^^)最後におまけで、(興味持つ人は少ないと思いますが)先ほどの英語教育に関する2つの意見について私の現段階での結論も述べてみます。

 

※0歳代など、話し始める前の赤ちゃんへの英語教育は別記事を参照してください↓↓ 

teacere.hatenablog.com

 

赤ちゃんに英語を教える時は、ルールを決めるのが何より大事

赤ちゃんが「これは何?」と聞いてきたり、指さしのジェスチャーで尋ねたりすることがありますよね。また、赤ちゃんから尋ねられなくても、「これは〇〇だよ」と教えたいこともあると思います。

 

そういう時に、ある日は「これは犬だよ」と言い、次の日には「これはdogだよ」と言ってしまっては、赤ちゃんは混乱します。

 

というか、赤ちゃんでなくても、新しく物を知った状態なら、大人ですら何事かと思いますよね。上司の言っていることが昨日と今日で違うみたいな感じで、「昨日せっかく覚えたのに、違うの?犬はなんだったの??」とイラっとすると思います。

 

規則性がないままランダムに教えるのは、言語に限らず逆効果。

そこで、英語を教える時のルールを決めることがまず何より大事です。

 

では、どんなルールにするのか?そのやり方はいくつか考えられます。より効果的と思われる順で挙げていきますが、1と2はバイリンガル環境にないと難しいので、うちみたいに完全に日本語話者の家庭は実践しやすい3だけ読んでください(^^;)

 

 

 

1、「ママと話す時は日本語、パパと話す時は英語(もちろんじいじばあばでもOK)」など、相手によって使う言語を決める

 

→親族や友達の中に英語話者がいる場合には、ルールというよりも自然とこうなる家庭が多いようです。その人と話すために英語を覚えるというのは大きなモチベーションになりますから、このルールが実践ができるなら、英語教育としてはそれがベストではないかと思います。

 

ただし、うちのように親族全員日本語話者(私や旦那の友達には英語話者もいますが、海外在住で娘と会う機会はほとんどない)の場合、よほど意識して誰かを英語縛りにしないといけません。夫婦間も英語で話すかと旦那に聞いたところ、拒否されたので実践されませんでした。

 

2、日時や場所によって使う言語を決める

 

→たとえば

「月曜日は英語だけで話す日」

「月曜の12時~14時は英語の時間」

「幼稚園では英語で話す」

「家では英語で話す」

 

といった感じのルールですね。

 

 

わかりやすい例は英語教室などに通わせることです。英語教室という空間、その時間帯で区切られるというため、意識の切り替えがしやすくなります。

 

また、先生やクラスメイトからは英語で話しかけられ、自分も英語で返すので、1のルールの、「相手によって言語を変える」にも通ずる部分がありますよね。英語教室に仲のいいお友達がいる場合などは特に、モチベーションUPにも繋がります

 

「家で家族といる時間は英語」というパターンは、日本在住の英語話者の家庭ではよく行われています。

(逆に、知人の海外在住の日本人家庭の場合も、「家では絶対日本語」ルールを適用していたようです。)

 

ただし、これもやはり家族の中に英語話者がいる場合にはやりやすいですが、うちのような日本語話者家庭では大変ということで却下。

 

 

 

 

別の記事で詳しく書きますが、うちは1歳8ヶ月から完全英語の幼稚園に通わせることにしました。

 

 

3、英語を教える時のフレーズを決める(一番日本人家庭向き)

 

 

→たとえば、

・日本語で名前を教える時は「これは”犬”だよ」と言い、英語の名前を教える時には「This is dog」と言う

 

・「いぬ!」と答えてほしい時は「これはなあに?」と聞き、「dog」と答えてほしい時は「What's this?」と尋ねる

 

などです。

うちの場合は、娘が好きな音楽を使っていて、

 

日本語の名前を言う時は「あ、”犬”みっけ♪」

 (『はらぺこカマキリ』のワンフレーズ)

英語の名前を教える時は「My name is ”dog”♪」

 (ディズニーの英語システムのお試し版に入っていた歌のワンフレーズ)

 

という風にそのフレーズだけ歌いながら教えています。


はらぺこカマキリ / おかあさんといっしょ (Coverd byうたスタ) 【カマキリが踊る!】

 

ディズニーの方はYouTubeには上がっていなかったので、興味があれば無料体験版に申し込んでみてください。無料体験版のCD・DVDは楽しくて便利だったので、申し込んでみる価値はあると思います。

(※内容はけっこうよかったのですが、おもちゃ系がいらないのと、料金が高すぎるためうちは入会はしませんでした。やんわり断ったら、勧誘の電話が仕事中の時間も含め何度もかかってきて辟易したので、断る時はキッパリ強めに言った方がいいです……。)

 

 

これらの歌はもともと娘が気に入っていたことと、元の歌でも「〇〇みっけ」「My name is 〇〇」と色々な物の名前を入れて歌われているので、〇〇の部分が名前なんだと娘が理解していたのが、名前を教える時にも使いやすかったポイントです。

