お茶充生活

茶道の日常的な楽しみ方や和室でのマナー、妊娠・育児についてゆるく書いていくブログ

赤ちゃん向け絵本の全力レビュー:7ヶ月編②

こんにちは、伊織です。

 

今回はレビューの続きです!

 

本日の4冊はこちら(^^)

 

前回に引き続き、注意事項2点を先に書いておきます。

※1 子どもの好みはそれぞれですし、その時あまり好きじゃなかった絵本も月齢が変わると喜ぶようになったりするので、本自体の評価というよりはむしろ内容や読み聞かせ方などを重視して読んでくださいね!

 

※2 娘のお気に入り度の見方は以下の通りなので、参考にしてください。

★★★★★:声を出して笑う

★★★★☆:にこにこする

★★★☆☆:手を出す、めくろうとするなど興味を持つ

★★☆☆☆:手は出さないが、最後までおとなしく読む

★☆☆☆☆:途中で飽きて逃げてしまう

 

 

1、『どうぶつ ドドド』お気に入り度★★★★★

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小さなネズミから始まり、大きなゾウまでを順番に楽しい効果音と共に並べていくお話。最後にはどんでん返し……ならぬドミノ倒しがあり、並べた動物たちがドドド……と倒れていきます。動物図鑑系かな?と思いきや、意外に音を楽しむ系の絵本です。

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ネズミは「ちょこり!」オットセイは「ぬるん!」など、それぞれの動物の特徴や重さに合わせた効果音と共に、動物を並べていきます。

 

娘の反応は……大喜び!!

 

読むときは、効果音1つ1つ違いがわかるように、全力でそれっぽい音を出します。変わった音が聞こえてくるのが楽しいのか、娘はニコニコしたりキャーキャー言ったり、大喜びでした。手で動物を実際に置く仕草も入れると、よりリアリティが出るのかおもしろがってくれました。

 

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そしてこの絵本の極めつけのクライマックスは、このドミノ倒しです。

ネズミをちょん!のところで、読み手もネズミを「ちょん!」と押して見せます。

さらに、赤ちゃんの頭もそっと指で「ちょん!」と押してみると、赤ちゃんにも何をやっているのかわかっていいかも。

 

この後、動物たちが「ドドドドド…」と倒れていくわけですが、この「ドドド」という繰り返しにも娘は大興奮。普通に読んでもいいですが、ドミノに合わせて赤ちゃんも、抱っこした状態で一緒に横に少し倒れたりなどしても楽しいです。

 

途中で勢いが足りず、カンガルーを押すところが出てくるんですが、そこもやはりカンガルーだけでなく、赤ちゃんもそっと押してみてあげましょう!(倒れない程度に)

 

音を楽しむ系の絵本や遊びが好きな娘には大ハマりだったようで、何度も読んでいたら私も内容(動物と効果音)を覚えてしまったんですが、絵本の実物がなくても、朗読だけで1ヶ月経った今でもキャーキャー喜んでくれています(^^)

 

音が好きなお子さんがいたら、ぜひ試してほしい絵本です!

 

2、『あか き あお みどり』お気に入り度★☆☆☆☆

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うさこちゃんシリーズと同じ作者のものですが、これにはうさこちゃんは出てきません。 人形やヨットなどが順番に一色ずつ色づけられていく内容です。

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娘の反応はというと、全然興味なし……

まあまだ色の名前なんて全くわからないので、動きのない絵に色がついていくだけではあまりおもしろみを感じられないのかもしれません。

 

もう少し大きくなって、なんとなく色に名前があるとわかってきた頃なら、クイズ形式でやっていっても楽しいのかもしれないなと思いました。

 

3、『おおきい ちいさい』お気に入り度★★☆☆☆

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カラフルな絵が特徴的。この表紙のように、同じ絵が大きいものと小さいもの、2つの大きさでたくさん出てきます。

 

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「おおきい」の方は、輪郭を指でなぞりながら、または大きさを両手で示しながら、大きめの声で「大きい!」と読み、

「ちいさい」もまた指で小さくなぞったりしながら、小声で「小さい」と読むと、スケール感が視覚と聴覚、両方から伝わりやすいかなと思います。

 

絵柄は抽象的なものばかりで、ユーフォ―に見えるもの、車に見えるもの、何かよくわからないもの……話せるくらい大きな子であれば、「これは何だと思う?」と一緒に想像しながら読むのも楽しいかも。

 

娘はまだそのレベルになく、残念ながら反応はイマイチ……でも繰り返すことで、大きいと小さいの意味が理解できそうな絵本でした。

 

4、『くまのこミンのおはなばたけ』お気に入り度★★☆☆☆

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以前『くまのこミンのふゆじたく』を読んで、絵と内容がかわいくて同シリーズをまた手に取りました。※『ふゆじたく』の記事はまた別で上げます。

内容としては、お兄さん2人と暮らしているミンというくまの女の子が、みんなで協力してお花畑を作っていくというもの。

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種をまいたり、水をやったり、お花がこうして育つんだなということが、子どもにもかわいい絵柄で自然に理解できそうです。また、小さいながらもお手伝いを頑張るミンを見て、「自分もお手伝いしよう!」となる子どももいるんじゃないでしょうか。

 

7ヶ月の娘はもちろん理解できないわけですが、こういうストーリー系の絵本は日本語の勉強と、私の趣味として読んでいます。物の名前もたくさん出てくるし、自分で何かを作っていく楽しさもあり、さらにはちょっとした冒険もあって、もう少し大きい子なら、お話として非常に楽しい内容だと思います。

 

0歳の子に読むには少し長めなので、飽きてしまったら前半・後半で分けて読んでもいいかもしれません。

 

 

今日のところはここまで!

お子さんが好きそうな絵本はありましたでしょうか?

 

もう1回7ヶ月レビューがありますが、次回は英語の絵本も出てきますのでお楽しみに(^^)

赤ちゃんに読み聞かせる絵本の選び方:内容編

こんにちは、伊織です。

 

本日は読み聞かせ絵本の選び方を、「どんな内容の絵本を選べばいいのか?」という視点で、保育士や絵本関連の資格をお持ちの方に聞いたことを参考に、書いていきたいと思います!

 

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娘「今日の1冊は……これだあぁー!!」

 

本日の目次はこちら↓↓

 

読み聞かせの悩み

 

授乳とオムツ替え以外ほとんど寝ている生後0~2ヶ月くらいが終わると、「そろそろ何か遊びを取り入れた方がいいかな?」と思い始める方もいるんじゃないでしょうか。

 

私自身が読み聞かせを始めたのは、娘が生後2ヶ月の頃。

最初はいただき物や、「いつか子どもができたら読んであげたい」と買って持っていた絵本、そして月齢の基準に合わせて自分で作成した絵本などを読んでいましたが、4ヶ月目まではあまり反応がありませんでした。

 

「〇ヶ月だからこういう本を喜ぶはずなんだけど、あまり反応がないのは、私の絵本のチョイスや作り方がまずいのか、読み方が悪いのか……」と不安になり、保育士をしていた友人と、絵本関連の資格をお持ちのお母様にご意見を伺って、アドバイスを実践したところ、読み聞かせが劇的に気楽になりました!

 

ということで、教えていただけたことや、私自身がそれから実践した上で感じたことなどを描いていこうと思います。

 

 

月齢の目安について

 

Q、月齢の基準に合った本を喜ばないのは、絵本の作り方に原因がある?

「月齢の成長によってこういう内容の本を喜ぶ」という基準は一応あるようで、以前の記事にもそれをまとめたものが載っています↓↓

teacere.hatenablog.com

 

これに合わせて、自作の絵本は「3ヶ月だから形が楽しめる本を……」などと考えて作っていたわけですが、基準通りに作っても、ちゃんと集中して見てくれる絵本と、そうでないものがありました。

 

何が悪いんだろうと聞いたところ、答えは以下のようでした。

 

A、赤ちゃんが喜ぶかどうかは、月齢よりも赤ちゃん個人の好みの違いによるので、作り方が悪かったかどうかは気にしなくていい!

 

基準はあっても、実際には月齢の成長より個々の好みの違いの方が大きく影響するから、必ずしも「この月齢だからこういう内容を楽しむ」ということはないようです。

 

「3ヶ月なのに形の本を楽しまないのは、成長が遅いってこと?」とか、

「絵本の選び方や作り方がまずかったかな…」とか、

 

そういうことは気にしなくて大丈夫!!とのこと。

一気に気が楽になりました。

 

ちなみに赤ちゃんの月齢の成長による反応の基準も教えていただきました↓↓

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これに対して、娘に読み聞かせをしてきた実感は以下の通り(娘はまだ8ヶ月なので、途中まで…1歳になる頃に書き直します)↓↓

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絵本を触ろうとするのはかなり早かったですが、最初に声を出して笑ったのは4ヶ月末。この頃に、私自身が絵本の読み方に慣れてきたというのもあるかもしれません。

 

 

Q、絵本を買ったり作ったりする場合、できるだけ長く楽しんでもらえるものにしたいけど、音を楽しむ絵本は1歳までには飽きてしまう?

 

「0~2ヶ月=音を楽しむ絵本」とあるから、1歳になる頃にはもう飽きてしまうのであれば、買うならどんな本がいいのかな……と思って聞いたところ、答えは以下のようでした。

 

A、飽きる原因は月齢の成長ではなく、マイブームの移り変わりによるものだから、0歳で好きになった絵本を2歳までずっと好きな子もいる!逆に、4ヶ月では反応がなかった絵本が、8ヶ月になったら気に入るということもある!

 

たとえば以前紹介した市販絵本の人気作品である『がたんごとんがたんごとん』という汽車の絵本があります。

teacere.hatenablog.com

 

音やリズムを楽しむ絵本の代表格のような本ですが、この本を2歳まで好きな子もいれば、そもそも最初から興味がない子もいるそう。

 

音を楽しむ系の絵本が好きなうちの娘は、きっと喜ぶだろうと思いきや……最初は全く反応なし。上の記事を読んでいただくと詳しく書いてありますが、絵本の見せ方を変えると少し反応がありました。どちらかというと、絵を楽しんでいた感じですかね。

 

絵本というのは、文の意味がわからなくても、絵柄や色、音やリズムなど、楽しむ要素が色々とあるので、音を楽しむ系の絵本として紹介されているものでも、実際には赤ちゃんがその絵柄を喜ぶこともあるようです。

 

また、生後4ヶ月の頃に私が作った表情の絵本は、当時娘には長かったようで途中で飽きていましたが、7ヶ月の頃に読むと、笑顔のページで一緒ににこにこしたり、だいぶ反応がよくなりました!ちょっと感激。笑

 

結論として、「必ず最初から赤ちゃんが喜ぶ絵本」を選ぶ・作るのは至難の業ですが、どこかのタイミングで喜んでくれるかもしれないので、赤ちゃんの好みがまだよくわからないうちは、親が読んであげたいものを買う・作るのがいいのではないかなと思います。その方が親も楽しく読み聞かせできるので……。

 

 

お試しの絵本は図書館で借りるのがオススメ !気に入ったものがあったら買う、市販ではなかなかない物は作る!

「必ず喜ばれる絵本」はない!というのは理解しても、せっかく買ったのに赤ちゃんが無反応だとやっぱりちょっと落ち込みますよね。それに、気に入ってもらえた絵本だとしても、毎日読むと赤ちゃんも自分も飽きてきたりしますし、1人目の子と2人目の子の興味が違ったら、倍の量の絵本が必要になるかも……と思うと大変です。

 

そこで、

「赤ちゃんの好みを探りたい!」

「赤ちゃんの普段の好みとは違うけど、これ試してみたい!」

という本は、図書館で借りることをオススメします。

 

私は昔から、本には線を引いたり付箋貼ったり、ボロくなるまで読んだりする読み倒し派だったので(扱いが雑というのもありますが)、図書館で借りるという発想があまりありませんでした。

 

でも、子どもが何を喜ぶか全くわからない状態で絵本を購入するのは、お金もかかるし、場所も取るし……ということで悩んでいたところ、知人の保育士さんが図書館で借りることをオススメしてくれました。

 

図書館は、いわゆる児童書のベストセラー、鉄板の絵本などはほぼ確実に置いてありますし、もしもある本が子どもにウケなくても、無料なので財布にも心にも優しいです。

 

また、図書館によるかもしれませんが、最大2週間まで借りられるので、飽きなければ2週間借り続けて、ウケが悪かった本は2週間経たずとも返却して別の絵本を探せばいい。

 