 

※今は名前(名詞)を教えることが多いのでこれが便利ですが、熱い・冷たいなどの形容詞、歩く・食べるなどの動詞になってくると、また別のやり方が必要になってくるなと思っています。いい方法が見つかったらまた書きます。

 

最初、試しに日本語でこの音楽を使った教え方を取り入れて教えてみたところ、爆発的に日本語の発話が伸びました(これには音楽を使っただけでなく、後日別記事で紹介する「言葉の教え方2の方法」も効いたのだと思います。もちろんこの頃がたまたま急成長する時期だった可能性もありますが……)

 

これは使えると思い英語にも応用したという流れのため、今のところは「日本語では言えるけど英語では言えない」ものがほとんどですが、少しずつ英語も追いついてきています。

 

新しく教える物に関しては、日本語と英語両方同時に先述のフレーズを使って教えていて、現在では絵本や実物を見ながら娘も、

 

日本語の名前を確認したいときは「あっ…」と歌い、

(その後「〇〇みっけ♪」と言ってほしい)

英語の名前を確認したいときは「My name is…」と歌うようになりました。

(その後「〇〇~♪」と名前を言ってほしい)

 

※「確認したい」というのは、子どもが初めて見る物の名前を聞くときだけでなく、知っているものが絵本などで出てきたときに「これ〇〇だよね!」という感じで知ってるアピールをすることが多く、そういう場合にもこの歌のフレーズが使われているという意味です。

 

余談ですが先日、娘が絵本に出てきたダンゴムシを指差し「あっ」と言ったので、「ダンゴムシみっけ♪」といつものように教えていたら、続いて「My name is…」と言い始めたので、焦りました。ダンゴムシを英語で何て言うかなんて知らん!!

 

急いで調べたところ、「roly-poly(bug)」と言うそうです。正式名称ではないようなので、ずんぐり虫的な愛称ですかね。かわいい発音なので、娘も気に入ったのか、頑張って真似して言おうとしていました。私自身が知らない英単語も、日本語を教えた瞬間に聞かれるので、私自身の勉強にもなっています。

 

その他、褒める時もやはり日本語と英語をできるだけ分けて使っています。

・日本語で聞いたことに答えられたら「じょうず!」 

・英語で聞いたことに答えられたら「Good job!!」

という感じです。

 

以上が私が行っている、日本語・英語同時並行で赤ちゃんに言葉を教える時のやり方です。日本語と英語を混ぜるのではなく、できるだけ日本語は日本語、英語は英語で教えるという感じで、区別できるように工夫しています。

 

 

 

おまけ:早期の英語教育に関する持論

 

最後に、冒頭で触れた「赤ちゃんの頃から2言語同時に教えること」に関する議論について、私の現段階の感想や持論を述べたいと思います。

 

 

まず、2言語同時に習得することは不可能ではないため(実際にそういう環境で育ち、どちらの言葉でも自己表現がしっかりできる人はたくさんいる)、教える方法が重要になってくるということがおのずと考えられます。

 

 

これは私の独断と偏見に基づいていますが、教える上で1つ意識しておかないといけないのが、「ゴールをどこに設定するのか」ということです。

 

目指しているのは、英語も日本語も完璧に扱えるバイリンガルなのか、

英語が得意な日本語話者なのか。

 

そして、言語を習得する(または教える上でわかっておかないといけないことが2つ。

 

・物や概念には言語によって色々な名前(言い方)がある

・日本語と英語は必ずしも1:1で対応していない

 

ということです。

 

特に大事なのは「概念」です。

ここで言う「概念」とは、はっきり目に見える物以外のすべてを指します。わかりやすいもので言えば、人の感情、マナーや常識などです。

 

いわゆる「セミリンガル」、つまり2言語の完全なネイティブになれていない人は、日常生活を送る分には全く問題ないものの、抽象的な内容(概念)をどちらの言語でも考えることができず、結果として物事を深く考えることができないのだと言われています。

 

もともと外国で育った経験があったり、家族に英語話者がいるといった環境にない私のような立場の人(英語が得意レベル)が子どもに英語を教える場合、外国に根付いた文化や慣習に大きく影響を受ける概念としての「言葉」を教えるのは無理です。

 

でも、「英語なんて使わないじゃん」という考えを持ってほしくない。英語は使えるもの、英語は常に身近にあるものというイメージがあれば、自然と興味も出てくるし、覚えられると思うのです。

 

なので、私の教え方はまず日本語ベース。1:1で日本語と英語が対応している物の名前や言い回しはクイズのような形で教えて、それ以上のレベルを英語で話したいかどうかは、あとは本人の興味に任せます(英語教室では完全英語生活なので、もしかしたらそこで概念的な部分を身に着けられるかもしれませんが)。

 

 

英語の勉強!というより、まずは「1つの物を色んな言い方で表すことができるんだ」という風に、娘にも英語を楽しんでもらいたいなというところで、今回はこのあたりで。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m