うちは毎回MAXの15冊を借りていますが、絵本用の棚はカラーボックス1段で充分まかなえています。転勤族にとっては、引っ越しの際の荷物が増えないというのはありがたいですよね。

 

実際に図書館で借りた絵本のレビュー・読み方の工夫などを書いた記事もありますので、よかったら参考にしてください(^^)

 

teacere.hatenablog.com

 

 

 

よほど赤ちゃんや自分が気に入った本や、部屋に置いていてインテリア代わりになるようなかわいい物は購入するのもアリだと思います。

 

絵本を自作する場合は、市販では手に入らない内容のものにするのがオススメ。

うちで自作しているのは、

・英語の絵本

(小さな頃から英語に親しんでほしくて。図書館にも一応英語の絵本はありますが数が少ないんです……)

 

・娘の経験に基づく絵本

(夏祭りに行ったら夏祭りの絵本、祖父母の家に行ったら、そこで見た野菜や、祖父母が出てくる絵本、茶道のお稽古に行ったら茶道の絵本など。

娘の経験を知ってる自分でないと描けないものなので、自作する価値アリかなと思っています。)

 

 

まとめ

さて、赤ちゃんに読み聞かせる絵本の選び方を、今回は内容の面から書いてきましたが、ざっくりまとめると、

 

・絵本を選ぶときは、月齢はあまり気にしなくていい。赤ちゃんの反応を見ながら、好みを探るのがよい。

・気に入ったり飽きたりにはブームもある。

・赤ちゃんの好みを探るには、図書館がオススメ!

 

という感じでしょうか。

 

絵本をプレゼントするときのポイントや、図書館で絵本を借りるときに私が意識していることなども、徐々に紹介していきたいと思いますが、今日は長くなったのでこの辺りで……

 

ご精読ありがとうございました&ご協力いただいた保育士さんたちもありがとうございました!(^^)    

 

 

赤ちゃん向け絵本の全力レビュー:7ヶ月編①

こんにちは、伊織です。

 

諸事情で随分と間が開いてしまいましたが、今日も図書館にて借りてきた市販絵本のレビューを書いていこうと思います!

 

今回は7ヶ月の娘への読み聞かせ編。たくさんあるので少しずつ紹介します。

 

※子どもの好みはそれぞれですし、その時あまり好きじゃなかった絵本も月齢が変わると喜ぶようになったりするそうなので、本自体の評価というよりはむしろ内容や読み聞かせ方などを重視して読んでくださいね!

 

今日ご紹介するのはこの4冊です!

※娘のお気に入り度の見方は以下の通りなので、参考にしてください。

★★★★★:声を出して笑う

★★★★☆:にこにこする

★★★☆☆:手を出す、めくろうとするなど興味を持つ

★★☆☆☆:手は出さないが、最後までおとなしく読む

★☆☆☆☆:途中で飽きて逃げてしまう

 

1、『はじめてのこぐまちゃんシリーズ:じどうしゃ』お気に入り度★★☆☆☆ 

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大人が手を広げたくらいの、かなり小さなサイズの絵本。ボードブックにもなっているので、赤ちゃんが自由に触るのに非常に適しています。

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中身はこんな感じで、色々な種類の車がカラフルに紹介されています。

 

ただ書いてあることを読むだけではあまりにも淡々としているので、読み聞かせ時は自分でパトカーや救急車のサイレン、乗用車のエンジン音やクラクションなどを加えてみたんですが、そもそも車に興味がないのか、娘(当時7ヶ月)の反応はいまいちでした……。

 

でも本自体が短く、娘が飽きてよそ事を始めてしまう前に終わるので、もう少し長い絵本やストーリー性のある絵本を読む前後に挟む、CM的な感じで取り入れるとちょうどいいかな?と思いました。本でちらっと見ていれば、町でパトカーなどを見かけた時にも反応するかもしれないし…

 

(ちなみにうちの周りはよくパトカーや救急車がサイレン鳴らしながら通るんですが、読み聞かせしていても、びっくりするほど娘は無反応です…笑)

 

※一応『はじめてのこぐまちゃん』を卒業してから『こぐまちゃん』シリーズを読むといいらしいですが、以前の記事でも紹介しているように娘は4ヶ月頃から『こぐまちゃん』シリーズを楽しんでいました。

 

なので、必ずしも「月齢が小さい子はシンプルな絵本の方がいい!」というわけではないようです。親も興味を持って楽しく読めるものであれば、赤ちゃんも「なんだか楽しい」と感じてくれるのかなーというのが実感です。

 

2、『に~っこり』お気に入り度★★★★☆ 

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表情系の絵本はいつもあんまり反応してくれないからな~と思いながらも、表紙がかわいくてつい借りてしまいました。フタを開けてみれば、娘の反応は非常に良かったです!

 

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中身は、

いちごを食べる→にっこり!

犬と触れ合う→にっこり!

ママがいない→泣く

ママが来た!→にっこり!

という感じで、赤ちゃんが物事に対してうれしかったり、時に悲しかったりを表情で示していきます。

 

読み聞かせの時は、例えば「つぶつぶいちごをもぐもぐ→にっこり」の流れなら、にっこりのページで「おいしいねー!」など、普段娘が食べている時にする声がけを加えたり、他のページも状況に応じて「楽しい」とか「気持ちいい」とか変えて読んでいました。

 

すると、「にっこり」のページで娘もにっこり!まだ動物と触れ合ったことはないものの、ご飯を食べたりぬいぐるみを触ったりした経験はあるので、なんとなく内容を理解してくれたかな?という感じです。

 

絵本に合わせて赤ちゃんがにっこりしてくれたら、「あ!●●ちゃんもにっこりだねー、うれしいねー!」と楽しい気分を盛り上げていくと、親子でにっこりできそうな絵本。シリーズが他にもあるようなので、図書館に並ぶのを狙っていますが、見た目もかわいいし何なら買うのもアリかもと思っています。

 

普段の生活の声掛けをそのまま使うだけで、工夫のハードルも低くて試しやすいので、ぜひ読んでみてほしい1冊です!

 

3、『ふうせんねこ』お気に入り度★★☆☆☆

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昔からある名作ですね。私が小さいころにもよく読んでいた覚えがあります。

 

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内容は、わがままな猫さんが、やらなきゃいけないことを嫌がってぷいっと膨れていき、やがて風船となって飛んで行って帰ってこれなくなるというもの。

 

このシリーズはけっこう「悪い子はこうなっちゃうよ」という戒めのニュアンスが強く、大人が読んでもちょっと怖いような含みのあるラストが、子どもにはかなり効くと思います。

 

ただし、怖さがまだわからない(言葉を話さない)赤ちゃんにはもちろん伝わらないので、今回は戒めというよりは、この独特な絵の感じに触れようくらいな気持ちで借りてきました。

 

読み聞かせでは一応「あ、猫さん散らかしっぱなしだ!いけないねー」などの感想を加えながら、柔らかい感じでダメなことを伝えていきます。あとは風船となって飛んでいくときに「ふわふわふわ~」と効果音をつけたり

 

しかしまあ予想通り娘は特に反応なし。じっと見てはいるので、嫌いではないのでしょうが…。もう少し大きくなったら、また読んであげようと思います。

 

4、『きんぎょがにげた』お気に入り度★★★☆☆

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モダンアートのようなカラフルさと画風が素敵な1冊。

 

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中身もやはりきれいな色使い。内容としては、金魚が水槽を抜け出し、色々なものに隠れているのを見つけていくというものです。

 

似たような色や形がある中から、本物のきんぎょを見分けていくので、認識能力が鍛えられそう。ウォーリーを探せの簡単バージョンという感じです。

 

まだ7ヶ月の娘には自分で金魚を見つけるのは早すぎるので、絵を1つ1つ指差しながら、「これは色も形も全然違うねー」「これは色が似てるけど違うねー」「あ、これが本物だ!」という感じで、何がどう違うのかを軽く説明しながら読んでいます。

 

娘は私が金魚探しをしていることにはたぶん気づいていないですが、絵本をしきりに触ったりめくろうとするので(なぜか最近は物語を遡る向きにめくりたがります)、このはっきりした色使いに興味を持ってくれたのかな?と思います。

 

この本もまた、もう少し大きくなってから試してみたいです!

 

 

今日のところはここまで。

ブログ停滞期間もずっと図書館には通っていたので、6ヶ月の頃の本などもまた遡って載せていけたらと思います。

 

【手作り】ベビーハロウィンinポケモン

一週間ほど北海道の義理実家へ行っていたため、またも久しぶりの更新となってしまいました。。。

 

北海道での色々はまたゆっくり思い起こしながら書くとして、今回は手作りした娘のハロウィン衣装を簡単にご紹介します(^^)

※とは言っても規制前の限られた時間で作ったのでクオリティはお察しですが…

 

今回作った衣装の元ネタは【ミミッキュ】!

ポケモンのサン&ムーンから登場した、ピカチュウのモノマネをしてるポケモン。私が気に入ってぬいぐるみを買ったのですが、娘もお気に入りのようでよくつかんで遊んでいます。

↓本家ミミッキュ(公式サイトより)

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↑家にあるのは色違いミミッキュなので灰色をしています。

 

 

↓そして、これを目指して作った衣装にいそいそと着替え(させられてい)る娘。

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↓↓着替え完了。「ばあっ!!」

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以前布絵本を作ったフェルトがまだけっこう余っていたので、顔部分はそれを使ってお面風に。本当はベレー帽状になっているので被れるんですが、顔が後ろ向きになってしまうというジレンマに陥ったので、お面として使うことに……(笑)

 

ちなみにベレー帽の作り方はこちらを参考にさせていただきました。裁縫苦手で型紙とか作れない大雑把の私でもなんとか作れたくらい、わかりやすいです↓↓

https://comona.jp/fashion/68689/

 

体の部分はさすがに30㎝×30㎝のフェルトでは足りなかったので、布屋さんでそれっぽい色を買ってきました。布の端はひろひろほつれていましたが、ミシンがないので布用接着剤で応急処置。布の大きさが足りなくて体が見えてしまうのは、黄色い服でごまかしているつもり←

 

この他にも、せっかく娘がポケモンになり切っているので、手作りメリーの飾りもポケモンのゴーストタイプのキャラに変えてみました。材料は同じく余り物のフェルト。ゴースト、シャンデラパンプジンサマヨールと、おまけのカボチャや月。

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以前作ってあったメリーの飾りを切って、新しい飾りを糸で結んだだけなので、飾りさえ作れば後はほとんど手間いらずです。今回はフェルトだったので多少飾りに時間がかかりましたが、絵とかにすれば一瞬でメリーの模様替えができます。

teacere.hatenablog.com

 

フェルトなど布を使うと、多少手間はかかりますが安心して触らせてあげられるのはいいところですね。最近は何にでも手を伸ばして触りたがるので、絵本も布で作ってみましたが、開いて近くに置いておけばいつの間にか一人で持ったり引っ張ったりして遊んでくれています(^^)

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布絵本の全貌・作り方のコツはこちらから↓↓

teacere.hatenablog.com

 

今回ハロウィン衣装やら飾りを作りましたが、まだ色によってはフェルトが余っているので、クリスマスやもう少し大きくなってから使う用に、プレゼントを入れる靴下・ママの真似で持つ用のカバン・もう少しレベルの高いバージョンの布絵本でも作ってみようかと思っています(^^)

 

 

とりとめのない記事になりましたが、今日のところはこれで。

 

【赤ちゃん連れ温泉旅行】生後5ヶ月・離乳食初期の2泊3日。食器やオムツ、乾燥対策は?

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先日の記事で少し触れましたが、生後5ヶ月の娘を連れて河口湖へ温泉旅行に行ってきました!

 

離乳食を開始して間もない娘。宿泊を伴う遠出も初めてだったので、持ち物や対策などが足りているか、親もドキドキの2泊3日でした。

 

今回は正解だった持ち物や対策、失敗したことなどを紹介していきたいと思います(^^)

 

本日の目次

 

持って行った離乳食:和光堂の5ヶ月用おかゆ

https://amzn.to/2Bk4BGm

 

普段は手作りの離乳食をメインに与えていますが、いくら冷凍できるとはいえ旅行に持っていくのは洗い物も出るし大変です。ということで、旅行中は市販のものに頼ることにしました。

 

5ヶ月用の市販離乳食というのがそもそも少ないんですが、色々吟味した結果、旅行用はこれにしました!キューピーのガラス瓶入りの5ヶ月用おかゆもありましたが、そちらは昆布だけでなく鰹だしも入っていて、赤身の魚である鰹は初期は避けた方がいいと健診の時に栄養士さんに言われたので、念のため鰹だしを使っていないものを探した結果、和光堂のものになりました。

 

こちらは粉末のスティックが入っていて、それをお湯で溶かして与えるタイプ。旅館やホテルなら部屋に湯沸かしポットがだいたいついていますし、瓶と違って軽くて破損の心配もないので、身軽に旅行するにはぴったりです!!

 

味は、大人からすると「やっぱり手作りのおかゆの方がおいしい」と思うんですが、娘はけっこうこの味は好きみたいでバクバク食べます。超初期なのに。

 

非常用としてストックするなら本来レトルトパウチタイプの離乳食が便利らしいですが(お湯がなくても食べられるため)、残念ながら5ヶ月用のレトルトはありませんでした。瓶も重くなるので避難には向かないなあということで、7ヶ月用のレトルトパウチが食べられるようになるまではとりあえずこの粉タイプを3つほど確保することにしました。

 

旅行用・非常用に!離乳食食器セット

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旅行だけでなく非常用にも使えるなと思って今回用意したのがこの【紙コップ・コンビニでもらえるデザートスプーン・チャック付き袋】の3点セット。これを必要な食事の回数分持っていきます。今回はまだ1回食なので、2日分で2セット。

 

食器は普段なら毎回洗って消毒液につけていますが、旅行先に消毒セットやかさばる食器を持っていくのは大変。洗ったり付け込んだりする時間や場所がないかもしれません。

 

そういうわけで、使い捨てにできるように器としての紙コップを買い、スプーンは大きさがちょうどいいので、コンビニやスーパーでもらえるデザートスプーンを使わずにとっておきました。鞄の中でほこりなどが入ると嫌なので、チャック付き袋に入れた上でさらに別の袋に入れて持っていきました。

 

これなら軽いし、たくさん持って行ってもかさばらないので、短期の旅行はもちろん、非常用にも便利です!ということで早速うちの非常用ベビーセットの中にも入れておきました。

 

移動中や汚せない場所でのオムツはテープ式が便利!シートは多めに。

3ヶ月頃からうちではメリーズのMサイズのテープタイプオムツを使っています。しかし、最近娘はかなり寝返りが上手になったので、オムツ交換の短い時間でもすぐに転がってしまったり、足もたくさん動かすのでテープが外れそうになってしまったりとやりたい放題。

 

そこでそろそろパンツ型オムツに変えようと思って買ってきて、ちょうど移行期間に当たる現在。まだパンツ型に慣れていないため、何か問題が起こるといけないと思って一応6個ほどテープ型も余分に持って行っていました。

 

そしてこれが正解でした。パンツ型はどうしても古いオムツを破って抜き去る時に一瞬オムツがない状態ができてしまうので、急いで交換してもそのわずかな隙を突いて娘が催してしまった時には甚大な被害が出ます。

 

今回の旅行中も、使い捨てオムツ替えシートを敷いていたからなんとかなったものの、2回連続おもらしのせいで大量にシートが消費される事態と相成り、あわやシートが足りなくなるところでした……。

 

ここで得た教訓は、絶対汚してはいけない場所でオムツを替える必要がある時は、テープタイプを持っていくことと、パンツタイプを使うなら使い捨てオムツ替えシートはかなり多めに持って行った方がいいということです。うちはパンツタイプを始めてすぐの旅行だったので、おもらし対策が不十分でした。 

 

うちは自宅でもオムツ替えシートは使い捨ての紙のものを使用しています。使い捨てとは言っても汚れなければ何回か使えるし、布製のものはかわいいけど汚すたびに洗うのが大変なので……。西松屋のこの使い捨てシート、非常に便利なので他の店にもあるかと思って探し回りましたが意外に薬局にもスーパーにも、類似品すら売ってなかったです。うちは近くに西松屋がないため、アマゾンで購入しています↓↓

https://amzn.to/2oH8Nxn

 

お風呂セットも忘れずに!ソープは大人用でも代用可能

赤ちゃんを連れての外出となると、服やオムツなどは絶対忘れないと思いますが、忘れがちなのがお風呂関係のもの。日帰りのお出掛けでは基本的に必要ないものばかりですが、宿泊を伴う時には忘れないようにしましょう!

 

<お風呂セット>

・ガーゼ

・ベビーソープ

・入浴後の保湿ローション

・耳掃除用の綿棒

・パジャマ 

 

かく言う私は、ベビーソープだけ完全に失念していました。試供品の使い切りパックをいくつか取っておけばよかった……と思いましたが後の祭り。仕方なく旅館のシャンプー・ボディーソープを薄めにして使い、丁寧に流しました。顔はさすがに怖かったので、お湯とガーゼだけで念入りに洗うことにしました。

 

結果としては、特に肌トラブルは起こりませんでした。大人用でも代用できることはわかりましたが、やはりベビー用の方が水っぽくて流れやすい感じがしますね。

 

今回は娘にとって初の温泉旅行ということで、赤ちゃんOKの貸し切り風呂を2日間とも予約しました。貸し切りでない温泉の方も入っていいと言われましたが、大きなお風呂が怖かったのか、貸し切り風呂ですら娘は最初ギャンギャン泣いてしまったので、やはり周りの目を考えると貸し切りだけの方がいいなと思いました。2日目にはだいぶ慣れたようですが……

 

可能であれば、赤ちゃんをお風呂に連れて行く前に親が交代で体を洗った状態にしておき、貸し切り風呂では赤ちゃんを洗うことに専念できるようにしておくと、赤ちゃんを待たせずに済みます(^^)今回はおじいちゃん・おばあちゃんが同行していたので、私と旦那が先に普通の温泉に入っている間、2人に預かってもらえました。

 

部屋の乾燥は大敵。加湿器以外の乾燥対策はこれ!

旅館もホテルもだいたい空調が効いていますが、必ずと言っていいほど乾燥しがちです。乾燥していると赤ちゃんものどが渇いたり、風邪をひきやすくなってしまうので、対策が必要です。加湿器を貸し出してくれるところもありますが、冬場なんかは特にみんなが借りるため、品切れ状態になっていることも珍しくありません。

 

そんな時には、

・部屋についている浴槽に水を薄く張ったままにする

・部屋についている洗面所に水を少し溜めたままにする

というのがメジャーな対策。水が蒸発することで、少し湿度を上げられます。水ではなくお湯を張った方がより効果的です。

 

しかしこれらの方法は少し時間がかかったり、自分たちが寝ている部屋から浴槽や洗面所が遠いとなかなか湿度がベッドの方まで回ってこなかったりすることもあり得ます。対策を忘れていてだいぶ乾燥してしまったから、一刻も早く湿度を上げたいのに……という時には困りますよね。

 

そんな時にオススメの方法は、

・濡らしたタオルをベッド近くに干す

・備え付けの湯沸かしポットを、ふたを開けた状態でしばらく沸騰させる

です!

 

これらはどちらも場所を自分である程度いじることができるので、ピンポイントで加湿できるのがポイント。タオルはあまり濡らしすぎると干しているところから水滴が垂れて、床を傷めてしまったり、下手をすると下の階にまで水が漏れることがあるので、お風呂の後で使い終わったバスタオルを干しておくのがちょうどいいと思います。 

 

湯沸かしポットはふたが開いたまま沸騰させればみるみる蒸気が立ちます。ただし、本来の使い方とは異なるので注意が必要です。お湯をポットの上の方まで入れすぎて溢れさせないようにすること、ふたを開いて沸騰させたまま寝たり外出したりしないこと。5分程度沸騰させるだけでだいぶ部屋は潤うはずなので、その間は問題が起こらないように近くで見張りましょう。

 

まとめ

以上が、この旅行を通して学んだ生後5ヶ月の赤ちゃん連れ旅行の注意点です!来週は旦那の実家に一週間ほど帰省するので、さらに長期の外泊になります。旅行でも帰省でも、こんなことに注意した方がいいよ!というのがありましたら、よかったらコメントで教えてくださいm( .  .)m

図書館には英語の絵本も!赤ちゃん向け絵本の全力レビュー②

前に図書館で借りてきた絵本のレビューが途中だったので、今回はその続きを書いていきたいと思います。

 

借りてきたのはこの9冊。

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今回ご紹介する絵本はこちらの5冊です↓↓

 

前回紹介した絵本については、前回の記事をご覧ください!↓↓ 

teacere.hatenablog.com

 

1、『くっついた』娘のお気に入り度★★☆☆☆

動物たちが手を伸ばしたり口をつけたりして、お互いにくっつくというもの。最後は赤ちゃんとお母さん・お父さんがほっぺでくっつきます。

 

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読みながらマネして自分も赤ちゃんにくっついたりすることで赤ちゃんが喜ぶ……はずなんですが、うちの娘の反応はいまひとつ(;・∀・)笑

 

まあ絵本を読む前からしょっちゅうくっついてたので、今更な感じはあるのかもしれません(くっつかれるのが嫌という選択肢は除外)。ページをめくろうとしたりなど、多少興味は持っていたのでお気に入り度は微妙な2。

 

2、『あがりめ さがりめ』★☆☆☆☆


これは私の選択ミスの部分が大きいんですが、まだ1人でおすわりできない赤ちゃんには早すぎた感がありました。

 

というのも、これは上がり目(つり目)、下がり目(たれ目)という言葉を音程に合わせて自分の顔で作ったり、赤ちゃんもマネしたりして楽しむもの。読み聞かせの絵本というよりは、リズム遊び・歌遊び的な要素が強い絵本です。

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しっかり支えてないと座れない娘に、絵を見せながら手を使ってつり目やたれ目を作るのは至難の業。絵と歌だけでいけるかと思って挑戦しましたが、まだそこまで顔の部品の変化が細かくわからないのか、似た音の繰り返しにすぐに飽きてしまいました。ページすらめくりません。

 

でも、にゃんことかパンダとかの動物を知ったり、自分で歌えるくらいにまで成長してからこれを読んだら、きっと楽しいと思います!ということで、これはまた大きくなってから借りる絵本候補1位となりました。現時点でのお気に入り度は残念ながら1です。

 

3、『すいぞくかん だいすき』娘のお気に入り度★★★★★

※アマゾンでも楽天でも買えなかったので、リンクは貼っていません。。

 

ミッフィー仕掛け絵本シリーズの1冊。パパとママと3人で水族館に来たミッフィーが、色々な魚・動物たちを見ていくお話で、隠れているのをめくったり、ページを伸ばしたりとシンプルな仕掛けが満載。色使いもコントラストがはっきりしていてかわいいです。

 

さすがに5ヶ月の娘ではまだ自分から仕掛けを発見して遊ぶのは無理ですが、けっこう早くから子どもが一人でもめくって遊べそうだなという作り。実際に、仕掛け部分をめくったりしていると、最近ページめくりにハマっている娘はそちらにも時々手を伸ばし、自分でもいじることがあります。

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絵本の素材自体は厚紙程度の紙なので、あまり赤ちゃんが手加減なしに触ると折れたり破れたりしそうなのは難点(実際図書館で借りてきた本はけっこうボロボロでした)。そこを考えると、やはり月齢の小さな赤ちゃんが仕掛けを楽しむなら、壊れる心配のない布絵本が便利かなと思います。

※手作り布絵本の記事はこちら↓↓

teacere.hatenablog.com

 

ちなみにこの絵本の中で、娘の一番お気に入りの箇所は写真のところで、観音開きになった全体に魚がたくさん現れるページ。観音開き状態で赤ちゃんの顔を取り囲むようにすることで、360度水槽のように魚に囲まれる感じを赤ちゃんにも体験させてあげられます。カラフルな魚に囲まれたのが楽しかったのか、ここではキャーイと声を上げて喜んでいました!!ということでお気に入り度は5とします(^^)

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4、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』娘のお気に入り度★★☆☆☆

こちらは英語の絵本。絵は『はらぺこあおむし』と同じエリック・カールさんが描いていて、カラフルな動物たちが目を引きます。話自体はBrown bear, brown bear, what, do you see?ーーーI see a yellow duck, looking at me.というフレーズが繰り返されるだけですが、クマが鳥を見て、鳥があひるを見て……とどんどん世界がつながっていき、それを通して色や生き物の名前を自然に覚えていけます。

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もう1つおもしろいなと思ったのは、英語の発音のリズムに慣れることができるということ。コテコテの日本語発音でこれを読むと、ただの繰り返しばかりで退屈な絵本になりそうですが、リズム遊びだと思って7拍ですべて読んでいくとなかなか楽しい感じになります。わかりやすい説明が難しいですが、こんな感じのリズムで読みます↓↓

 

タン   タン  タン タン  タン タン タン

Brown bear brown bear, what doyou see?

I         seea  red     bird  looking  at     me. 

 

doとyou、seeとaは速く読むことで1つの塊(音節)としてしまうと自然なリズムになります。

 

外国語を話す時は細かい発音(THの音とかFやVで唇を噛むとか)以上に、その言語のリズムが大事だと言います。リズムが英語らしくないと、頑張って丁寧に発音していてもネイティブには伝わらず、逆に発音が多少アレでも、それっぽい抑揚で話すだけでかなり通じるようになるということです。この絵本はその練習にはちょうどいいなと思います。

 

5、『If You Give A Mouse A Cookie』娘のお気に入り度★★☆☆☆

こちらは完全に物語仕立てです。ネズミにクッキーをあげたら、ネズミが牛乳を欲しがったり、口をふくナプキンを欲しがったり、どんどん要求が増えていくお話。笑

絵がコミカルな上に、内容も少しウケを狙いに来ている感があり、大人でも読んでいてクスッと笑ってしまいます。

 

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Brown Bear同様、似たようなフレーズがたくさん繰り返されるのと、話自体が少し長いので、読み方を相当工夫しないと赤ちゃんが飽きやすいかなと思います。ただ、この本では何かを欲しがるネズミのセリフとして、「~してほしがる」「~するだろう」などの言葉の色々な言い方を英語で学ぶことができるのがいいところ。

 

もう少し自分が色々な食べ物を食べたり、言葉を話したりようになってから読んだらおもしろがるだろうなという感じなので、これも後からまた借りたい絵本のリスト入り。現段階でのお気に入り度は2とします。

 

まとめ

これで、今回借りてきた9冊全てのレビューは終了です!そろそろ返却期限になるので図書館に返しに行くわけですが、もうすぐ帰省で1週間ほど家を開けるので、次の絵本を借りるのは少し我慢。

 

また来月になって新しい絵本を借りたら、レビューをしていこうと思います!

 

 

絵本・英語教育などの関連記事↓↓

teacere.hatenablog.com

 

【手作り】赤ちゃんが触っても舐めても平気!赤ちゃんがハマる布絵本を作る時のコツ【追記あり】

※娘が4ヶ月の頃に書いた記事ですが、当時作った布絵本に、現在8ヶ月の娘がドはまりしてくれているので、どんな反応か追記しておきます!

 

お久しぶりです伊織です。

 

今日まで2泊3日で山梨県へ、リニア試乗の旅に出ていた&旅行のために布絵本を急ピッチで製作していたので、ずいぶん間が開いての投稿になってしまいました。

 

出来上がったのがこちらです。私はもともと裁縫がかなり苦手なんですが、そういう人でも作りやすい&目的に合った布絵本として、いくつか作り方のコツもご紹介します(^^)縫い目が雑!とかそういうことは気にしないでください(笑)

 

本日の目次

 

今回作った布絵本

【表紙:しましま模様や交差など、赤ちゃんの注意を引きやすいシンプルな模様で。中は季節がテーマです】

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【春:お花が咲いたり卵が産まれたり】

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【開くとキレイな蝶々の羽や、卵の中からひよこが出てきます】

追記⇒5ヶ月頃から、卵をめくった瞬間に「ピヨピヨピヨ…」とひよこの鳴きまねをしてあげると、にこーっと笑うようになりました!鳴き声もいつも同じじゃなく、低い声にしたり、長くしたり、色々パターンを作ると飽きずに笑ってくれます。

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【夏:スイカと海の中】

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【スイカは分厚いのでスナップボタンで留めてあります】

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【海藻をどかすとお魚、貝が開くと真珠風のボタンが出てきます】

追記⇒6ヶ月頃から、自分でスイカ・海藻・貝をめくれるようになりました!魚の縞々をカリカリ引っかいたり、真珠代わりのボタンを指でつまんだり、ビロビロしている海藻を引っ張ったり、自分で勝手に遊んでくれています。

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【秋:果物の収穫とお月見】

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【果物のスナップボタンを外すと、かごの中に入れられます】

追記⇒6ヶ月頃から、果物のスナップを娘が上手に外せるようになりました!!お気に入りはブドウのようで、プチンとちぎっては、キャッキャッと笑って見せてきます。かごに入れるのはまだできませんが、逆にかごに果物を入れておくと、上手に取り出します!

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【綿で作ったモクモク雲をどかすと、月が出てきます】

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【冬:クリスマスプレゼントとこたつに入る家族】

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【靴下からはクリスマスプレゼントを取り出せます】

追記⇒これも娘が大好き!7ヶ月頃から、プレゼントが靴下に入っているのを見ると、多少遠くからでもすごい勢いで、笑いながらずりばいで取りに来ます!!(ちょっと狂気を感じます)プレゼントを取るとやはり満面の笑み。何度でも楽しめます。

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【こたつ布団をめくると猫さん。しっぽは絵本から飛び出している&くるくるしているので、赤ちゃんの手に引っかかって握りやすくなっています】

追記⇒しっぽのくるくるは、作った当初の4ヶ月頃からもう触って遊んでいました。めくるのを楽しむようになったのは6ヶ月頃からで、布団をめくったときに「にゃー」と鳴き声を出してあげると、楽しいのか自分で閉じてめくってを何回か繰り返します。

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【裏表紙:手作り絵本と連携して、まる・さんかく・しかくを意識した家。ドアはめくれます】

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※手作り絵本の『まる さんかく しかく』はこれです↓↓

 

teacere.hatenablog.com

 

【分厚さ:ぎゅっとすれば1㎝くらい。これもスナップで留めています】

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【使っていないときは、汚れやほこりがつかないように何かの付録でもらえた母子手帳ケースに入れるとピッタリサイズ!同じく口に入れる系である歯固めも一緒に入れています】

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娘の反応:けっこうにぎにぎしてくれる!

実際娘に与えてみると、けっこう遊んでくれました。

まだ仕掛けの部分に自分から気づいて遊ぶことはできないですが、ページをめくるのは自発的にやりますし、飛び出ている猫のしっぽをつかんだり、本を自分で持とうとしたり。仕掛けの部分も、ぴらぴらさせてあげると少し興味がわくようで、しばらくそこを握ったり舐めたりしています。

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↑しっぽと裏表紙の家のドアをにぎにぎするのがお気に入り。 

 

周りを気にしなくていいシチュエーションでは、仕掛けに合わせて効果音やお話をつけることで、読み聞かせ(?)にも使ったり。何か登場人物としての人形を1つ作れば、さらにお話の幅も広がりそうなので、何の人形にするか検討中です。


なぜ布絵本?~シンプル布絵本のいいところ~

①汚れや傷みを気にしなくていい!!

絵本の記事でも書いているように、現在5ヶ月の娘はけっこう絵本の読み聞かせが好きなようです。最近では自分で絵本をめくることも多く、だいぶ手先が器用になってきたなあとうれしく思うと同時に、紙の絵本だと(特に図書館のものなど)ページを折ったり破ったりしてしまわないかヒヤヒヤしながら見守っています

 

実際に敗れたり折れたりした痕跡を残す絵本も図書館には多いので、「破ってしまった」とか「破りそうで怖い」というパパさんママさんは多いんじゃないでしょうか。しかし、せっかく興味を持っているのだから、好きなだけページをめくらせてあげたい。なんなら舐めたり握ったりしても平気なものがいいですよね。そういう点で、傷つかないし汚れても洗える布絵本は最強です!!

 

②音が鳴らないので公共の場でも遊ばせられる

なにかストーリーをつけて読み聞かせのようにすることもできますが、ちょっと工夫をするだけで立派なおもちゃとして遊べるのも布絵本のいいところ(^^)市販のもので、触るとカシャカシャ音が鳴るものなどもありますが、小さな音でも気になる人は気になると思うので、今回は無音で遊べるものを作りました

 

③子供の五感を刺激!精神的にも◎

紙の絵本だと基本的に舐めたり握ったり投げたりすると色々問題がでてきます。ところが、洗える布絵本なら何をしてもOKなので、赤ちゃんがその時ハマっていること(舐める、握る、投げる、ひっかく、めくるなど)を存分に楽しめます!「汚さないかな…」など親の変な緊張が子どもに伝わったり、赤ちゃんから取り上げたりしてしまうこともないので、親子共にリラックスして遊べます。

 

布絵本の作り方のコツ

①フェルトは固めの生地が使いやすい

一口にフェルトと言っても、ふわふわのものから固めのものまで、手触りは様々です。柔らかいものは確かに手触りはいいのですが、毛が抜けやすくて赤ちゃんの口に入ってしまいそうですし、持つとふにゃふにゃなので、工夫を凝らす時には少し難しいかなと思います。

 

今回使ったのはこれです↓↓どれくらいの量の生地を使うかわからなかったのと、また成長に合わせて別の布絵本も作ってあげたかったので、大きめ&枚数も多い物にしました。ちなみに今回の絵本の大きさは、15㎝×15㎝。この30㎝×30㎝のフェルトを4ツ折りにした時にできる線をそのまま切るだけでいいので、赤ちゃんの視野・持ちやすい大きさ・長さを測ったりする手間省きの意味でも、使い勝手がよかったです。

【楽MoMo カラーフェルト 1.0mm 40色 40枚 30cm x 30cm】


  https://amzn.to/2IZGktr

 この量を買えば、布絵本なら3冊くらいできそう。でも連続で布絵本を作るのも大変なので、娘のハロウィンの衣装やサンタの帽子、クリスマスプレゼントを入れる用の靴下、メリーの飾りを作るのにも使おうと思っています(^^)

 

②布用接着剤も便利

すべて手縫いするのはしんどい!という人には布用の接着剤もオススメ。あまり曲げない部分ならこれだけでも充分にくっつきます。仮止めの代わりに一旦接着剤でつけておいて、場所を固定してから縫うのも楽です。今回使ったのはこちら↓↓

【コニシ ボンド 裁ほう上手 45g #05371】

https://amzn.to/2BhSZ6N

ただし赤ちゃんの口に入りやすそうな部分や、赤ちゃんが引っ張ったり曲げたりしやすい仕掛けの部分は、針と糸で仕上げた方が衛生的にも強度的にも安心です。

  

③色使いはコントラストを重視

赤ちゃんは視力が悪いこともあり、派手な配色の方が好きなようです。今回は季節をテーマにしたので、ある程度季節に合った背景色を使っていますが、見開きのときに隣同士がはっきり違う色、また絵柄の部分が際立つ背景になるようにしています。

 

④ギミックは月齢・個性に合わせて

おもちゃとして遊ぶには、ただの絵本ではなくちょっとした仕掛けが必要。かといって複雑すぎる仕掛けだと、月齢の小さな子には難しすぎてつまらなくなってしまいます。月齢やその子の個性によってやりたいことは違うと思うので、ご自身のお子さんがどんなことをするのが好きか、どんなことをやろうとしているかなどを見ながら仕掛けを作るといいかなと思います。

 

先にも書きましたが娘は握ったりめくったりにハマっているので、今回の絵本はめくり要素を多くしました。あとは「こんなこともできるんだよ」という紹介程度で、スナップボタンの仕掛けを少々。この部分は今はまだ難しいので、私が取って果物を食べる&食べさせるマネをしたり、絵本内のかごに入れたりしています。

 

今回はまだ早いなと思って使いませんでしたが、この他にも、

 

1、スナップではない普通のボタンを使って、つけ外しの練習ができるようにする

2、マジックテープを使って着せ替え人形のようにする

3、ホックを使って引っ掛けられるようにする

4、ひも状の部分を作って結べるようにする

 

など、仕掛けの作り方は色々あると思います!もう少し娘が大きくなったら、こういうのも遊べると思うので、育休で時間のあるうちに作っておきたいと思います(^^)

 

 

さて、今回は布絵本とその作り方のコツの紹介をしてきましたが、少しでも紙絵本のジレンマに悩んでいるパパママの参考になれば幸いです。

 

デザインや仕掛けを考えるところで時間がかかりましたが、実際にやることは単純な作業ばかり。赤ちゃんが寝ている時の隙間時間でも作れます。完璧を目指すとしんどいですが、赤ちゃんは縫い目の粗さなんて気にしません。安全性だけ気にして、細かいことは気にせずにやっていれば、裁縫嫌いな私でも楽しく作ることができたので、よかったら是非一度作ってみてください!(/・ω・)/

 

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